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永遠の契りとイチャラブ夫婦

いつもありがとうございます(´;ω;`)


香ばしく食欲をそそる香りが部屋の中に充満し、私は目を覚ました。周りを見渡せば、昨日一緒に寝ていた菊乃の姿は見えない。土間の方からトントンと音が聞こえる。流石に昨日物を食べないで寝てしまったせいで空腹である。そんな事を考えながら起き上がると、土間の方から菊乃が朝食を持って来た。


「おはようございます、マサノリ様。昨日はしっかりと眠れましたか?」


ご飯、味噌汁、焼き魚、漬け物が乗ったお盆を持ってこちらに笑顔で問いかけてくれる。


「うん、ありがと。昨日は菊乃のおかげで、ぐっすりだよ。とても安心して寝れた。」


笑顔で菊乃に伝える


「昨日は色々ありまして、ご飯を食べて無かったのでマサノリ様も空腹でしょう。簡素ではありますが朝食です。」


菊乃はお盆に乗った朝食を手早く準備してくれる。


「うん、でも全然豪華だよ。何より菊乃が用意してくれたのだから、ご馳走だ。」


 私は菊乃の隣に移動して頭を撫でる。猫の様に目を細め、とても気持ち良さそうにしている。撫でていると二本の角が目に入り、自然と角を優しく撫でる。


 菊乃の角は大きく湾曲した角ではなく、薄めの三角錐型で大きさは五センチほどである。骨の様な硬さがあるが少し温かい。少し撫でていると菊乃の方から


「あ...う~」 と 、とても艶めかしい声がした。そのまま撫でたり、擦ったりしてみる。


「あッ...マサノリ様。 ダメです...そこは敏感なので...許して〜」


あまりに妖艶で、美しくて我を忘れてしまう。

しばし撫で回し、座っていた菊乃が力無く枝垂れかかってきて正気に戻る。


「ご、ゴメンね。つい菊乃が可愛すぎて、やめられなかった。」


私は菊乃の頭を撫でる。しかし菊乃は白い肌を羞恥心により赤く染め、少し息を乱しながら頬を膨らませている。これはご機嫌を損ねてしまったかな?


「マサノリ様ッ!わたくしは許しを請いましたが、やめてくれませんでした。鬼畜です!」


かなりの抗議である。しかし撫でている手を退かそうとすると、手のひらに頭を擦り付けて要求してくる。とても可愛い。


「ゴメン、鬼族の角がそこまで敏感なんて知らなかったから。」


「でも、わたくしは言いました!角は敏感だから許して、と。

それでもマサノリ様はやめてくれませんでした!」


菊乃はプンプンと頬を膨らませている。

私の妻はすごく可愛い。


「悪かったよ、何でも言うこと聞くから許して。

でもね、あまりにも菊乃が魅力的過ぎて歯止めがきかなかった。」


その言葉に食い気味に身を乗り出してくる菊乃。


「本当に...何でも聞いて下さるのですか!」


菊乃は期待に胸を膨らませてます!

みたいな顔でこちらを見ている。可愛い!


「あぁ、私に可能な範囲でなら良いですよ。」


菊乃の目はとても希望に満ち溢れていた。そして意を決した様な顔で切り出した。


「...わたくしをマサノリ様の物にして下さい!

昨日初夜が出来ませんでした。ですからマサノリ様には、完全にわたくしを捧げたいのです。私の全てを受け入れてくださいませんでしょうか?」


 菊乃はお願い事をする時、決まって上目遣いだ。この顔で頼まれてしまっては断れない。元々断るつもりは無いですが。


 菊乃を抱き寄せて、長く深いキスを交わす。完璧にお互いにスイッチが入ってしまう。その後朝食を忘れ、菊乃と深く愛し合う。二人の幸せな時間を過ごしたら、もう昼だった。


 菊乃をあまり無理させたく無かったので、朝食の魚をほぐして冷めたご飯で焼き飯を作り、味噌汁を温め簡単な昼食を作る。


 最初は見知らぬ料理に困惑していたが、菊乃は美味しと言って食べてくれた。

やはり私は最高の嫁を迎える事が出来たらしい。



やっぱり女の子はヤンデレ、メンヘラに限る!

病的なまでの愛には憧れる!


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