表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

Aさんの恐怖体験(単発)

作者: レイズ

※注意

 これは、あるニコ生で適当に作った単発作品となっています。

 怖さ目的の方は全く怖くないと思いますのでブラウザバックを推奨。

 なお、初投稿作品となっていますので暖かい目で見てあげてください。


――Aさんの恐怖体験――


 Aさんは今年大学生となり、1人暮らしをするようになった。

新しく借り入れたアパートの一室にも慣れ、自炊にも多少なりとも自信がついてきた頃の出来事であった。

Aさんはいつもの様に布団を敷き、1人で就寝をとっていたある日……寝静まった部屋の中で“パチン、パチン”と指を鳴らす音が聞こえてきた。

 Aさんは怖くなり暫く目を開けないようにしたが、次第に鳴らす回数も増え始め恐怖に耐えられなくなったAさんは瞼を持ち上げ部屋の確認をした。

 すると、Aさんの寝ている傍で中年の男性がリズムをとりながら指を鳴らしていたのであった。

 その光景を見たAさんはSANチェックを行い、一時的狂気に陥ってしまった。

 Aさんはおもむろに起き上がり、台所で包丁を取り出し一心不乱に中年に向かって斬りつけようとするがすり抜けてしまう。

 それでも諦めず包丁を振り続け、中年男性を襲うが手から包丁が滑りぬけ……押入れの襖を破り鈍く何かに刺さる音が微かに耳に入ってきた。

 Aさんは冷静になり、押入れを開けようと取っ手に手をかけた瞬間“ガタガタ”と中で何かが震えている音がするのであった。

 その異常事態にAさんはSANチェックに成功し、息を呑んで覚悟を決めたAさんは一気に押入れを開けると……そこには見知らぬ人が頭に包丁が深々と突き刺さり痙攣を起こしている光景が目に入ってきた。

 グロテスクな光景を見たAさんはSANチェックに失敗し、SAN値が減少。

 その後、警察がきて現場検証を行い隣の家のBさんだということが判明。

 天上を伝って進入したと判明し、事故としてたいした罪にはとられなかったが結局おじさんの正体はわからず仕舞い。

 これは私の憶測だが、中年男性はこのことを知っていて私に教えてくれていたのだろう。

 隣の部屋に大量殺人鬼がいるという事実を……

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ