祖母
大切な人です
僕のばぁちゃん。
大好きです。
いつも心配ばかりかけてすみません。
いつも、いつも僕を心配してくれてありがとう。
ばぁちゃんの柔らかい手。
暖かい耳たぶ。
しわくちゃの笑顔。
大好きです。
いつまでも、長生きして下さい。
ばぁちゃんが居なくなったら、僕が、寂しいんです。
僕の為に、長生きして下さい。
僕は僕のエゴで、ばぁちゃんに生きていて欲しいと心から思います。
癌で大腸を切った時も、
癌で指を切断した時も、
ばぁちゃんは、いつだって自分の事より僕を心配してくれました。
いつだって、
何があっても、
しわくちゃの顔で笑って、
笑って、
僕の側に居てくれました。
自分の事よりも僕の事を、他人を優先出来るばぁちゃんが大好きです。
僕はばぁちゃんに、幸せは己の内だけでは完成しないと教えられました。
その曲がった背中に学びました。
未だに、僕は僕の事しか考えられなくて、本当、嫌な気分になる時もありますが、
繰り返し言っておきます。
僕の為に、
僕が悲しい気持ちにならない為に、
ずっと、
ずっとずっとずっと、
しわくちゃな笑顔を見せて下さい。
暖かな耳たぶを触らせて下さい。
その腕で曾孫を抱いて下さい。