第5話 3年生
よろしくお願いします。
俺は8歳になり、3年生になった。姉とは別々の学校になり、アイムはずっと元気がなかった。
フレークとは仲が良く、口癖で将来はフレークのお嫁さんになるとか言ってたし。
今の学校でできた友人はいるがそこまで親しくはない。
こうして孤独な学校生活を迎えた。
3年からは使用できる武器の種類が増えたが俺は変わらずこん棒のまま。
前期の期末は先生が止めたことによるTKO負けで試合に負けてしまい序列739位まで低下した。
怪我は擦り傷程度であったので保健室に行ってその日は安静にした。
今度の長期休暇は実家に帰らず学園に留まることにした。色々と試したいことがあるためである。
ウノー
戦闘力 F+(E+)
気力 F+
魔力 F+
術力 F
アクティブスキル
火炎魔法 F
パッシブスキル
魔族の神の加護 F+
異世界の創造神の加護 A+(運の良さを上方補正、補正量はランダム、一定確率でラッキーパンチを自動発動。)
※この世界のスカウターの測定は異世界の加護の検出ができないのでスカウター測定での戦闘力は低く表示されます
結構まじめに学園生活し、体も成長しているがまるで伸びてないこのステータスとしょぼいこん棒術では限界が見えていたのであることを試してみた。
なんでも、加護が高い場合、加護を意識してその神に祈ると加護を与えた神が反応することがあるらしい。
俺の場合、異世界の創造神に祈ればいけるのか?しかし、異世界とは・・・。学校で調べてみてもよく分からなかったぞ。
そして俺は部屋で祈った。閉じた目を開けると部屋にいたはずの俺は別の空間に行ったみたいな感じになった。
そこで異世界の創造神に会った。
その神と話すると、こいつが俺を転生させた張本人だが、色々あって別の創造神のところで転生することになった、と。
少しキれそうになったが創造神は俺の悩みの解決をその詫びとして今回は俺に修行場所を斡旋してくれるらしい。
この創造神が創った世界の一つのとある島で武術の達人が住んでいてその人が鍛えてくれる、と。
その場所に向かう直前、その神に言われた。あと2回は祈りで会えるようにはする。それ以降は自力で頑張ってくれっと。
あれから1週間。俺はサバイバル最終日。あれからそこに住む仙人のカセンという奴に会い、軽く組手という名の暴行をやられた後、武器を準備するからその間この島で一人で頑張ってと置き去りにされた。
この島で生活しながら怪物退治する事1週間、仙人が戻ってきた。持ってきた武器は杖、正確に言うと杖型の銃、銃杖であった。
仕組みは杖内の核に魔力を込めて銃弾を打つようにすると魔法弾が発射される。俺の場合、火炎弾になり、銃内で圧縮する分、威力と貫通力が上がるらしい。
俺はこの銃杖の練習、火炎魔法の練習、気力と魔力の制御の鍛錬を仙人と共に行い、日々の鍛錬方法もこの仙人から授かり、あっという間に約束の1ヶ月の期間が来た。
気付くと俺は部屋にいた。日付を見ると4月末日、夜であった。
その時のステータスはこんな感じ。
ウノー
戦闘力 F+(E+)
気力 F+
魔力 E
術力 F+
アクティブスキル
火炎魔法 F+
銃杖術 F
銃杖召喚(どこに銃杖があっても手元に召喚可能)
パッシブスキル
魔族の神の加護 F+
異世界の創造神の加護 A+(運の良さを上方補正、補正量はランダム、一定確率でラッキーパンチを自動発動。)
※この世界のスカウターの測定は異世界の加護の検出ができないのでスカウター測定での戦闘力は低く表示されます。
2年以上の学校生活より成果が出てる気がするが気にしないでおこう。
さて、明日から中期が始まる。今日は寝よう。
その後、授業にも何とかついていき、仙人の鍛錬法も合間にやり、銃杖の訓練もやりながら日々が過ぎていった。
なお、銃杖はランキング戦で使用可、中期と後期の期末のランキング戦も連勝し序列698位となった。
とても運が良かったのでいいことが起こったかも!?
次回も投稿予定。