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好きと堕落

作者: 雪つむじ
掲載日:2016/03/17

紙があるなら

その差はきっと一重

愛とか恋とか

どっちが表で

どっちが裏とか

逆さにしたら業界風で

だからみんな恋愛なんて

一丁前に格好つけて

酸いも甘いも噛み締めて

悟り切った先に

ようやっと判を押して

鍵をかけた部屋の中で

怯えて

暗くして

明かりを点けず

ただ

ただ

ただ


甘ラッキョウみたいだよね

酸っぱくてさ

甘くてさ

とてもとても

ベタベタしてる

手にこぼした

ねっとりと

洗っても洗っても

全然落ちない

離れない

染みついた臭い


あぁ臭い


どうしてだろう

落ちていくことは

悟り切った先より前で

だから悟っている途中に一回だけか

複数回かもしれないけれど

堕堕堕堕堕

落落落落落


コンビニの隅っこにある雑誌よりも

TVの有料チャンネルよりも

きっと甘美で

現実的で

逃げ込みたくなる

景色なのに


描き出されるのは

部屋に転がった

缶ビールと

コンビニ袋と

タバコと

雑誌と

カップ麺と

後はせいぜい

脱ぎっぱなしの下着くらい


そんなものが

怠惰の本質なわけがない

鍵をかけることすら忘れて

酸えた匂いの部屋の中で

全開の窓

戦いの音

壁に

ドアに

響かせて

ご飯抜きに

朝から晩まで

求めてごらんよ


それが好きで

堕落する事


カンケイセイ?

笑わせないで

墜落してるんじゃないの

アナタ


だからハンコを押したんでしょう?

押さない事から逃げたんでしょう?

この場合、カテゴリはどこ。


この、保証人って、何を保証するんだろう。

よくわからない。

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