表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

続きそうな短編集

恋は暗器に含まれますか?

作者: 曽我部穂岐
掲載日:2026/05/22

 暗殺者に、心は要らない。


 ロストは、そう教えられて育った。


 心は刃を鈍らせる。情は足音を重くする。迷えば死ぬ。迷わせれば殺せる。だから彼女は、闇の奥から下された命を疑わなかった。


「先代・飛影とびかげを消せ」


 羊皮紙には、短い指示が並んでいた。


 裏切り者の暗殺者は、辺境の町の教会に潜む。

 護衛が近くにいるとの情報あり。

 薬草師見習いとして入り込め。


 ロストは羊皮紙を燃やした。


 薬草師は、よい偽装だった。毒草を持っていても疑われにくい。施療所に出入りできる。茶を淹れても不自然ではない。脈を測る名目で、肌にも触れられる。


 標的の顔は、現地で確かめればいい。


 七つの宿場と二つの森を越えたのち、ロストは辺境の町の小さな教会にいた。


 灰色の外套に薬草袋、腰には採取用の小刀。淡い銀灰色の髪を首の後ろで結んだ姿は、旅の薬草師見習いに見えた。ただ、薄い琥珀色の瞳だけが少女らしくない。花を見る時も、人を見る時も、どこから断てば止まるかを測っている。


 教会は古く、壁の蔦は白い花をつけていた。昼下がりの光が色硝子を抜け、床に淡い赤と青を落としている。子どもたちが長椅子に並び、ひとりの僧侶の声に耳を傾けていた。


 ネビル・マクベス――穏やかな男だった。


 柔らかな黒髪。細い指。人の話を最後まで聞く目。武器らしい武器はない。肩にかかる外套も薄く、袖口から見える手首には剣だこも弓だこも見えなかった。


 暗殺者には見えない。


 だからこそ、暗殺者に向いている。


 ロストは教会に入るまでに、出口を四つ、死角を七つ、鐘楼から屋根へ抜ける道を二つ見つけていた。柱の陰に立ち、ネビルを観察する。


 子どもが祈りの言葉を間違える。ネビルは叱らず、笑って言い直させる。老婆が花瓶の水をこぼす。ネビルはすぐに布を取り、床へ膝をついた。


 背中を向けた。


 いまなら距離を測れる。


 ロストが半歩だけ重心を動かした、その時だった。


「そこは、祈りに来た人が立つ場所ではありませんね」


 ネビルは振り向かずに言った。


 ロストは止まった。


 声は穏やかだった。けれど、こちらの足音も呼吸も正確に読んでいる。


 やはり、ただの僧侶ではない。


「そういう目で坊主を見る女は、だいたい面倒を起こす」


 背後から別の声がした。


 ロストは振り向かず、袖の内側で小刀の柄に触れた。薬草採取用として見せているが、刃の重心は暗殺用に調整してある。


 そこにいたのは、斧を肩に担いだ大柄な男だった。無精髭。雑に結んだ髪。革鎧には傷が多く、顔つきは僧侶の隣に置くには少々乱暴すぎる。


 ウィルバー・クレイ。


 町に雇われた傭兵、という触れ込みの男だ。


 だが、ロストは一目で分かった。斧は大きい。なのに、足音は斧より小さい。あの男は、立っている場所と届く場所が一致していない。


 ただの傭兵ではない。


「お参りですか」


 ネビルがこちらを向いた。


 ロストは小刀から指を離し、静かに一礼した。


「旅の薬草師見習いです。ロスと申します。数日、薬草庫と施療のお手伝いをさせていただけませんか」


 半分だけ本当の名だった。


 近づく。滞在する。食器に触れる。脈を測る。標的を見定める。そのための申し出だった。


 だが、花を片づけていた老女が小さく笑った。


「あらまあ。ネビル様に弟子入りかしら」


「旅の女の子ですって」


「きれいな髪。けれど、少し寂しそう」


 ロストは反応しなかった。視線は数え、角度を覚え、逃走経路を選ぶために使うものだ。


 ネビルは微笑んだ。


「もちろんです。助かります」


 クレイだけが顔をしかめた。


「坊主。やめとけ」


「なぜです」


「あの娘、薬草師にしちゃ手が静かすぎる」


「静かな手は、悪いことですか」


「悪いことをする手は、たいてい静かなんだよ」


 ネビルは、二人の間に入るように立った。


「では、まず薬草から慣れていただきましょう」


「そういう話じゃねえ」


 その日から、ロストは教会の薬草庫へ出入りするようになった。


 ネビルは乾いた束、瓶詰めの粉、煎じ薬、軟膏をひとつずつ説明した。ロストは頷きながら、別の用途を数える。眠らせるもの、痺れさせるもの、血を止めすぎるもの。


 薬草庫は、彼女には武器庫に見えた。


 ただ、クレイが薬草庫へ入ろうとした時だけ、ネビルは自然にその前へ移動した。


 偶然にしては、動きが滑らかだった。




 翌日、ロストは茶を淹れた。


 湯気の奥に、粉をひとつまみ落とす。月眠草の根を乾かし、黒蛇の胆で練ったもの。匂いは薄く、熱でさらに消える。普通の人間なら、三口で舌が痺れ、五口で心臓が止まる。


 ロストは茶碗を差し出した。


「香りを整える薬草を、少し」


 嘘ではない。毒草にも香りはある。整えたのは、毒の匂いだった。


 クレイは壁際に立ったまま、鼻を鳴らした。


「その茶、妙に匂いが薄いな」


「薄い香りがお嫌いですか」


「坊主。それは一口ずつ飲め」


 ネビルは茶碗を見つめた。


「いい香りです」


「だから妙だと言ってる」


「彼女が淹れてくれたものです」


「それで何でも飲むな」


 ネビルは飲んだ。


 一口。変化なし。

 二口。瞳孔に揺れなし。

 三口。脈も、呼吸も、指先の震えもない。


 それどころか、茶碗の中で黒く濁った毒気だけが、薄い煙のように消えていく。


 ネビルは何事もなかったように茶碗を置いた。


「苦いですね。ですが、丁寧に淹れてあります」


 毒が効かない。


 普通の僧侶ではない。


 外で聞き耳を立てていた町娘たちが、小さく声を漏らした。


「手作りのお茶ですって」


「ネビル様、受け取ったのね」


 ロストには、その解釈が分からなかった。


 茶は毒を盛る器だ。手作りかどうかは、殺傷力に関係しない。


 それから数日、ロストは何度もネビルを殺す機会を得た。


 鐘楼から吹き針を構えた日、ネビルは迷子の子どもを肩車して戻ってきた。射線は通っていた。だが、彼はどこへ動いても、薪を割るクレイと鐘楼の間に入った。


 夕暮れの礼拝堂で背後を取った日、ネビルは死者だけでなく、生者の名まで祈っていた。


 今日熱を出した子ども。足を痛めた老婆。薬を飲み忘れる鍛冶屋。朝から何も食べていない旅の少女。


 ロストの指が止まった。


 朝から何も食べていない旅の少女。


 それは、自分のことだろうか。


 名ではなく、状態で祈られた。標的に数えられるのではなく、生きている者として数えられた。


 呼吸が半拍遅れた。


 毒ではない。緊張でもない。原因が分からない以上、危険な反応だった。


 ロストは刃を抜かなかった。


 理由はいくらでも作れた。今日は人目が多い。今日は逃げ道が悪い。今日は、あの子どもが泣く。


 それが理由ではないことだけを、ロストはまだ知らなかった。




 六日目の夜、ロストは教会に忍び込んだ。


 窓枠は鳴らなかった。床板も鳴らなかった。影は月明かりを避け、呼吸は眠る者より浅い。


 寝台の脇に立つ。


 心臓まで、半歩。


 短剣を抜く。刃は黒く塗ってある。月を返さない。角度をわずかに寝かせ、肋を避ける。


 その時、ネビルが目を閉じたまま言った。


「見事です。ですが、最後の半歩だけ、優しすぎる」


 ロストの刃が止まった。


 ネビルは目を開けた。


 驚きも恐怖もない。まるで夜更けに迷い込んだ子どもを見つけたような顔だった。


「あなたは何者ですか」


「僧侶です」


「僧侶は、暗殺の半歩を語りません」


「必要があれば覚えます。身近に、そういうものに詳しい人がいますので」


 身近。


 クレイか。


「なぜ避けなかったのですか」


「あなたが、まだ刺すべきか迷っていたからです」


 迷っている。


 その言葉が、刃より深く胸に入った。


 ロストは迷わない。迷いは殺す。そう教えられた。だから迷いなどない。ないはずだった。


「私は、あなたを殺しに来たのかもしれません」


 対象を確定させるまでは、断定しない。暗殺者として当然の用心だった。


 ネビルは静かに頷いた。


「そうかもしれませんね」


「なら、優しくするべきではありません」


「それは難しいです」


 ネビルは、刃を向けられたまま一歩近づいた。


 ロストは反射的に短剣を引いた。相手が近づいたのに、自分が刃を下げた。その事実に、また呼吸が乱れる。


「あなたが、優しくされることに慣れていないように見えますから」


「優しさは隙です」


「では、私はずいぶん隙だらけですね」


「なぜ笑うのですか」


「あなたが、刺すより先に尋ねてくれたので」


 ロストには理解できなかった。


 殺しに来たかもしれない相手に、なぜ気遣われるのか。刃を向けている相手に、なぜ近づいてくるのか。自分の迷いを見て、なぜ笑えるのか。


 沈黙が落ちた。


 その沈黙を壊すように、扉が乱暴に開いた。


「やっぱり窓から来る客だったか」


 クレイだった。


 斧は持っていない。片手に燭台、もう片方に毛布を持っている。


「坊主、お前、なんでそういう客を歓迎してる」


「窓から来られました」


「入口の問題じゃねえ」


「追い返すべきでしたか」


「普通はそうだ」


「でも、彼女はまだ夕食を少ししか食べていませんでしたし」


「夜食の心配をする場面でもねえ!」


 クレイは毛布をロストへ投げた。


「それ被れ。夜は冷える」


 ロストは毛布を受け取り、眉を寄せた。


「拘束具ですか」


「毛布だ。倒れりゃ荷物になる」


「私は荷物ですか」


「面倒な荷物だ」


 雑で、乱暴で、どこか言い訳のような声だった。


 毒はない。針もない。呪いもない。


 ただ、温かかった。


「夜に人の部屋へ入るな」


「不都合がありますか」


「山ほどある。坊主相手だと、特にな」


「条件が曖昧です」


「曖昧なのが普通なんだよ」


 ネビルが口を開きかける。


 クレイが即座に指を突きつけた。


「坊主、お前は説明するな」




 七日目の朝、ロストは教会の庭にいた。


 灰色の外套には、昨日、町の子どもが挿した白い花が残っている。抜く理由を見つけられなかったからだ。手の中の短剣は、いつもより軽い。だが、抜く動きだけが遅れる。


 ネビルは井戸のそばで洗濯物を干していた。白い布が風に揺れ、その向こうで彼はロストに気づいて微笑んだ。


「おはようございます、ロス。昨夜は眠れましたか」


「眠れる状況ではありませんでした」


「それはよかった。眠れない夜は、誰かと話すのに向いています」


「殺すのにも向いています」


「では、半分同じですね」


「同じではありません」


 そう言ったのはクレイだった。


 彼は教会の壁にもたれ、腕を組んでいる。目は閉じているようで、ロストの指先を見ていた。


「左の親指。動いてるぞ」


 ロストは止まった。


「なぜ見ているのですか」


「目についただけだ」


 ネビルが洗濯物を干す位置を変える。


 白い布が、ロストとクレイの視線の間にふわりと入った。


 偶然にしては、二度目だった。




 その時、庭の外から拍手が聞こえた。


 黒衣の男が三人、門の向こうに立っていた。町人ではない。足音が浅い。腰に武器。視線はネビルではなく、ロストの背にも向いている。


 ギルドの者。


「標的を前にして、ずいぶん穏やかな顔をするようになったな、ロスト」


 先頭の男が笑った。


「迷う暗殺者に、次の任務はない」


 ロストは短剣を構えた。


「監視ですか」


「処分だ」


 男の視線がネビルへ移る。


「まずは標的を消す。そのあと、お前だ」


 刃が抜かれた。


 殺すには、刃が浅い。下手ではない。むしろ、浅くする技術がある。


 奇妙なことがもうひとつあった。黒衣の男たちは、ネビルには刃を向ける。ロストにも向ける。だが、クレイの前だけは、不自然に踏み込まない。


 クレイは驚いていなかった。


 斧に手はかけている。だが、抜いていない。


 ロストを見る。ネビルを見る。それから、またロストを見る。


 まるで、答えを待っているように。


 それでも、黒衣の刃はネビルへ向かっていた。


 ネビルの胸へ。


 その瞬間、ロストの中で何かが跳ねた。


 標的を奪われる不快。

 任務を汚される不快。

 いや、違う。


 それだけではない。


 あの男が倒れる姿を、まだ見たくなかった。


 ロストは、考えるより先に動いていた。


 飛び込んだ男の手首を弾き、刃の軌道を逸らす。二人目の足を払う。三人目の投げ針を袖で受け、井戸の縁へ叩きつける。


 守る動きだった。


 自分でそう気づいて、ロストは息を呑んだ。


「何の真似だ」


 黒衣の男が低く言った。


「お前は暗殺者だ。守るなど似合わない」


 その通りだ。


 ロストは殺すために育った。誰かを守る訓練など受けていない。盾の持ち方も、庇う時の姿勢も知らない。


 ただ、ネビルに刃が届くのが不愉快だった。


 それだけは、はっきりしていた。


「私は、まだ標的を見定めていません」


「ならば、見定めろ」


「違います」


 ロストは短剣を構え直した。


「まだ殺すと決めていない者を、他人に殺されるのは不愉快です」


 クレイが小さく笑った。


「物騒な理屈だな」


「問題がありますか」


「いや。今は、それでいい」


 戦いは長くなかった。


 ロストは速かった。殺すために覚えた動きは、命を取らずとも相手を止められた。


 ネビルも動いた。


 祈りの言葉とともに、黒い刃を受けた手から闇がほどける。毒も、呪いも、殺意のこもった影さえ、彼の掌に触れた途端に薄れて消えた。


 同時に、彼は常にクレイの死角を潰していた。


 祈りの声は穏やかなのに、立ち位置だけは護衛のものだった。


 やはり、この男はただの僧侶ではない。


 ロストはそう思った。


 そして同時に、そうであってほしくないとも思った。


 やがて、黒衣の男たちは地面に倒れた。


 誰も死んでいない。


 ロストは自分の短剣を見た。刃に血はついていない。それが不思議で、少しだけ落ち着かなかった。


 ネビルが歩み寄る。


「助けてくださったのですね」


「違います。まだ殺していないだけです」


「では、今なら殺せますよ」


 ネビルは逃げなかった。


 ロストは短剣を上げた。


 間合いは近い。踏み込みは要らない。心臓まで、あと半歩もない。


 殺せる。


 命令は終わる。迷いも消える。自分は暗殺者に戻れる。


 けれど、刃は動かなかった。


「今日は殺しません」


 ロストは言った。


 ネビルは微笑んだ。


「明日は?」


「未定です」


「では、明日もお茶を用意しておきます」


「毒は効かないのでしょう」


「毒がなくても、お茶は飲めます」


 ロストは少し考えた。


「毒のない茶に、意味はありますか」


「ありますよ。たぶん、あなたが思うよりずっと」


 呼吸が、また半拍遅れた。


 痛みではない。毒でもない。呪いでもない。


 だが確かに、何かが刺さっている。


「これは毒ではありません」


「はい」


「刃でもありません」


「はい」


 ロストは、自分の胸に手を当てた。


「世間には――恋、というものがあると聞きます」


 ネビルは少しだけ目を伏せた。


「……ええ」


「恋は、暗器に含まれますか?」


 ネビルは困ったように笑った。


「いいえ」


「では、防ぎ方が分かりません」


「私にも、よく分かりません」


 クレイが盛大にため息をついた。


「暗殺予告を逢い引きの約束に変えるな、坊主」


 ロストは首を傾げる。


「逢い引きとは何ですか」


「明日、教えます」


 ネビルが答えた。


「お前も答えるな!」


 ロストは短剣を収めた。


 なぜかは分からない。


 ただ、明日という言葉が、任務より少しだけ重く聞こえた。




 その夜、クレイは教会の扉にもたれ、空を見上げていた。


 月は細い。暗殺にはいい夜だ。


 まったく、面倒な娘に育ったものだ。


 クレイは胸の内だけで笑った。


 ロストはまだ知らない。


 飛影に先代など存在しない。

 飛影とは、暗殺ギルドの首領ただ一人の名。

 そしてその名を持つ男が、斧を担いでずっと傍にいた、父であることを。


 ネビルも知らない。


 この七日、己が護衛ではなく、婿候補として見られていたことを。


 知らせれば、あの坊主は悩む。悩めば、あの娘は刃の揺れを読む。だから何も知らせなかった。


 合格、とまでは言わない。


 あの娘は恋を知らない。殺し方は知っていても、人と並んで歩く速さを知らない。あの坊主は人を救うことは知っていても、惚れられる面倒を知らない。


 ならば、もう少し見てやるしかない。


 飛影としてではなく、父親として。


 クレイは肩の斧を担ぎ直した。


「明日の茶には、毒が入らねえといいがな」




今回は「恋愛」というジャンルに初挑戦してみました。


当事者と周囲から見たギャップを書きたかったので、ロストのどうにも不器用で、どこか可愛らしい“恋の始まり”を感じ取っていただけたなら、作者としては嬉しい限りです。


恋は暗器に含まれるのか。

見せた瞬間に効力が変わるあたり、むしろ暗器より厄介なのかもしれません。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ