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今日も絵に描いた餅が美味い  作者: もちもち物質
第六章:やさしさの壁
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5話:森と村、そして壁*4

 そうして、畑にはどんどん人が増えていったし、畑はどんどん増設されていった。

 ……農夫の人に聞いてみたら、やっぱり、元々畑じゃない土地を耕して畑にする作業って結構大変らしくて、そこが全部終わってるここの畑は、すごくやりやすい、っていうことだった。

 一方僕は、柔らかい土の描き方が段々うまくなってきて、より良い畑が出せるようになってきた。あと、家を描くの、大分早くなったと思う。やっぱりこういうのって練習が大切だよね。

 ……ただ。

「あの、トウゴさん」

 農夫の人の奥さんが、畑の様子を見に来ていた僕に声をかけてきた。

「あのねえ、なんだか不思議な話なのだけれど……朝起きたら、向こう側の土がすっかり耕されていて」

「あ、はい」

「まさか、あれだけの広さ、誰かが耕したんでも無いだろうし、不思議なのだけれど……」

 ……う、うん。

「ええと、そこ、元々耕して、ありましたよ……?」

「……そ、そうだったかしら……?」

 そうですよ。一晩で畑になっているけれど、それはきっと、勘違いですよ……。

 ……うん。

 あの、こういう調子で、僕が畑とか家とか作るとなると、周りにもう住み始めている農夫の人達が、ちょっと、驚くので……ええと、ちょっとずつやったり、間を空けて少し離れた区画に畑を作ったりするようにしなきゃならない。うん……。

 でも、あんまり間を空けて色々やると、今度は交通の便が悪くなってしまう。……それこそ、森を突っ切る道、早目に造らないといけなくなると思う。




 僕が悩んでいる間にも、次の応募者達は来る。だから僕は、とりあえず『元々住んでいる農夫の人達にギリギリ見つからないぐらいの位置』に、畑と家を増設することになる。

 悩みながらでも絵は描ける。絵を描きながら悩んで、悩んだ結果、畑の内の1つがふわふわの綿みたいになってしまったので慌ててそこを描き直して……。

 ……そして、クロアさんとラオクレスが戻ってきた。

「おかえりなさい!」

「ただいま。……この通りだ。馬は全頭、無事。賊も現れなかった」

「この馬車、とても乗り心地がいいわね。不思議なくらい!これ、売りだしたら売れる気がするわ。まあ、トウゴ君が描かないと出せないものだから、あんまり流通させるわけにもいかないけれど……」

 帰ってきたラオクレスとクロアさんは、明るい顔をしている。うん。馬達は無事、今回不採用になってしまった人達を王都直轄領の方へ送り届けてくれたみたいで、よかった。事故が無いのが何より。

「……そして、帰りの馬車で、次の応募者を連れてきた」

 ……えっ。


 クロアさんとラオクレスは、不採用になってしまった人達を降ろして、代わりに次の応募者を積み込んで帰ってきたらしい。

 馬車の中から、次々と、人が降りてくる。……え、ええと。

 すぐ、準備します……。




 ……そうして次の日にはまた妖精の一次面接があって、僕らの二次面接があって、次に採用する人が決まって……また、畑に人が増えた。今回は55人採ったから、これで、最初から働いてる人達を含めて、総勢100人の農夫の人達が働く村になってしまった。

「す、すごい速度で人が増えるね……」

「だなあ。……とりあえず、次の募集は一旦、取りやめとくかぁ」

 是非お願いします。このままじゃ、畑と家の増設が間に合わない!

「……にしても、結構、町っつうか、村っぽくなったな」

 うん。

 要は、森の外側にあるのって、畑と家の集まりなのだけれど、そこに人が居て、彼らが交流し始めたりして、段々、村っぽくなってきている。

 森の中から彼らの様子を見ていると、夕方には農作業を終えた彼らが外で集まって話したり踊ったり一緒に食事を摂ったりしている様子が見える。うん。いいかんじ。

「人も増えたし、そろそろ、こっちから運ぶだけじゃあ足りなくなってきそうだな。……あ、でもそうなると……」

 ……そこでフェイは、ちょっと考え始めた。

「何か問題があった?」

「いや……えーとな」

 フェイは、懐から地図を取り出した。レッドガルド領の地図だ。

「まず、森な」

「大きいよね……」

 レッドガルド領の真ん中に、でん、とあるのが、森。ここだ。……地図上で見ると、改めて、大きい。

「で、うち、ここだろ」

「うん」

 それから、フェイの家とレッドガルドの町。……レッドガルド領の中心、っていうかんじかな。それが、森の北東にある。ちなみに、森の村があるのは森の外。かつ、フェイの家がある方だ。つまり、森の北東にあるかんじ。

「で、だな……こっちの方に、畜産やってる町がある」

 次に示されたのは、森の南西の方だ。つまり、フェイの家がある方とは、森を挟んで反対側。

「ハムとかチーズとかは、この町で原料作って加工までやって、それがこっちに来てるかんじだな。で、麦とか作ってんのはこっち」

 次に示されたのは、森の南東の方だ。

「うちの近所で作ってんのって、要は、うちの近所で使う分だけなんだよな。後は、他の町に頼ってるかんじだ。ま、領内全体で言えば、割と自給自足できてる方なんだけどな」

「なるほど」

 レッドガルド領は食料自給率が100%に近い、ってことだろう。ただ、一部の嗜好品なんかはそもそも生産してなくて、そういうのは他の領とやり取りしてるらしい。まあ、そういうことはあるよね。


「……つまり、食い物の調達するんだったら、一々うちを通さずに、直接森の村に運んでもらっちまった方が速いんだよな」

「うん……」

 ……そして僕はまた、考えることになる。

「やっぱり、森を突っ切れたら早いよね」

 この森、物資の運搬の上でも、すごく邪魔だぞ、と。




「あら。トウゴ君。何描いてるの?」

「ええと……森の端っこと端っこを行き来するための、道……?」

 ということで、僕はひたすら、色々な案を描いている。

 森の真ん中を通れるようになれば、レッドガルド領はもっと良くなる。森の反対側と反対側との行き来がしやすくなれば、お互いの土地がもっと有効に使えるはずだ。究極を言ってしまえば、森の反対と反対に畑を作るようにすれば、『一晩で家が建ちました』がもっとやりやすい。うん。

 それに……今のレッドガルド領では、ただ森がぼんとあるだけで土地を食ってしまっているけれど、何よりも問題なのは、森が障害物になってしまっていること。ただ使えない土地であるならまだしも、踏み入ることができない土地であるっていうことは問題なんだ。

 レッドガルド領にはフェイ達が住んでいる町の他に、もうちょっと町があるらしいのだけれど、そことのやりとりは、基本的に森をぐるっと迂回していく道を通っての遠回りになる。それってやっぱり、効率が悪い。

 だから、森を突っ切る道を、造ろうと、しているのだけれど……。

「まず、これが第一案なんだけれどね」

 クロアさんに、絵を見せる。

「……大きな橋ね」

「うん」

 森の上に、大きな大きな橋を架ける。歩道橋みたいなかんじ。それで、いくつか連結部分を作って、8方向くらいから出入りできるようにしようかな、と。

 ただ……これ、すごく、大変なんだ。

「上り坂がとんでもないことになるんだ」

「確かに、この森って、大きな木が多いわよね……」

 ……この森、とても元気なんだ。なんというか、最近、とみに元気な気もする。

 そんな調子だから、この森の木って結構背が高い。巨大コマツグミの巣のあたりなんて、木の1本1本が100m超えてるんじゃないかってくらい大きい。

 その上に橋を架けようとすると……当然、橋の高さが、とんでもないことになる。しかも、木ってこれからもまだ伸びる可能性があるわけだから、ある程度は余裕を持った高さで橋を造らなきゃならないし……。

「上るの、絶対に大変だし、下るのだって大変だし……高さ120mぐらいで橋をつくるとして、傾斜を10度ぐらいまでに抑えようと思ったら、坂の始まりが森から680m地点になっちゃうんだけれどね?そうすると……流石に、長すぎるんじゃないかって、思って……」

 学校で習った数学が役に立った。計算したら必要な距離が分かるんだから。……ただ、その計算の結果、ちょっと、駄目っぽいね、という話になってしまったんだけれども。だって、680mも10度の坂道を上り続けるって、その、結構辛いと思う……。

「あと、それだけ大きなものを造るとなると、すごく大規模なものになるんだけれど、そうすると……日照が、ちょっと不安」

 森は日光を浴びて育ってる。その日光が橋で遮られてしまうと、ちょっと、森に悪い。

「そうよね……。私としては橋の構造とか日照とかよりも先に、そもそもそんなに大きなものをどうやって造るのかしら、っていうところが気になるけれどね……」

 それは描けば出ると思うから大丈夫。数日に分ければ多分、出せるとは思うんだ。けれど……うーん。

 ……あと、これも、農夫の人達が驚くと思う。うん。だからあんまりよくない。


「次に、地下を通すことも考えたんだ」

「トンネルってわけね」

 うん。トンネル。

 ……ただ、こっちはもっと深刻だ。

「木って、根っこがあるから……どこまで深く掘ればいいのか、分からないんだ」

「……そうねえ」

 何せ、高さ100mぐらいの木だ。深さも相当なものだと思う。ということは……その、橋の時と同じように、傾斜が、とか、トンネルの入り口が、とか、そういう話になってしまう。

「あと、地下に道を掘るとなると、崩れそうで怖い」

「そうよね。道の上に大きな森が乗っているなんて、あんまり安心できないわ。森に住んでいる私達としても、いつ地面が沈むか分からなくて怖いでしょうし」

 そうだよね。僕もそう思う。……自分が立っている地面がちょっと不安定、っていうのは、あんまりにも不安だ。見えない部分ってメンテナンスのしようがないし……。

「大体、地下には森の結界の装置があるんじゃなかったかしら?」

「うん。木の根っこの中だから、それはあんまり気にしなくてもいいかもしれないけれど……でも、そういうのもあるから余計に、地面を弄るのはちょっと、怖くて」

 僕がそう言うと、クロアさんは『でしょうねえ』と頷いた。この森を危険に晒すわけにはいかないから、やっぱり、トンネルはちょっと。

「ついでに、僕、トンネルの掘り方が分からない……」

「……あら」

 橋は、いいんだ。描けば出るから。

 ただ、トンネルは……どう描いたら、思い通りのトンネルになるんだろう?

 地面の中へ延々と続いていく道の絵を描くことはできるだろうけれど、それがどこへどう繋がっているか、とか、そういうのって、どう描き表したらいいんだろう。

 ……絵に描くと出てくるっていうのは便利だけれど、逆に言うと、絵にできないものは出せないんだ。うーん……。




「ということで、悩んでる」

 僕が相談すると、クロアさんは顎にほっそりした指をあてながら、真剣な顔で悩み始める。こういう顔も素敵だ。描きたい。……いや、今は考えるのが先。考えるのが先!

「そうねえ……そもそも、道を造るっていうこと自体、無謀なんじゃないかしら?」

「そんなあ……」

 クロアさんのにべもない回答に、僕としてはしょんぼりするしかない。このままだとこの森、レッドガルド領のお邪魔ものになってしまう。いや、フェイもフェイの家族も、そんなこと言わないだろうっていうのは分かるんだけれどさ。でも……。

「うーん、いっそのこと、道以外のものを考えたら?」

「え?」

 けれど、クロアさんがこう言いだしたので、僕は、俄然、元気が出てきた。

「例えば、ペガサスに乗せてもらって森の上を飛んで反対側まで渡してもらう、とか。そうすれば融通が利いていいと思うのだけれど」


 森の端から端まで移動するのに、確かに、別に、道は必要ない。

 多くの人が便利に使いやすいっていうだけで、別に、道である必要は無いんだ。

 ……クロアさんの案は、いいかもしれない。森を渡りたい人は馬にお願いして、向こう側まで運んでもらう、っていうやつ。

 ただ、そうなると馬達に協力してもらうことになってしまう。馬にちょっと申し訳ないけれど……でもそれだけだ。なんなら、別の生き物を出してもいい。確かに、いい。そういう生き物にお願いするっていうのは、いい!




 それから僕はまた、色々考えた。飛行機を飛ばしてみようかな、とか、飛行船とかでもいいかな、とか、なんか、色々と。

 ……ただやっぱり、そういう大きな乗り物を発着させようとすると、大きめに土地が必要になってしまうし、それをやる程には森は大きくないというか、コストパフォーマンスが悪い、というか……。

 そこまで大げさにしたくないな、と思うと、やっぱり、馬がいい気がしてきた。天馬に運んでもらえるなら、それがいいんじゃないだろうか。


 ……という案を、今度はラオクレスに話してみた。

 すると。

「それだと馬車での行き来ができないが」

 ……うん?

「その、馬に馬を運ばせるわけにはいかないだろう。それから、運ぶものはやはり、人間だけじゃない。むしろ、物資が主になるのかもしれない。だとしたら、大きな乗り物の方がいい」

 そ、そうか。となると……ええと、その場合、森の出口各所に厩を作っておいて、それを貸出馬にして……あ、駄目だ。返してもらえない可能性が高い。或いは、荷物が馬自体だったりしたら駄目なのか。うーん。

「じゃあやっぱり、飛行船とかかな……」

 ということで、僕は飛行船を描いてみる。ざっと、ラフに。

「……これは何だ?変わった生き物だな」

 覗き込んだラオクレスがそういう感想をくれたけれど、これ、生き物じゃないよ。乗り物だよ。

「こいつはどうやって飛ぶんだ?利口なのか?間違えずに目的地へ飛べない生き物だと使えんぞ」

 だから、生き物じゃ……。

 ……あっ。

「運転士が、必要なのか……」

 乗り物だと、駄目だ。運転する人が必要になってしまう。そしてこの世界、飛行機も飛行船もどうせ無いだろうから……パイロットがどこかに落ちている可能性はゼロだ!




「……なー、クロアさん。トウゴ、どうしたんだ?」

「考えすぎて疲れちゃったみたいね……」

 それから僕は、家の机の傍でぐったりしていた。考えすぎて頭が疲れてしまった。もう何も考えたくない……。

 そんなぐったりした僕のところに、ちょこちょこ、とリアンが寄ってくる。そしてリアンは、僕が投げだしたままにしておいた案の紙を見て、目を瞬かせた。

「へー。トウゴ。この絵みたいに、森に橋、架けるの?」

「いや、ちょっと、保留で……」

 橋だと色々問題が起きる、けれど、やっぱり橋が一番いい?いや、でも、森の日照……。トンネルよりは色々融通が利きそうではあるけれど……うーん……。

「……悩んでるなー」

「うん。悩んでるよー」

 でも、悩んでも悩んでも、考えは頭の中をぐるぐるしているだけだ。

「……やっぱ、森、切り開くのか?」

「うーん……できればそれは、嫌なんだけれどね」

 でも、橋やトンネルよりは、そっちの方がいいかもしれない。ほら、森の中、地上にトンネルを造ってしまうとかはどうだろう。そうすれば、不用意に人が森で迷うことも無いだろうし、メンテナンスは地下のトンネルよりずっとずっと楽だし、事故も起こらないし。

 唯一の問題は……その、森の生き物に迷惑をかけてしまう、というところで、それはすごく大きな問題なのだけれど、でも……。

「だよな。俺も嫌だ。この森はそのまんまにしといてよ」

「僕もそうしたい……」

 リアンの言う通り、僕だってそうしたい。この森はそのままにしておきたいんだ。でも……。

「それからさ、もし、道とか作るなら、こう、すごく速く移動できる道、できねえの?フェイ兄ちゃんの家までもっと速く行けたらいいなって思ってるんだけど」

「鸞より速く移動するって、難しいと思うけれど……」

 鸞も鳳凰もレッドドラゴンもアリコーンも、相当速く飛ぶ。それこそ、彼らの速度を上回ろうとしたら、多分、乗っている僕らがもたないだろうな、っていうかんじだ。

「でも、森の外に町ができるんなら、フェイ兄ちゃんの家との間、道作らないといけねえよな?」

「うん。そうだね」

 森の中のことばっかり考えていたけれど、よくよく考えてみたら森の村と他の町とを繋ぐことも必要だ。うーん、まあ、でもそっちは普通に舗装された道を延々と描いていけばいいだけだから……。

「……鸞より速く移動できる道、できねえ?」

「ちょっと難しいかなあ……」

 僕が普通の道を想像している一方、リアンは無邪気に、『すごい道』を想像しているらしい。

「乗ったら飛んでく道とか、できねえかなあ」

 ……うん?それはもう、道っていうか、装置、だろうか?

「何ならさ、瞬間移動できてもいいよな!そういう魔法、大昔にはあったんだって、フェイ兄ちゃんから聞いたことあるし!」

 え?ええと……。

「あ、でも、だったら俺の部屋のドアくぐったらフェイ兄ちゃんの部屋に繋がってるようにしてほしい!そしたら手紙取りに行くの、すげえ速くなる!」

 ……うん。

「なあ、トウゴ。そういうドア、作れねえの?」

 ……えーと。

 そうか。僕、絵にできないものは出せないけれど、絵にできるものは、出せるんだ。

 目に見える形で、それを表現できれば……出せるのかも、しれない。

 あとは、僕の表現力と技術次第なんじゃ、ないだろうか。




 ぼんやり固まった考えを実践するために、僕はいくつかラフスケッチを描いて、フェイの所へ向かった。

「……フェイ。相談があるんだけれど」

「おう。どうした?改まって」

 フェイはちょっと不思議そうにしながらも、僕の話を聞いてくれる。

 だから、僕は、お願いすることにした。

「僕、3日以上寝るかもしれないんだけれど、いい?」


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― 新着の感想 ―
[一言] 瞬間移動装置……とある小説で、実は向こうで同じ人間のコピーを作ってこっちにいる人消す装置だったっていうのがありましたね。消す機能が壊れて沢山の同一人物が……トーゴなら増えてもちょっと困るだけ…
[一言] どこでもド○出来ちゃうのか・・・
[良い点] ここに未来のドアが… [一言] なんとなく。なんとなくですが、ジェットコースターが頭に浮かびました。森の上を走るレールなら日照りもあまり塞がないし… 森を道路でぐるっと囲むのも良さそう。た…
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