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『芸術家問題』

『芥川龍之介問題』

『芥川龍之介問題』



正直に言って、学生の頃から、芥川龍之介には心酔していた。侏儒の言葉など、読んでいて支えられるものも多く、また、何より自殺というのが、何かカッコいい感じを受けたものである。学生時代の頃の話である。



学生時代は、歯車に入れなかった芥川を、どうにか救って、社会の歯車に混ぜたかった、その一心で、自分は歯車を研究したようなものだ。ところが、大学で学び、社会に出るとなると、芥川龍之介は、所詮、社会の歯車に入れなかった人間だったと言う事実が浮かび上がる。



無論、悪いことではない。人間には、自己の人生を、自己決定できる自由があるからである。ただ、救うつもりが、自分まで、社会不適合者に成ったような感じだ。まさにこれが、芥川龍之介についての、芥川龍之介問題である。。

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