表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/32

6月の話

 中学生は義務教育。だから毎日学校へ行くし、そこを特に疑問には思わない。

 学校に行かないと、最悪、先生どころか警察が自宅に来るのだとも聞いたし。


 一方で、何故に勉強をしなければいけないのか、と言う部分。

 それは多少疑問に思わなくはない。

 我が家には英語の新聞は来ないし、ご飯の用意に科学知識は必要ない。

 自転車の運転にも方程式を使ったりしないし。


 必要だという大人と、必要なんだろうなぁと思う子供。

 8割方はこんな感じで学校に通ってるだろう、俺も含めて。



 けれど、9年の義務教育が終わったとしても。

 いや、俺の場合は中高一貫12年までが確定してるけど、そうで無くたって。

 高校があって大学もあって、人によってはその先さえある。


 一生勉強なのだと言って、仕事の合間に何かの参考書を読んでいる人もいる。

 わざわざ休みの日に講習会にお金を払って参加する人達もいる。

 そもそも中学生は勉強が一番大事な仕事である以上、誤魔化すわけには行かない。

 但し、それより大事に思えることは、中学生であってもある。


 大事なものとそうで無いもの。決める基準は何処だろう。

 そして、それをわかるために勉強するのだ、と大人はうそぶくけれど。

 勉強に関する話なんか、やはり俺に出来るわけが無い。



 なので多分。これからするのは、あまり勉強には関係の無い話だ。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ