第四話 ネコーズ VS 口裂け女 解決編
ネコーズはモコソンのダンイングメッセージ(死んでないけど)について考える。Fとは、いったい何なのだろうか?
「F、F,フリーザ? フロンティア? まさか、フャミマ?
はっ、あんな所にあなたのコンビニ、ファミリーマートが!
ライバル店だけど、あそこのチキンは外せないニャ。
まあ、ライバルと書いて友達とも読むし、今回は目をつぶってもらおう。それに、まだどことも契約してないし……」
ネコーズは事件のヒントがあるのではないかと考え、近くのコンビニ『ファミリーマート』に潜入する。
一応、『ミニストップ』でいろいろお世話になっているので、多少は入り難いが、今回の事件は仕方ない。
ファミチキを爆買いするふりをして、現場に乗り込んだ。
「おおう、遊戯王カードの最新作が出てるじゃないか。中古も良いけど、やっぱり新カードは良いよね。買わないけど……」
こんな感じで店内を物色していると、マスクをした怪しい女性がいた。
「あ! 名探偵コナンの最新刊も出てるじゃないか! 前は中古の漫画を買って言ったけど、そろそろ巻数が追い付いて来て、新刊じゃないと買えないんだよな。買ってくか……」
怪しい女性はレジに行き、必要な物のありかを店員に訊いていた。
「あのトイレットペーパーありますか?」
ネコーズは買い物するふりをして、その女性を観察していた。すると、その女性のコートの下に、モコソンの血液と思われるシミを発見する。
まだ新しく、立った今付いたような染みだった。ネコーズは確信する、こいつが口裂け女だと……。そこで、ネコーズはポマードと連発して叫ぶ。
すると、その女性が狂ったように暴れ出し、マスクを取った。そこには恐ろしい顔が現れる。
そして、ネコーズを亡き者にしようと、ネコーズを攻撃して来た。ナイフを振りかざし、ネコーズを刺そうとする。
一瞬、店内の誰もがネコーズが刺されたと思い、叫び声をあげる。しかし、それは残像だった。
ネコーズは日頃から鍛えているフットワークで、ナイフ攻撃を避けていた。
「何!」
「ふっ、野生動物としてのキャリアが違う!
僕は毎日、時速百キロで走って来るスポーツカーや、全く行動の予測の付かない小学生のガキ共を、怪我させないように周囲に警戒しながら、相手をしているのだ。
この程度の攻撃など、見切るのは容易い! 喰らえ、ネコーズスラッシュ!」
ネコーズは、ナイフを持っている女性の手を、ピンポイントで攻撃し、ナイフを床に叩き落とした。
バリっという鋭い音が響き渡る。女性は戦意を喪失し、床に崩れ落ち、泣き始める。ネコーズは自分の携帯電話を使い、警察に電話をする。
「銃刀法違反、及びモコソン傷害・虐待の容疑で逮捕する! 全く、この可愛い僕にナイフを向けるなんて、許される行為ではないよ。きっちりと罪を悔い改めると良い!」
ネコーズがそう言った時、モンコソンからメールが入りました。モコソンはどうやら無事のようです。
「ん? なんだ……。そうだったのか?」
ネコーズはそう言うと、口裂け女を優しく扱い、一緒に警察に向かわせます。口裂け女は、モコソンの容体を心配しているようでした。
「モコソンは、あの羊は無事だったよ。僕の勘違いで、君を犯人にしてしまう所だった。
しかし、まあ、ナイフは持ち歩かない方が良いよ。小さくても危険だからね。
それと、モコソンが信頼できる医師を紹介してくれるそうだ。警察の取り調べが終わったら、早速訪ねると良い」
こうして、口裂け女の事件は解決した。
真相はこうだ。口裂け女がモコソンに、マスクを取った素顔を見せると、モコソンは一瞬考えるような感じで止まったが、すぐにメイドとして働いてくれるように懇願した。
そう、モコソンにはエロスカウターが自身の努力から備わっており、その女性の容姿がどんなものでも、回復する見込みさえあれば、その先の姿が見えるのだ。
素顔を見ても、全くたじろがない男らしいモコソンを見て、口裂け女は感動し、思わず抱き付いてしまった。
口裂け女の恐るべき武器、Fカップの巨乳を体験したモコソンは、鼻血を出してしまい、地面に倒れ込む。
思わぬ事故に動揺した巨乳の口裂け女は、近くにあったコンビニエンスストアー『フャミリーマート』に入り、トイレットペーパーを購入しようとしていたのだ。
そこをネコーズに見付かり、乱闘の騒ぎになった。これが事件の真相だ。
その後、巨乳の口裂け女は、モコソンの勧める鈴木整形外科へ行き、元の美女の姿へと戻ったという。
しかし、悲しい事に、そこで出会った男性と付き合う事になり、しばらくして結婚した。モコソンの念願だった巨乳メイドさんは、夢として儚く散ったのである。
モコソンはしばらくボーっとする日々が、二日ほど続いた。
みんなも口裂け女のような事故に遭った人に出会っても、優しく接してあげてね。そこから、素晴らしい出会いになる事もあるのだから。