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殺意増幅障害という新たな障害が当たり前になってしまった俺たちの"普通の日常"の話  作者: 暗黒神ゼブラ
第二章覚醒戦争

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片鱗の兆し

第十七話片鱗の兆し


俺と和馬は東島総理に呼び出され、花ヶ前天夜(あまがさきてんや)を捕獲または殺害するよう依頼を受けた。

「おい、和馬これだと抵抗されるに決まってんだろ」

「そもそも捕らえるために俺たちはここに来たんだ、忘れてないよな」

「忘れるわけないだろ。和馬気をつけろよ、女も覚醒者だ」

「翼もな!!」

天夜以外のガキ二人と女を俺が相手し、和馬に天夜を任せることにした。

昔と変わらずアイコンタクトで和馬と会話が出来たことに俺は安心感がある。

……っと浸ってる場合じゃねえ

「ガキども、とっとと来いよ」

チョイチョイ

煽って意識を俺に集中させねぇと和馬のところに行っちまう。

「二人とも下がってろ。テメェ煽ってんじゃねぇぞ!!」

女の雰囲気が変わったな。

「……!? 翼、下を見ろ!!」

「はぁ? 和馬何言って……マジかよ」

俺が立っていた道路が消えていた。

「何がどうなってんだよ」

冷静になるんだ俺、冷静さを欠けば死ぬだけだ。

俺が死ねば、和馬も死ぬ。

「相手を舐めていた俺への戒めとして"五感支配(ジャック)"を使うか」

普段なら身体が保たないが、仕方ねぇ

ブォン

「この感覚……翼も本気なんだな」

五感支配(ジャック)は文字通り俺の周囲二十メートルの生き物の五感を支配出来る。

そして相手の聴覚や視覚を無くし痛覚を倍増させることように自由自在に変えることが出来る。

その代わり使用後二日間は五感を失う。

俺は脱いだ靴を蹴り、地上へ上がった。

スタッ

まずはこいつらの視覚を奪う

……おかしい、今まで感じたことのない生き物の気配がする。

「上か!!」

時空が……歪んでやがる。

「ほんとにどうなってんだよ、なんなんだよあの生き物は!!」

歪みから出てきたのは六本の腕に三つの顔の、四階建ての建物よりデカい人型の蛙だった。

「こんなの見て冷静になんて、出来るわけねぇだろがよ」

「翼逃げるぞ、人が集まってきた。これ以上は続けるのはマズイ!!」

「五分だけ待ってくれ和馬、今ならまだジャックで……」

俺はジャックで和馬以外の範囲内の視覚と聴覚を奪った。

「和馬早く天夜を連れて行くぞ!!」

「翼は俺の背中に乗れ!!」

和馬が東島総理の元に俺と天夜を運ぶことになった。

その後俺は"分からなく"なった。

そして場面は和馬に切り替わる

これから二日間翼を護れば、また一緒になれたのだから。

「東島総理天夜を連れて……きま……した」

「ご苦労だった。知りたいことは知れたから、君たちには消えてもらう」

せめて翼だけでも護る

ドドドド

「……翼……生きて……く……」

今の翼には何が起こったのか分からないだろう。

俺の全てを翼に託す

俺の能力は対象の相手に全てを託すこと、その代わりに使った俺は死ぬ。

託してすぐなら、俺の能力が優先されて五感を取り戻すはず……どうか生きてくれ翼

バタン

翼の視点に戻る

んん……なぜだ、声が聞こえる

「さて、諸君ワシの予測通り世界は変革の時を迎えておる。この娘が全ての元凶である。始末しなければ世界が終わることが今回で分かっただろう。ワシも全力で諸君のフォローをする、安心して戦ってくれ」

俺はなぜ音が聞こえるようになったのか、考えた時、記憶が入ってきた。

……これは和馬の記憶か、ということは俺を残して死んだのか……和馬

今、仇を討ってやる

ドドドドドドドド

そして視点は連れ去られた天夜に切り替わる。



次回正義の形

読んでいただきありがとうございます!!

更新は出来る時にしますね

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