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ハートフル少女ラブリーピース! ~届け、私たちのミュージック!~  作者: おじぃ
新しいスタート!

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音楽の駅

「おお! すごい! ライトいっぱい! 天井高い!」


 スタジオ入りしたらまず、スタッフ全員に挨拶。アンチャン、姉ちゃん、おじさん、おばさん、いろんなスタッフがいる。ステージに立って上を向いた笑は、ステージを照らす照明器具とやたら高い天井を見て呆気に取られた。センターステージでそれを囲うようにカメラが配置され、五人に向けられている。幸来、夢、花純も慣れない景色に緊張したが、何度か紗織とステージに立った経験のある思留紅は特に動揺しなかった。


 この『音楽の駅』は今注目のアーティストがスタジオに呼ばれ、最新曲や過去にヒットした曲を披露する、無観客の音楽番組。司会者はCGキャラクターで、アーティストとその声優が顔を合わせることは基本的にない。楽曲披露のコーナーもあれば、ヒット曲ランキング、アニソン、昭和歌謡の好きな曲ランキングなどのコーナーもある。


 笑たち『ラブリーピース!』が披露する楽曲はテレビアニメ『ハートフル少女ラブリーピース!』のオープニング、エンディング曲のメドレー。これはアニメキャラクターという肩書きが外れた笑と幸来が公式の版権元に無許可で動画サイトに『歌ってみた』のような体でアップロードしたものと同じ構成だが、アレマTVによると版権元に正式に許可を得て、著作権問題はクリアしたため披露できるという。むしろ版権元のとある人物がアレマTVにラブリーピースへのオファーを要請したのだとか。


 幸来は脚が震えそうになったが、無我夢中でパフォーマンスをしている間に長くも短くも感じた収録が無事終了。五人はテレビ局を出た。


「いやあ、上手く行って良かった! でも、私たちの戦いはこれからだね!」


「アレマTVで私たちの認知度が上がって、そう遠くない未来にビ○ボードもス○ティファイも席巻するような音楽ユニットを目指しましょう!」


 いつになく瞳を輝かせ、テンションが高い思留紅。ステージの興奮冷めやらぬようだ。


 そして数日後の朝、逢瀬川家のリビング。


「決まった! デビューが決まった!」


 自室でスマホをいじっていた笑は無料通信アプリの着信に気付いてメッセージを開くと、そこにはデビューの告知が記されていたので飛び起きてきた。そこには既に幸来、思留紅、紗織、聡一もいた。


「え、まだ放送されていないのに?」


「ほんとですか!? 夢さんと花純さんには知らせました!?」


 まだまだ興奮冷めやらぬ思留紅。


「あ、デビューするのはつばさちゃんとこまちちゃんだよ。さっきラインあって」


「な、なんだ、っていう落胆とすごいっていう高揚が交錯してカオスですよ笑さん!」


「えへへー、ごめんごめん」


 苦笑して後頭部をポリポリする笑。


「すごいじゃない! 私たちも次に続かないとね!」


 珍しく幸来も興奮気味。身近な存在のデビューが刺激になって、テンションをブチ上げた。

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