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『へっぴり腰の木こりと山の神と速記者』

作者: 成城速記部
掲載日:2026/04/08

 ある木こりが山で木を切っていると、山の神があらわれて、わしの山で木を切るのは誰だ、とお怒りであったので、へっぴり腰のじじいでございます、と答えると、へっぴり腰なら、屁をひってみろ、と言われたので、尻に力を入れてみると、何か高いおもしろい音が出たので、山の神は大笑いしてくれ、おもしろかったから、お前には、この山で木を切ることを許そう、と、言ってもらえた。

 別の日、ある速記者が、同じ山でプレスマンを短く加工するために切っていると、山の神があらわれて、わしの山で木を切るのは誰だ、とお怒りであったので、木は切っていません、と答えると、そうか、で、お前は誰だ、とお尋ねになったので、速記者でございます、と答えると、屁をひってみろ、と言われたので、はい読みます、に聞こえるようにひったところ、山の神は感動してくれ、お前は、この山で幾ら木を切ってもいい、と言ってもらえたが、いえ、木は切りません、と答えると、まあそう言わず、と言われた。しかし、速記者は、生涯木は切らなかった。




教訓:木より、篠竹でプレスマンをつくりたい。

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