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厨6話

ここで、なぜ会話が成り立つか説明しなければならない。

この世界はいわゆるファンタジーである。

ソラの昔過ごしていた世界では動物とふれあい、仲良くなったからと言って会話が通じることはなかったが、この世界ではそれが可能になるのである。


つまり、自分たちのために魚を採って来てくれたとゴブリンたちが錯覚した事で、ソラへの信頼が出来上がった。

これにより会話が成り立つようになったのだ。


ソラが凄いからではない。


これはよっぽど信頼がないと成り立たないが、よっぽど信頼してしまったのである。


気のいいゴブリンたちである。



ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


ぐぅーー


ソラのお腹がなる。

そこで、ソラは自分が何も食べておらず、空腹であることを思いだす。


「ま、まさか…。おめェ…自分は何も食わずに俺たちのために…?」


「あ、あぁ。結果的には…。」


「お前ってやつはそこまでだったのかよ!」


「一時は殺し合いになりかけたがそんなものは細事だ。俺たちはもう仲間…兄弟だ…!」


「兄弟が増える!?」


「よ、よせやい。」


「よーし、そうと決まったら兄弟の飯を獲りに行かねぇとなァ!ちょっと待ってろよ兄弟!」


そう言うとゴブリン達は洞窟から飛び出して行った。


「よく分からんが仲良くなれて良かった…。ブチ切れで喧嘩売ってたらどうなったことか…。」


ソラも気のいいやつである。

ゴブリンたちにボコボコにされた傷はまだ痛むが、あそこまで言われてはそれを恨む訳にもいかない。

もはやソラの心の中は「兄弟か…熱いな。こういう関係もアリだな。」で埋め尽くされていた。


そこでソラは気を失った。

毎日3食おやつ付き。何不自由無く過ごしてきたソラ。

ここまでストレスを受けたことの無いソラには耐えられなかったのだ。

貧弱ものである。




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