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ダイエット

※ 63話から直接こちらへ来た方へ。


優希が夢月に、元男子として生活していたことをカミングアウトし、夢月もそれを受け入れています。

重要な分岐点がこのような報告になってしまったこと、大変申し訳なく思いますがご了承いただけると幸いです。



 じー。

 思わずそんな音が聞こえそう。

 体育の時間前の着替え。ブラウスを脱いで中に着ていた体操着姿になった僕の胸元を、夢月ちゃんがじっと見つめてきた。

「ねぇ。優希。もしかして、胸、大きくなった?」

「……う、うん。ちょっとだけ」

 実は最近、ブラがちょっときつくなってきた。そろそろアルファベットの最初の文字から卒業するときがきているのかもしれない。僕としては、嬉しいような恥ずかしいような複雑な気持ちだ。

 夢月ちゃんが大きく息を吐く。

「はぁ。子供のころ、Aカップって馬鹿にしていたけれどさぁ。トップとアンダーの差が10センチってなんだよ。これだけ大きくなるって、無理に決まってるじゃん」

 夢月ちゃんが胸に手を当てた状態で、指を広げて10センチを表す。

「……えーと。夢月ちゃん。分かっててボケているんだと思うけれど、垂直な高さじゃなくて、メジャーで巻いて測った数字の差が10センチだから……」

 どっちみち、失礼ながら夢月ちゃんの場合、Aが一つになるのにはもう少し時間がかかるかもしれない。

「僕としては身長の方が欲しいんだけどなぁ……」

 小さい方可愛いよ、なんてみんな言うけれど。お店に行ったとき上の方にある棚に手や目が届かないとか、人混みの中に入ると前が見えないとか、世の中は背の低い人には不便なのだ。――せめて、四捨五入しないで150センチは欲しい。

「まぁ確かに身長も欲しいけれど、胸がペタンコで柚奈に馬鹿にされるのも悔しいし」

 ちなみに、柚奈ちゃんは生理痛が酷くて保健室で寝ている。だからこそ口にしているんだろう。仮に柚奈ちゃんがいたら、「私はむっきーのように小さくなる方法が知りたい」なんて言って、いつものようにケンカみたいなやり取りになるのは目に見えているし。

 もっとも柚奈ちゃんからすれば、冗談で夢月ちゃんを挑発しているわけではなく、こちらも切実な願いなんだよねぇ。世の中、不公平だ。

「で、優希はどうやって胸を大きくしたわけ?」

「えっ、僕?」

 話題が戻ってきて、僕は思わず聞き返してしまう。

「やっぱり牛乳飲んでるの? 陰でこっそりバストアップ体操してるのか? それとも男に揉まれて……って、あ、ごめん……」

「あ、いいって。気にしないからっ」

 見るからに落ち込む夢月ちゃんに、僕は慌ててフォローを入れる。隆太の件は吹っ切るため気にしないようにしているのに、周りからこういう反応されると、僕としても対応が困る。

「別にどうやってって言われても……。牛乳は飲んでいるけれど背の為で、胸に関してはどちらかというと豆乳の方が効果的みたいだし。体操はしていないし。一応、絵梨姉ちゃんに言われて、猫背にならないよう姿勢に気を付けているのと、睡眠をとっているくらいかなぁ」

 正しい姿勢に関しては女の子になった直後から、絵梨姉ちゃんや炭谷さんに言われていた。もっともこれは胸だけでなく全体的に女性らしい身体になるためだ。睡眠に関しては、普通に夜更かしが苦手で早く寝ているだけだけど、どちらも胸を大きくするには効果的みたい。

 ――って、何気に僕もバストアップに関する知識があるよね。ま、まぁ年頃の女の子としては当然ということで……

「くぅぅ。優希も、柚奈と一緒で努力せずに膨らむ天才型かっ。努力で上げているやつはいないのか」

「て、天才型って……」

 ま、まぁ意味は分かるけれど、柚奈ちゃんと一緒にされると恐れ多いというか。まだアルファベットの最初の文字から抜け出せない身としてはどうかと思う。

 僕は夢月ちゃんから視線をそらすようにして教室を見回した。

 いつも通りの体育前の着替えの風景だ。初めての頃はなるべく見ないように目をつぶって着替えていたのが嘘のように、普通に見れるようになった。むしろ最近はみんなの下着や体型をチェックしてしまっていたりするほどである。

「ねぇ、それじゃ、香穂莉ちゃんなんてどうかな?」

 僕は離れたところで着替えている香穂莉ちゃんを示しながら言った。

 香穂莉ちゃんは柚奈ちゃんほど胸は大きくないけれど、背は大きいし、スタイルもいい。

 そして何となくだけれど、陰で努力をしているようなタイプだ。

「なるほど、確かに! よし、聞きに行こうっ」

「……やっぱり聞きに行くんだ」

 体操着の上にジャージを被った僕たちは香穂莉ちゃんの席に近づく。香穂莉ちゃんはなぜか体操着姿でジャージを手に取ったまま固まっていて、ため息をついていた。

「香穂莉ちゃん、どうしたの?」

「実は……久しぶりに会った兄から真っ先に、大きくなったなと言われまして」

 香穂莉ちゃんには年の離れたお兄さんがいて、今は仕事で一人暮らしをしている。お正月も帰って来れなかったそのお兄さんが、週末久しぶりに帰って来たみたい。

「いいなぁ。羨ましいよ。僕も身長欲しいな」

「いえ。身長は伸びていないのです。バレー部で以前測ったときと変わりありませんでした。ではそうなると、大きくなったというのは、縦ではなく横――」

 香穂莉ちゃんが絶望的な顔をした。

「正直に言います。お正月、お餅を食べすぎました。測ったら体重がやはり増えていたのです! 兄は笑って言ってくれましたが、内心軽蔑していたはずです。このままぶくぶく太ってしまったら、お兄様に嫌われてしまいますっ」

 香穂莉ちゃんって、ブラコン的なところがあるんだよね。

 お兄さんに言われてショックなのは分かるけれど、ちょっと過敏に反応し過ぎな気もする。

「じゃあ、あたし、香穂莉ちゃんのおっぱい、もらったー」

 取り乱す香穂莉ちゃんのもとに、彩ちゃんが寄って来て、急にそんなことを言い出した。

「ええ。いくらでも持って行ってください。これで少しでもスリムになれるのでしたら大歓迎です」

 香穂莉ちゃんの言葉を聞いて、夢月ちゃんが、先に言われたっ、って顔をしている。――って、もらうことできないから!

 そんなことをしていると、香穂莉ちゃんが切実な顔をして僕に詰め寄って来た。

「そうです。優希さん、お願いがあります。ダイエットについてご教授願えませんでしょうか」

「えっ。僕、ダイエットなんてしたことないよ」

 たまにみんな(特に絵梨姉ちゃん)に脅されて、食べる量を少し控えるくらいで、特にしていない。そりゃ太りたくはないけれど、身長が伸びれば体重も増えるんだから、気にしていたら背も伸びないもん。

「いえ。優希さんではなく、お姉さんの絵梨さんなら、と思いまして」

「あ。なるほど」

 確かに女子高生と言ったらダイエットみたいなイメージはある。

「でも、絵梨姉ちゃんもしてなさそうだけどなぁ……」

 絵梨姉ちゃんが特にダイエットをしているところは見たことない。さっき言った食事量くらいな気がする。

「とりあえず聞くだけでも聞いてみてくださいっ」

「……う、うん。分かった」

 勢いに押されて、僕はうなずいた。

 そんな僕に、夢月ちゃんがこっそりと付け加えた。

「――優希。ついでに胸のことも聞いてきてね」



  ☆☆☆



 その日の夜。

 夕食の後、僕は香穂莉ちゃんとの約束通り、絵梨姉ちゃんにダイエットのことについて聞いてみることにした。

「ちょっと聞きたいことがあるんだけれど、絵梨姉ちゃんは、ダイエットなんてしてないよね?」

 まずは軽い調子で……と話しかけた途端、絵梨姉ちゃんの表情が一変した。

「……ねぇ、優ちゃん。私が何の努力もなしに、この体型を維持していると本気で思っているの……?」

 僕は本能的に、絵梨姉ちゃんの地雷に足を踏み入れてしまったことに気づいた。

 けれど時すでに遅し。僕は豹変した絵梨姉ちゃんに手を掴まれ、絵梨姉ちゃんの部屋へと連れ込まれてしまった。

「優ちゃん。これ、何だと思う?」

「え、えっと……」

 絵梨姉ちゃんが収納から取り出して僕に見せてきたのは、雑誌の束だった。どの雑誌にも付箋が付いている。一冊手に取って付箋の部分を見てみると、予想通りダイエット特集のページだった。

「ってことは、まさかこれ全部……?」

「ええ。ダイエットだけじゃないわ。いかに体型をよく見せるか、魅力的な体型を作れるか、その極意がここには詰まっている。けれど世の中は広いし、今このときも一歩未来へと時は進んでいる。きっとここには載っていない、まだ見ぬダイエット法も眠っているはずよ」

「は、はぁ……」

 もともと絵梨姉ちゃんって、あまり努力を表に出さない人だけれど、ここまでとは……それとも、これが女子高生の普通なの?

「いい? ダイエットは麻薬よ。体重が減るのを見るたびに、脳内物質が発生して快感を得て、さらに体重を減らそうとダイエットの魅力に取りつかれていくの」

「……はぁ」

「けれどある時、つい油断してダイエットを怠るとね、あっと言う間に体重が戻ってしまうのよ。これがリバウンドよ。気づいたときには体重が逆に増えちゃっていることもしばしば。そしてまたダイエットに励む。ダイエットはこれの繰り返しね」

「へー」

「よって、私は一つの理論を見出した。ずばり『リバウンドを制するものはダイエットを制す』と!」

「ほー」

「――優ちゃん」

 途中から適当に聞き流していたら、急に絵梨姉ちゃんが怖い目で僕を見る。

「今は成長期だからいいけれど、優ちゃんも気を付けなさいよ。運動部じゃないから、油断すると、一気にぶくぶく太るわよ」

「うっ……」

 脅された。痩せたいとはあまり思わないけれど、太るのはもちろん嫌だ。

 けれど絵梨姉ちゃんの言う通り、家庭科部は運動とは無縁だ。今度、ダイエット食について調べてみようかな。部活の一環としていいかもしれないし。

 あ。そうだ。家庭科部といえば、沙織先輩はどうしているのかな?

「いい? 食べなければ痩せるなんて、ダイエットを甘く見ないこと。第一に重要なのは……」

 絵梨姉ちゃんの熱のこもった講義を話半分に聞きながら、明日、沙織先輩にも聞いてみようと思った。


  ☆☆☆


 沙織先輩は、あの秀才の耕一郎くんが惚れるくらいだから(今は諦めちゃったみたいだけど)綺麗な人だ。性格は結構子供っぽいところもあるけれど、物腰は大人っぽい。

 僕としては四年後に絵梨姉ちゃんみたいになれるか、よりも、来年沙織先輩みたいになれるかどうかの方が心配だったりする。まぁそれ以前に、柚奈ちゃんや香穂莉ちゃんは僕と同い年なわけで……

 考えるだけ無駄だった。はぁ。

 とまぁ、気分を入れ替えて。

 部活の時間、僕は早速沙織先輩に聞いてみた。

「ダイエット? そうねぇ。私は特に何もしていないけれど……太りにくい体質なのかしら」

「――太りにくい体質っ!」

「ゆ、優希ちゃん、どうしたの」

 それは、女の子たちの中でよく話題になる究極の体質! それが、今僕の目の前にっ。

「沙織先輩! ちょっとお腹を触らせてくださいっ」

「え? ちょ、ちょっと、優希ちゃん。やっ、だめ、くすぐったい……」

 これが太りにくい体質なのか……いったいどこに秘密が……?

「……あっ、やんっ。優希ちゃん、そこ、だめぇぇ」

 僕がその体質を手に入れれば、給食のプリンお代わりし放題に――っ。

 なんてやっていたら、準備室の扉ががらっと開いた。

 そこには呆然と立ち尽くしている耕一郎くんの姿が。

「……えーと。お、お邪魔しましたっ」

「耕一郎くん! 違うの、これは――っ」

 準備室から背を向けた耕一郎くんと、それを涙目になって追いかける沙織先輩を見て、僕はちょっと反省した。


「ダイエット? まぁ諸説はあるけれど、単純に言えば、摂取カロリーが消費カロリーを下回れば、痩せるはずだよ」

 誤解を解いてから、知識豊富な耕一郎くんに聞いてみたところ、こんな答えが返ってきた。

 出た。カロリー計算。昨日の夜、たっぷり絵梨姉ちゃんの講義を受けたときも言っていたけれど、やっぱりこれが王道なのか。

「――もっとも、成長過程にある中学生が、あまりダイエットするのは良くないと思うけれど」

 耕一郎くんがそうまとめる。

「まぁ僕もそう思うんだけど、か――Kちゃんが気にしててねぇ」

 本人の名誉のために、イニシャルだけにとどめる。

 香穂莉ちゃんはスタイルなら沙織先輩よりも大人っぽいけれど、それでもまだ中一だし、成長期の過程だよね。大人ならともかく、食べる量をあまり減らすのもよくないと思うけれど。

 と考えてふと気づく。そうだ。大人と言えば……

「そういえば、炭谷……沙絵さんもほっそりしているよね。やっぱりダイエットしているんですか?」

 僕はナース服に身を包んだ炭谷さんの姿を思い浮かべながら、沙織先輩に聞いてみた。

「お姉ちゃん? 特に何もしていないんじゃないかしら。そうそう、病院の勤務が大変だから、何もしなくても痩せちゃうって……」

「うっ」

「ん、どうしたの?」

「い、いえ……」

 入院しているとき、夜にふと目が覚めてちょっと体が痛いだけでナースコールしたり、色々わがまま言ったりして、ごめんなさい。

 僕は思わず、目の前の沙織先輩に謝りそうになってしまった。


  ☆☆☆


「うーむ。なるほど……」

 部活が終わって教室に戻った僕は、昨日の絵梨姉ちゃんの話に加えて、沙織先輩と耕一郎くんの話と合わせてノートにまとめていた。少しでも香穂莉ちゃんが見やすくわかりやすくなればいいけれど。

「優希。なにやってるんだ?」

 重要事項を蛍光ペンでマークしていると、部活が終わった稔くんと義明くんが教室に戻ってきた。

「あ、これ? ダイエットについてまとめているんだ」

 僕が答えると、義明くんがノートを覗き込むようにして言った。

「ほー。こりゃ大変そうだなー」

「でしょ? 女の子は陰でいろいろ努力をしているんだよ。これを見ると、レディースデーも女尊男卑じゃなくて、当然の権利だと納得できるよね」

「ほうほう。で、ゆーきは、ダイエットのために、何をしてるんだ?」

 突然振られ、僕は言葉を濁しながら答えた。

「……えっと。何も」

 ふっ、と、義明くんが鼻で笑った。

 くーっ、なんか無性に悔しい。

「その……別にいいんじゃないか。優希は、今のままで」

「僕としては身長が欲しいんだけど……」

 稔くんのフォローに、僕は口を尖らせた。

 そういえば……稔くんも、背が大きいよね?

「ねぇ、稔くんって、背が大きくなる努力してるの?」

「いや、別に……」

 その答えに僕は思わず叫んでしまう。

「――天才型かっ!」

「て、天才って……」

 努力じゃどうしようもならない個人差もある――

 僕はまとめのノートにそう書き加えた。


  ☆☆☆


 翌朝。

 僕は二日にわたるリサーチの結果をまとめ、香穂莉ちゃんに報告した――んだけれど。

「あ、すみません。あれはもういいのです」

 とあっさり言われてしまった。昨日の時点で何も聞かれなかったので、もしかすると、とは思っていたけれど。

 まぁ調査したことは、将来僕の為になるかもしれないから決して無駄ではないし。なにより、香穂莉ちゃんが無茶なダイエットを考えていないことの方がほっとした。

「結局、お兄さんの勘違いだったってこと?」

 僕が尋ねると、香穂莉ちゃんは首を横に振って答えた。

「いえ。大きくなったとは、身体全体のことではなく、胸限定の意だったようなのです」

「えーっ」

 僕は思わず声をあげてしまった。

 久しぶりに会った妹に、胸のこと言うのってどうなの?

 ないとは思うけれど、建兄ちゃんに会って、真っ先にそんなことを言われたら軽蔑しちゃうかも。

「いいえ。男の性ですから」

 もっとも、香穂莉ちゃんは嬉しそう。まぁ、それならいいんだけど。

 そんな僕たちのやり取りを聞いていた彩ちゃんが乱入してきた。

「って良くないっ。おっぱいくれるのはどうなったのーっ」

「彩歌さん、ごめんなさい。この胸はお兄様のものなのです」

「きーっ」

 奪い取るつもりか、彩ちゃんが香穂莉ちゃんの胸めがけて手を伸ばしながら突進する。それを香穂莉ちゃんが華麗に交わしていく。

 えーと、一部の男子が二人のやり取りに顔を赤くして視線を逸らしたりしているんだけど、止めた方がいいかなぁ……

 なんてことを考えていたら、夢月ちゃんにちょいちょいと背中を突っつかれた。

「で、優希、胸が大きくなる方法については……?」

「あ、忘れてた」



 ――というわけで。

「えーと、絵梨姉ちゃん。バストアップについて何かしてはいない、よね?」

 その日の夜、僕は恐る恐る絵梨姉ちゃんにバストアップのことを聞いてみた。

「……ふっふっふ。優ちゃん。何もしないで綺麗なバストを保てると本気で思っているの……?」

「え、えっと……」

 なんていうか、予想通り絵梨姉ちゃんの目の色が変わった。



 こうして僕は、今日も絵梨姉ちゃんの講義に付き合わされて夜更かしする羽目になるのだった。



以前、アイディア頂いた、ダイエットとバストアップについての話です

久しぶりにこういう話を書けて楽しかったです

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