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無力と希望

作者: 月野 光

目の前に広がる景色から色が抜けた

すれ違う人々に何も感じなくなり

自分のことさえもどうでもいいと


目の前を横切る電車

ここに飛び込めば楽になるのだろうか

そんなことを思うけれど

なぜだか足はその一歩を踏み出せない


死が怖いのだろうか……

自分の居場所はいったいどこなのだろうか……

自分自身何を考えているのか分からない

けれど そんな疑問を何度も 何度も 何度も

自身に問いかけ 苦しくなる


胸がどうしようもないくらい

締め付けられて

破裂しそうだ


私は 自分が嫌いだ

大嫌いでたまらない


相手のためと言って

結局自分のためなんじゃないかって


いつも怖くなる

だから わからなくなる

自分は何のためにいるのか

自分には何ができるのか


死が怖いんじゃない

生きてる方がよっぽど怖いんだ

それでも その中にきっと

大切な何かがあるはずと

信じることにしよう


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