第13話 8年生、学業と就職活動
皆様お久しぶりです。
投稿再開します。よろしくお願いします。
1月、俺は13歳になった。そして8年生になった。
最初の1ヶ月は授業の登録が終わってから1週間は生徒会の引継ぎのためイリヤ第4にいた。
その後はムーア第6の商学部傭兵科の生徒として活動するのであった。
①休み(下級生のキャラバン演習のサポートまたは就職活動)
②休み(同上)
③休み(同上)
④午前:実戦魔法学1・2 午後:実戦魔法演習1・2
⑤午前:基本武器防具学1・2、応用武器防具学 午後:休み
⑥午前:上級戦闘学1・2 午後:連携戦闘学1・2
⑦午前:就職活動対策概要(ES、履歴書、簡易試験、GD、面接など) 午後:OBOG会
1は前期(1~5月)、2は後期(6~11月)。
⑦の午前と午後は最初の1ヶ月は参加必須だが内定を得て、就職先が決まれば参加しなくてもいいとの事。
卒業に必要な単位数を確保するため最大限登録。この8年生が一番机に向き合ってる時間が多いかも。
休みの日はゆっくり休む事は少なく就職活動をしております。
月1~2回程度気晴らしに1泊2日のキャラバン演習のサポートに同行してます。
演習内容自体はそこまでハードではないけど暴走する奴らがいるのでそ奴らに××しているので問題はありません。
(命を失うことに比べれば数日間保健室送りにする位は問題なし。)
さて、再入学したのでまたまた健康診断と能力測定をしました。
(能力測定はメタルドラゴンもしました。)
ウノー
戦闘力 D(D+)
気力 E+
魔力 D+
術力 D
アクティブスキル
火炎魔法 D
真空魔法 E+
暗黒魔法 E+
爆裂魔法 E
探知魔法 E+
銃杖術 D
銃杖召喚(どこに銃杖があっても手元に召喚可能)
召喚獣(メタルドラゴン、戦闘力D)
パッシブスキル
自己再生、回復 E
魔族の神の加護 E+
創造神の加護 D(召喚獣メタルドラゴンの戦闘力とこの加護の強さは相互作用。)
異世界の創造神の加護 A+(運の良さを上方補正、補正量はランダム、一定確率でラッキーパンチを自動発動。)
※この世界のスカウターの測定は異世界の加護の検出ができないのでスカウター測定での戦闘力は低く表示されます。
ウノーの召喚獣メタドラ(メタルドラゴン)
戦闘力 D
気力 D
魔力 D
術力 D+
アクティブスキル
暗黒魔法 E
爆裂魔法 E+
飛翔 D
パッシブスキル
自己再生、回復 D(非召喚時はD+)
※加護は主のウノーの影響を受けます。
就職活動だが、俺の場合は公務員系(いずれかの将軍または国王に仕える)、商社系(大手から中小まで)を中心に希望していた。
商社の中でも狩猟採取を重視している商社を目指している。(生産技術や商業に関する魔法と知識はそこまで得意じゃないので戦闘ができる商社へ。)
公務員系は元の世界でいうキャリア官僚(エリート、上級国民)は到底無理(コネ、戦闘学部の司令科の上位成績者などが目指す)所。
下っ端の公務員もいるが戦闘学部の学生が多く採用され、商学部の学生の場合目指すのは財務系、経済系の公務員を目指すが戦闘力が高い者より
商業科と会計科の成績上位者が多く目指しているので傭兵科の俺では太刀打ちはできない。
最も、就職活動の前段階で就職対策概要、OBOG会を参考にするのは勿論、家族や友人にも聞いたりした。
父と母は思うようにやってみるようにと特に反対はされなかった。クレア姉さんは10年生で既に公務員(キャリア官僚)でイマドー将軍傘下の書記官(研修中)
で在籍しながら活動していた。集落1の出世頭であった。その姉は第1志望の所ではなかったが公務員志望であった経緯から悔いのない就職活動をしたほうがいいと
色々アドバイスをもらった。弟はむしろアドバイスが欲しいと言っていた。今はイリア第2の魔法学部の5年生で将来は魔法の研究に関与したいと言っていた。
友人は、幼馴染のアイムは防具製作の道に進むらしい。今はムーア第45の魔法学部武器防具科の8年生。
去年まで同じ生徒会にいたシゴージは将来はパンス将軍の軍部に所属することを目標に、今は元々在籍していたイリヤ第1の軍学部軍学科の8年生。
イツッゴは実家の家業である城下町ミランゴの飲食店を継ぐ予定。現在はイリヤ第4の商学部商業科の8年生。
ターザワは財務系の公務員を目指している。現在はイリヤ第2の商学部会計科の8年生。
ツオータは宿屋の経営を目指すべく既に起業していた。現在はイリヤ第4の商学部国際科の8年生。
就職活動の方向性は決まった。
俺が志望する就職先に関する就職活動の主な流れはこんな感じ。
①エントリー(ES、履歴書の提出)
②ペーパーテスト、GD
③近郊の探索orキャンプ場で1泊or試験官との戦闘(実戦含む)
④1次面接
⑤最終面接(1次面接と兼用する企業が多い)
いくつかの企業にエントリーをしたのが始まりでどんどん就職活動を進めていった。
既に4月になった。
今現在の結果は
内定 1件
④~⑤が終わり結果待ち 2件
②~③が終わり結果待ち 2件
①の段階 4件
今後の就職活動だがエントリーは4月末まで数社とし、5月までの就職活動の予定とした。
内定を得た企業の内、就職先の最終決定は8月末。
10月初旬に就職先の企業の内定式。12月に仮配属先が決まり、来年の1月から仮配属先の研修が少しずつ始まる。
前世と違いすでに内定を得た俺、さらなる就職活動に胸を躍らせるのであった。
そして8月末、3社ほど内定を得た結果となった。
その中で最も希望に近かったのは城下町ミランゴでトップ商社であるイリヤ商事の内定を得た。
名前の通りイリヤ将軍の影響下にある半官半民の商社である。
俺はここの内定を承諾することにした。
なお、給料は年俸制、約250万Gであった。
10月、イリヤ商事の本社内にて内定式、それに参加した。イリヤ将軍の挨拶、イリヤ商社の会長などの幹部の挨拶、そして内定者の自己紹介など。
○○学部、◎◎科の△△です。学校では主に□□を履修しました。・・・みたいな事をつらつらと約1分程度話す。
俺の場合は生徒会活動もあったので話はしやすかった。
12月になるまでは学業に専念。単位は全て取ることができた。
12月からは交易部陸上課に仮配属となった。
ただし、正式に配属になるのは学校を卒業してからであり、それまでは他の部署に駆り出されることが多いらしい。
この12月はほとんど城下町ミランゴから出ることもなく商社の支店回り、研修と内勤などであっという間に過ぎていくのであった。
次回は翌週投稿予定。




