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今日も絵に描いた餅が美味い  作者: もちもち物質
第三章:大食いの心
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17話:謎の卵*1

 巨大なコマツグミは僕を掴むと、そのまま飛び立った。多分、巣の方に向かってる。

「と、トウゴ君!」

「大丈夫!心配しないで!多分、ちょっと卵を温めてくるだけだから!あ、ええと、後で手紙で説明する!」

 クロアさんはすごく焦っているようだから……ええと、後で管狐か鳳凰に手紙を持たせよう。うん。


 鳥は僕を掴んだまま、ぱたぱたと飛んでいく。そしてその内、鳥の巣に到着した。

 鳥は、鳥の巣へ到着するや否や、僕を巣の中に放り込んだ。細い木の枝や柔らかい枯草が沢山の鳥の巣は僕をしっかり受け止めてくれて、おかげで痛みはほとんど無かった。

「ええと、お邪魔します……いや、お邪魔させられます……?」

 うん。お邪魔させられます。お邪魔させられています。

 これ、どう考えても誘拐だよなあ、と思う。僕、鳥に攫われてしまった。

「今回も抱卵?」

 僕が聞いてみると、鳥は、キョキョン、というような鳴き声を上げた。うん、まあ、抱卵だろうなあ。

 何せ、鳥の巣の中には卵がある。今回は3つ。

 ……ただ、卵の様子が少し違った。3つの内2つは前回と同じ、綺麗なロビンズエッグ・ブルーなんだけれど、もう1個は……白くて、それでいて真珠みたいな光沢の卵だった。これ、なんの卵だろう。


 とりあえず、ラオクレスとクロアさんが心配するだろうから、鳳凰に手紙を運んでもらうことにする。

「手紙くらいは書かせてね」

 僕がメモ帳と鉛筆を出しながらそう言うと、巨大なコマツグミは興味なさげに巣から出ていってしまった。……もしかして、またあの木の実、取りに行ったんじゃないだろうな。

 まあ、しょうがない。鳥に攫われてしまった以上、抱卵して帰らないといけない。卵はここにあるんだ。僕が温めないと死んでしまうかもしれないし……うん。

 まずは卵を抱えるようにして寝っ転がって、卵を少しでも温められるような姿勢になったら、早速手紙を書く。

 ……文面にものすごく迷ったけれど、とりあえず、ありのまま起こったことを書くことにした。

 まず、僕は今、泉に水浴びに来ている例の大きな鳥に攫われてその鳥の巣に居ること。そしてその鳥の巣で抱卵させられていること。

 抱卵については、ラオクレスともフェイとも会う前に一回やっているから多分大丈夫だということ。でも、できれば鳳凰に毛布を持たせてほしい、ということ。多分、抱卵するのにあった方がいいから。

 ……それから、この鳥の巣までの簡単な地図。僕の場所が分かった方が安心できると思うから。うん。

「じゃあこれ、よろしくね」

 僕はオパールから鳳凰を出して、鳳凰の脚に手紙を括りつけようとして……でもその必要は無いらしい。鳳凰は器用に足で手紙を掴むと、そのまま家の方へ飛んで行った。

 ……うん。飛べる召喚獣、早目に出しておいて本当によかった。




 それから少ししたら、鳥が戻ってきた。

 ……そして案の定、例の木の実を持ってきている。

「あの、それ、どうしても食べなきゃ駄目?」

 この木の実、スパイシーな柿みたいな味がしてあんまり美味しいくない上に、食べると熱が出るから嫌なんだけれど……。

「あ、うん、わかった。わかったよ、食べるから」

 でも鳥としては、ここを退く気は無いらしい。咥えた木の実を僕の口にずいずいと押し付けてくる。しょうがないなあ。

 ……とりあえず、食べた。うん、美味しくない。美味しくなかったけれど食べた。

「ほら、食べたよ」

 食べた途端、早速、体が熱くなってきた。うーん、このかんじ、慣れない。

 一方の鳥は、僕がこうなったのを見て満足げだ。うん、ちょっと小憎たらしいな、こいつ。

「あ、これもくれるの?」

 それから鳥は、もう1つ木の実を出してくれた。ええと、こっちは美味しいやつだ。

 水分補給にもなるし、ありがたく木の実を貰う。……瑞々しくて甘酸っぱくて、美味しい。うん。風邪の時に食べると一層美味しいんだ。こういうの。

 ……そうして鳥は僕に木の実を食べさせ終えると、また巣を離れて何処かへ行ってしまった。……どこ行ったんだろう。




 それから僕は、熱くなってきた体を卵で冷ますような気持ちで、抱卵し始めた。卵は相変わらずすべすべしていて、触り心地がいい。特に、真珠色のやつ。ニューフェイスのこの卵は、とりわけ触り心地がよかった。なんだろう、これ。

 ……ただ、卵を撫でていたら、ふと、体に違和感を覚えた。

「あれ……」

 むずむず、と。体の奥でそういう感覚がある。その感覚は……魔力の制御の練習をしていた時の感覚に、似ている。

 なんだろう、と思ってじっとしていたら、また、むずむずしてきた。今度は集中して、そのむずむずの正体を探ってみる。

「……やっぱり魔力?」

 けれど、考えれば考える程、これ、魔力制御の練習の時のむずむずのような気がして仕方がない。ほら、フェイに魔力で灯る蝋燭みたいなのを借りた時、フェイに魔力を止められてむずむずしてた時の、あれ。

 ……集中して考えてみる程に、魔力がどこにも行けなくてぐるぐるしている感覚が強くなっていく。魔力が溢れてきて、なのに外に出せないような、そういう感覚だ。

 な、なんだろう、これ。何が起きてるんだろう。……もしかして、前回、熱が出てた時って、魔力を自覚できていなかっただけで、あの時もこうなってたんだろうか?

 それにしても、これはちょっと辛い。魔力が体の中でぐるぐる停滞して、そのせいでむずむずしているのだから、魔力を逃がせばいいかと思ったのだけれど、妙なことに、魔力が外に出せない。

 鞄に入れてあった例の魔力蝋燭を握ってみるけれど、不安定に光が明滅するばっかりで、思った通りに魔力を消費できない。

 そうこうしている間もむずむずは強まっていく。なんでだろう?もしかして、僕、魔力が増えているんだろうか?だ、だとしたらあの木の実、一体何なんだろう?




 ……熱っぽくて体が火照って、怠くて、そして全身がむずむずする。魔力蝋燭を握っても、メモ帳に絵を描いて実体化させてみても、体の中でぐるぐるしている魔力は上手く外に出てくれない。出したいのに出せないっていうのは、すごく辛い。

「あの鳥……」

 あの小憎たらしい鳥が、もっと小憎たらしくなってきた。多分これ、体の中で魔力をおかしくして、それで僕を発熱させて温めて、抱卵に適した温度にする木の実なんだと思う。だからあの鳥、あの木の実を僕に食べさせてるんだ。

 卵を温める手伝いくらいはするけれど、なんでわざわざ僕が発熱しなきゃならないんだ。湯たんぽとかでいいじゃないか。用意するよ、そのくらい。


 むずむずするのをどうしようもなくて、ただ寝転がって卵を温めていたら、きゅるる、と声がした。それから、羽音も。

「あ、鳳凰……よかった」

 そこに飛んできてくれたのは、鳳凰だった。その足にはしっかりと、毛布を握っている。……3枚くらい。

「……重くなかった?」

 毛布3枚って、結構な重量だよね。よく運んでこられたなあ。……僕、ブランケットとか、薄手の毛布とか、そういうのを想定していたんだけれど。まさかふわふわして厚めの毛布3枚がくるとは思っていなかった。

「って、あ、これ、客間の毛布2枚とラオクレスの毛布だ!」

 客間のは分かるけれど、なんでラオクレスの!彼、今日寝る時に寒いんじゃないだろうか。うわあ、申し訳ない……。


 けれどとりあえず、毛布が届いたので毛布を被る。卵達にも毛布を掛けて、しっかり包んでやる。それから卵を転がして、均等に温まるように。

 ……そうして、いい具合に調整した後。

「トウゴ君!」

 急に声を掛けられてびっくりした。

 びっくりしながら顔を上げてみると……そこには、クロアさんが居た。あと、ラオクレスも。どうやら、アリコーンに乗って来てくれたらしい。

「だ、大丈夫……?」

「え、あ、うん、なんとか……」

 巣の縁に手を乗せて、巣の外から声をかけてくれるクロアさんにちょっとでも元気なところを見せたくて、手を振ってみる。うん、僕は大丈夫だ。ただちょっと体の中がむずむずするだけで。

「……手紙を読んでも状況が分からなかったが、まさか、本当に鳥の卵を温めているのか?」

「うん、多分……」

 ラオクレスも巣の中を覗き込みながら、呆れたような、途方に暮れたような、そういう顔をした。僕も一回目は多分、そういう顔してたよ。だってまさか、鳥の卵を自分が温めることになるなんて思ってなかったし。


「体調はどうだ?」

「ええと、すごく変なかんじだ。鳥が僕に変な木の実を食べさせてきて……それを食べると熱が出るんだけれど、今回はなんか、その、魔力が体の中で行き場を失ってぐるぐるしてるみたいな、そういう感覚があって……」

 あまり上手くない説明だよな、と自分でも思いながら、そう説明する。するとクロアさんは訝し気な顔をして、首を傾げた。

「発熱して、魔力がぐるぐる?……そんな毒のある木の実、聞いたことが無いわね。何かしら。ごめんなさい、何か解毒剤が用意できればいいんだけれど……」

「あ、ううん、いいんだ。ちょっと辛いけれど、でも、1日くらいで治まるから。それに、僕が温かい方が卵も温まるし」

 ……なんというか、すごく辛いけれど、しょうがない。もう少しすれば収まってくるだろうし。それに、どうせ卵が孵るまでの辛抱だ。

「あの、だから、僕しばらくこの巣に居ることになると思うんだけれど……いい?」

「お前がそれでいいなら、構わないが……どれくらいかかりそうなんだ」

「前は2日くらいだったよ」

 今回もそのくらいじゃないかと思う。多分。いや、もしかしたらこの卵、生みたてで、あと2週間ぐらい温めておかないといけなかったりするんだろうか……?

「……あなたがいいなら私も文句は言えないけれど。でも私、せめてあなたを攫って行った鳥に文句を言ってから帰るわ」

 ……まあ、とりあえずラオクレスの許可もクロアさんの許可ももらえたから、僕はここの卵を孵してから帰ることにしよう。


 それからクロアさんとラオクレスは、例の巨大な鳥が帰ってくるまで近くの枝で待っていた。

 そして鳥が帰ってくると……鳥は、2人を見て不思議そうな顔をする。『なんだこいつ』みたいな。

「あのね。そこの鳥さん。あなた、勝手に私達の雇い主を攫って行くなんて、ちょっと礼儀がなってないんじゃないかしら?」

 そこへすかさず、クロアさんがそう言い始める。すごいな。この人、本当に文句言ってから帰るんだ……。

「それに、彼、熱が出てるじゃない。いくら卵を温めるためだとしても、他人を苦しめるのはどうかと思うわ」

 鳥はクロアさんの言葉を静かに聞いて……首を傾げた。うん。こいつめ。

 更に鳥は、巣の中へ入ってくる。あの、僕も卵も居るんだけれど……。

 僕も卵も瞬く間に鳥の羽毛に埋もれさせられてしまった。すっかり辺りはふわふわで、前が見えない。ふわふわしか見えない。あとくすぐったい。

 なんとか羽毛の外に出ると、すぐさまつつかれて、羽毛の下へ戻されてしまう。……そうして僕が巣の中、鳥の胸の下に戻ると、鳥は満足げに首を伸ばしてきて、僕に頭を擦りつけてきた。くすぐったい。

「ちょ、ちょっと。この鳥、生意気ね」

 うん。こいつ、なんかこう……生意気な鳥なんだ。体もだけれど、何よりもまず、態度が大きい。クロアさんが鳥を小突いてみたのだけれど、ふわふわの羽に手が埋もれただけで、まるで鳥の体に届いていないようだ。うーん、すごい。

「とりあえず、卵が孵ったら少し休んで、それから帰るよ。心配しなくても大丈夫だから」

 僕はまた、ふわふわの羽毛の中からなんとか顔だけ出して、ラオクレスとクロアさんにそう伝える。2人とも何とも言えない顔をしていたけれど……とりあえず、この鳥は僕を巣の外に出さないつもりらしいので、何にしても僕はここから出られないし。

「そう……なら分かったわ。全く、大した鳥ね」

「様子を見に来る。もし体調がこれ以上悪化するようなことがあったら連れ出すぞ」

「うん。多分大丈夫だと思う」

 この鳥は中々に横暴なやつだけれど、多分、僕がこれ以上酷くなるようにはしないんじゃないかと思う。なんとなく、だけれど。


 それからラオクレスとクロアさんは帰っていった。2人とも呼び出すみたいになっちゃって申し訳ないことをしたかもしれない。

 夕方になってくると、少し体は楽になっていた。けれど今度はまた、鳥が例の木の実を持ってくる。

「……これ、どうしても食べないと駄目?ねえ、卵を温めるのって湯たんぽと毛布じゃ駄目かな。人肌で温めないといけないってことはないと思うんだけれど」

 ……鳥はずいずいと、僕に木の実を押し付けてくる。

 ええと、これ、またむずむずするんだろうか?




 むずむずした。すごくむずむずした。何も改善されていなかった!

 魔力が溢れそうで溢れないというか。出したいのに出ないというか。そういうかんじだ。

「ねえ、これ、何……?」

 僕と一緒に卵を温め始めた鳥に聞いてみると、鳥は機嫌がよさそうな顔で、キュン、と鳴いた。駄目だ、会話が成り立たない。

 このむずむずの正体解明は諦めて、もう寝よう。絵を描くには少し無理のある姿勢だし、こんな状態で絵を描く気分にはなれない。そして、絵を描かないなら寝るしかない。

 明日にはこの感覚、治まるといいな……。




 そうして翌日。寝て起きたらむずむずは治まっていた。

 そして……卵が1つ、孵った。

「あ、やった」

 朝、目が覚めたらもうロビンズエッグ・ブルーの卵の表面に罅が入っていて、僕と鳥が見守っている中、どんどん罅は大きくなっていって……そして、遂に殻に穴が開いて、中から雛鳥が出てきた。

 生まれたての雛鳥は湿っていてみすぼらしい見た目だったけれど、半日くらいすると段々羽も乾いてきて、夕方ごろにはふわふわの雛鳥になっていた。

 大きさは僕の頭ぐらいあるから、鳥の雛というよりは、なんか、こう……猫とか。そういうかんじがある。

「残り2つも無事に生まれるといいね」

 1つ分少なくなって抱きやすくなった卵を抱き直しつつ、ふと、残り2つの卵を見る。

 1つはロビンズエッグ・ブルー。そしてもう1つは、相変わらずの真珠色。

 ……これ、真珠色の方、本当にこの鳥の卵なんだろうか?

「ねえ、もしかして托卵されてない?」

 試しに真珠色の卵をちょっと離しながら鳥に聞いてみたけれど、鳥は『気にするな』とでも言いたげな顔で卵をつついて転がして、僕のお腹に触れる位置へ動かした。ええと、こっちの卵もやっぱり温めるのか。

 ……うーん。




「これ、何の卵だろう」

 鳥に聞いても分からないから、今日も様子を見に来てくれたラオクレスとクロアさんに聞いてみる。

「……抱卵しているとは言っていたが、その卵がここまで大きいとは聞いていなかった」

 そういえば昨日の時点だと、鳥の卵は僕ごと毛布の下だったから、ラオクレスにもクロアさんにも見えなかったのか。そっか。

「綺麗ね。すべすべしていて……ふふ、あったかい」

 クロアさんは思わずといった様子で笑いながら、真珠色の卵を撫でている。真珠色の卵は今日も殊更にすべすべしている。思わず撫でたくなる手触りなのは分かるよ。

「で、これ、何の卵だろうか。あの鳥の卵だとしたら、青いんじゃないかと思うんだけれど……」

「そう言われてもな……人間の頭ほどもある鳥の卵自体を初めて見たぞ、俺は」

 うん。僕もこれが2回目だよ。

「うーん……そうね。あの鳥以外にあんなに大きな鳥、この森に居る?」

「見たこと無い」

「なら、托卵ではなさそうよね?だって、あれくらい大きな鳥じゃないと、この大きさの卵は生まないでしょうし」

 ああ、そうか。うん。だとすると……。

「……鶏だって、茶色い卵も白い卵も生むから、そういうことなのかな」

「まあ……そう、だと考えるのが妥当だろうな。他にこんな卵を生む生き物がいるとは思えん」

 ということは多分、これ、殻の色が違うだけで、中に入っている雛まで色違いとか、そういうことはないんだろうな。

「そうだな……一応、お前の図鑑で調べてみるか」

 あ、そういえば僕はフェイから貰った図鑑を持ってた。今は鳥の巣の中だから手元に無いけれど。けれど、ラオクレスに頼んで調べてもらうことはできるか。

「お願いします」

「分かった。まあ、載っているとも限らないが」

 うん。確か、僕がざっと見た限りでは、巨大なコマツグミは図鑑に載っていなかった。

 けれど、真珠色の卵の生き物が図鑑に載っているかもしれないし、調べてもらう価値はありそうだ。

 ……折角だから、面白い生き物が入っていたらいいな。


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― 新着の感想 ―
『気にするな』か… 托卵だろうが、どんなのでも命だから…? まあ確かに、犬猫とか人間だって見捨てないもんな…
誤字報告にものせましたが、手紙を運ぶのは管狐ではなく鳳凰ではないでしょうか?
[気になる点] 謎の木の実が気になります。森の秘境にでも生ってるんでしょうか。 [一言] 産卵?排卵?のスパンが短いですね。永い年月で自然に品種改良されたんでしょうか。 あと、つがいでないところを見る…
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