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毎日楽しく!!

私の名前は長澤美月。美しい月と書いて「るな」と読む。珍しい名前、そう思った人は多いと思う。まあ、要するにキラキラネームだ。その事で私は小学校、中学校ではいじめられていた。しかし私はその事は両親には言わなかった。それに私は勇気がない。強く言い返せばいいのだが、出来ないのだ。しかし高校二年生の時、いじめの事が両親にバレてしまい、それを心配した両親は転校させてくれた。しかし私は不安でならなかった。またいじめにあうのだろう...そんな暗い事を考えていた。緊張しながらも教室に入り、挨拶をすませ、とりあえず何事も無くその日を終えた。そして私は学校から帰る途中本を読んでいた。読書は私の唯一の趣味だった。歩きながら読んでいるとついつい夢中になってしまった。するとその時だった後ろの方から「横に避けて!」と声がした。パッと前を見ると猛スピードで自転車がこちらに来ている。私は一瞬振り返ると、すぐに横に避けた。しかし転んでしまった。「大丈夫?」その女の子は私にそう言った。「大丈夫。ありがとう。本に夢中になってて。」私がそう答えるとその子はホッとした表情を見せた後、私に友達にならないかと言ってくれた。初めてだった。今までコンプレックスだった名前の事も可愛いね、と褒めてくれた。何故だか分からないが、私はこの子となら仲良くなれるのではないかと思った。なので私は友達になると答えた。その子は嬉しそうに笑った。

それが私の親友「戸塚凛」との出会いだった。その後は色々な事件が沢山あったが、それを乗り越えて私達は本当の親友になれた。今まで友達などいなかった私にとっては本当に喜ばしい事だ。

ある日私は家で「美月、ちょっといいかしら。」母に呼ばれたので母の元へ行くと父もいた。母の名前は「長澤菜々美」優しくていい人なのだが、とても心配性なのだ。父は「長澤亮」これが中々の変人で、私を物凄く甘やかすので母によく怒られている。とはいえ、二人ともとても優しくて私はこの二人の子で良かったと思っている。「どうしたの?」と私が聞くと「昨日お父さんと話し合ったんだけど、私とお父さんってまだ凛ちゃんの家の人達に挨拶していないじゃない?だから今度の日曜日挨拶に行こうと思ってるのよ。だから明日凛ちゃんに今度の日曜日家に行っても大丈夫か聞いておいてくれない?」「あーそういう事。分かった。明日聞いとくね。」「ありがとね。」「美月ちゃんがお世話になっているのに挨拶しないってのは気が引けるからね。美月ちゃんが転校してからもう半年経ったけど本当に大丈夫?お父さん心配だよ。」「大丈夫だよ。もう心配いらない。それとお父さん。」「ん?なんだい?美月ちゃんの言う事なら何でも聞くよ。」「あのさ。いい加減ちゃん付けで呼ぶのやめてくれないかな。結構恥ずかしいんだけど。」「あーもう、美月ちゃんってば照れちゃって!可愛らしい!なあ、菜々美!」「はいはい。そうですね。私にはそんな事言ってくれた事もないのにねぇ。」「いやいや菜々美は口に出さなくても心の中でいつも言ってるよぉ。」「あら!本当!?」「ああ。本当だよ。」はぁ...始まった。すぐイチャつく、まあいい事なんだけど。「じゃ、明日言っておくね。」そう言って私は部屋に戻った。

翌日。私は凛に事情を話した。「日曜日ね。分かった!大丈夫よ!」「そう。良かった。ごめんね。」「いやいや!楽しみだよ。美月のお父さんお母さんに会えるのかーちょっと緊張しちゃうね。」「大丈夫よ。まあでも、お母さんは大丈夫だけどお父さんがね...ちょっと変わってて、だけど人は良いから気にしないでね。」「分かった!楽しみにしとくね。」「うん。ありがとう。」そう言って凛とは別れた。

そして日曜日になった。私は両親と一緒に凛の家に行った。呼び鈴を鳴らすと「は〜い。お待ちしてました。さあ、どうぞ中にお入りください。」「あ、では失礼致します。」そう言って私達は凛の家に入ると、リビングに招待されて親達は楽しそうに話している。私はその間凛の部屋で話していた。「そういえば今日弘樹君は?」弘樹君とは凛の弟である。「あー弘樹は最近始めたボランティア活動に行ってるんだよね。」「そうなんだ、ボランティアなんてしてるんだ。弘樹君。」「そうそう。なんでも来年は生徒会役員に立候補して三年では生徒会長になるってさ。」「へー凄いね弘樹君。」なんて話していると親達の話は終わったらしく、帰る事になった。「今日はありがとうございました。今度ともよろしくお願いします。」と母が言うと私達は凛の一家に頭を下げた。「いえいえ。こちらこそよろしくお願いしますね。」「はい。では失礼致します。」そう言って帰った。

凛や凛の両親は私の両親からも凄く良く思って貰えたようだ。



今話した事は私と凛のほんの一部の思い出だ。語り出すと恐らくきりがない。それほどまでに凛との思い出は尊い物なのだ。



私は親友という存在に会えた。それはほんの少しの偶然からだった。でも私はその偶然はもしかすると偶然ではなかったのではないか、なんて考えている。でも運命。そういう事もある。

私が皆に言いたい事は毎日明るく楽しく生きていよう。そうすればきっと皆にとって幸せな事が起こると思う。人生を変える素敵な事が...

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