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どんな思いも一方通行  作者: 光林 遥太
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一話

この世の出会いは沢山あるが携帯にはSNSがある。

僕らにはいろんな出会いがあり、今回の出会いは胸を張った出会いなのかはわからないが、しばし私のお話を聞きませんか??、私にとってのこの物語は実話を基いたお話です。

私はある女性と知り合った。

どこで知り合ったかと言うと、お恥ずかしながら私はその女性とネットで知り合った。あまり自慢できる出会いとは言えないのだが、それでも私は彼女との時間はそれはそれは、深く、色濃く、鮮やかな日々だった…

しかし、別れとは突然現れるもの。それも無作為に…

許し難いことではある、だが、これは私が侵した罪でもあり、至らない自分と弱い弱い自分が歩んだ2ヶ月である……




10月10日、私はあるアプリを開いていた。そのアプリと言うと、出会い系ではないのだが、いろいろな投稿、閲覧、電話、チャット、全てが無料でできるアプリだった。ある人は自分の趣味を投稿し、それに合う人とチャットをしたり、ある人は相手のことを罵った投稿や、電話をしたり、また、ある人はそこで出会った人とお付き合いをしたりなかなか興味深いアプリだった。

省略すると暇つぶしのできるアプリだった。

私はそのアプリを使って誰でもいいから一人という孤独感から逃れようとしていた。寂しかったのだ。

一人という時間、一人暮らし、親からちょくちょく連絡が来る日々(それはそれで嬉しかったのだが、心配させているのだろうと思うとやるせないきもちだった。)

そこで、私はある人と連絡を取るようになった、その人はなかなかチャットを返してくれる人ではなかった。だが、彼女から来る、一つ一つの連絡が来るたびに私はとても嬉しかったのだ。それが一週間続いた頃、私はあるゲームを誘った、それはバトルロワイヤルで銃撃戦で、しかも携帯のマイクで話しながらできる、電話もできてしまうゲームだった。

彼女の声も聞けて一石二鳥である!!

それまで、電話はしてこなかったので気になっていたのだ。彼女の声はどんな声をしているのだろか、女の子らしい高々な声をしているのだろうか、もしかしたら、本当は男かもしれない…などと色々失礼なことも考えながら彼女が、私のパーティーに入ってきたのだ。

『こんばんは、よろしくね、まーだよ』

とても、女の子らしく可愛い声だった。

『よろしく!銃撃戦だけど慣れてるの?』

まー『結構やってたからね、元彼と』

おれ『元彼いたの?何ヶ月続いたの?』

まー『一年半だよ』

おれ『え!長!何で別れたの?』

まー、『色々。』



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