水槽のような街、そして僕。
構成、v16-h8-v16-h16-outroです。今回は、ちょっと趣向を変えてみました。サカナクションの歌詞を思い浮かべながら書いたリリックとなっております。……似てるかどうかは別として( ´∀`)
〈verse1〉
水槽という名の檻。
耳に響いてくるその水音に。
重たい頭を上げて、
僕はそっと窓の方を見やったんだ。
僕を写すそれはまるで鏡。
街中で静かに揺れるさざ波。
冷たい夜は始まったばかり。
幕開ける不思議な物語。
絡まる電線は海藻のよう。
古びた駅の回送列車。
狭い世界を行き来する、
僕はさながら回遊魚のよう。
アスファルトに映る僕らの影。
気ままに泳ぐ甘い毒牙の鮫。
心地よいそのまどろみの中で、
いつか行き着く枕の果て――
〈hook〉
マシュマロみたいな水の中。
沈んでも押し返されるようで、
まるで僕の悲しみを一心に拒まれているようだ。
マシュマロみたいな水の中。
沈んでも押し返されるようで、
まるで見えない誰かが、僕の背中を押してるようだ。
〈verse2〉
僕らを見下ろす摩天楼。
足許から響く河川の音。
視線と振動の板挟み。
長い闇のさなか皆語り、
それぞれの待つ朝を思い描く。
いつも通りの一日を、
両手を合わせて心から願う。
夜はまだ明ける事はない。
水面に反射する月の光。
そこらに生い茂る樹の下に、
大事なものを隠したよ。
君に見つけてほしいから。
ああ夜がもう明けそうだ。
東からまばゆい朝日が上がる。
濃紺色の世界が、もうすぐ透明になってゆく。
〈hook〉
マシュマロみたいな水の中。
沈んでも押し返されるようで、
まるで僕の悲しみを一心に拒まれているようだ。
マシュマロみたいな水の中。
沈んでも押し返されるようで、
まるで見えない誰かが、僕の背中を押してるようだ。
僕は泳ぐよどこまでも。
立ち止まって「ここまで」と。
弱音は吐かない、決めたんだ。
檻を破って逃げたんだ。
僕は泳ぐよどこまでも。
立ち止まって「ここまで」と。
弱音は吐かない、決めたんだ。
檻を破って逃げたんだ。
マシュマロみたいな水の中。
沈んでも押し返されるようで、
まるで僕の悲しみを一心に拒まれているようだ。
マシュマロみたいな水の中。
沈んでも押し返されるようで、
まるで見えない誰かが、僕の背中を押してるようだ。