第4話 2年生
よろしくお願いします。
今回は短めです。
7歳になり、そして2年生になった。
部屋は11階の部屋になった。
1000名いた同期も100人減り900人に。
戦闘学についてこれなっか者、長期休暇で帰省してから学校に来れなくなった者、座学の試験で赤点になって長期休暇も学校で追試を受けたが不合格のままになり退学処分になった者など。
一番多かったのは一部の5組の者の強制退学であった。
2年生は5組のみ100人程、あとの組は200人ずつの編成で始動した。
座学も少しずつ難しくなってきているのと戦闘学は順番で武器を使用したマンツーマン指導、格闘術の指導を受け、それ以外は重りを背負ってランニングとか逆立ちとかしていた。
ランキング戦は期末のみうけるようにして、何とか勝利を拾って前期は4組、序列713位となった。
中期は志願制(1組のみ全員強制)で期末のランキング戦は他のアカデミー生との交流戦があったが4組の俺には縁がなかったので不参加、校内のランキング戦に参加した。
結果は決定打がなく時間切れ。引き分けとなった。4組のままだが序列は714位となった。
アイムとフレークは交流戦に志願したため他校に遠征していた。交流戦前の時点でアイムとフレークは同じ3組でアイムは序列430位、フレークは序列419位であった。
アイムは1年前と比べて連戦連勝による大幅昇格、フレークは負けと引き分けが続き降格していた。
そんな二人の交流戦、アイムはムーア第45アカデミーに、フレークはイリヤ第3アカデミーに向かった。
アイムは敗北、負傷したが軽傷で遠征から直接帰省した。帰省先でアイムから直接話を聞いたのでわかったが、長期休暇が始まってもフレークは帰省せず、動向もよく分からなかった。
後にフレークの親戚に話を聞いたがフレークは向こうのランキング戦の途中で事故のため鬼籍に入る事になった。
魔族は全員ではないが戦闘するのが好きな者の割合が多く、強き者を敬う文化が根付いている。
そのため国単位で戦争状態でなくても治安がそこまでよくない町が多く、襲撃を受けるなどは割と日常。
また学校内の訓練で子供の戦闘訓練などでの事故などは割とある事。
前世の地球の戦場や紛争地ほど酷くはないが南アフリカ位の治安じゃないかな、シランケド。
日本ほど治安がいいってわけではないので日本人にはよく理解できないかも。
あと魔族には人間みたいに葬式したりする文化などなかった。
王族や貴族以外の一般人は合同葬で直葬(火葬→土葬、ゾンビ化を防ぐために火葬する)。
もちろん、悲しみが0というわけではないが。
そしてさらに日が進み、後期に入った。フレークの事があったがそれでも学校はいつもと変わらずであった。
変わり映えのしない学校生活も気付けば期末のランキング戦の時期に。
俺は決定打がなく引き分けとなり序列715位、アイムは結局469位となった。
なお、姉クレアは鬼門である4年生から5年生への昇格を無事に果たした。4年生の最終の段階での姉の序列は6位であった。実力はDランカー、その実力を買われ秀才ぞろいといわれるイリヤ第1アカデミーからスカウトが来たのでそちらに進学することになった。
今回は今までの中で悪い運ですがそれでもまずまずレベルな運です。
次回は5月10日投稿予定。
それ以降は土曜日に投稿予定。