聖なる力で戦います!~異世界トリップと拉致された私~
※完全に悪ノリしました。
前半と後半の温度差が酷いです。
いつもより長いので、前半は読み飛ばし推奨。
日曜朝の女児アニメの劇場版にありそうな内容を目指しました
が、
途中、下ネタで下品な部分がございます。
お楽しみ下さい。(男性読者の方は、ご注意ください)
※セリフの一部に下ネタがありますが、誤字ではありません。
【作者からのお願い】
この作品は、現実世界の実在する作品・団体などとは一切関係はありません。もし、名称などが被ってしまっていた場合は、教えて頂けると助かります。
修正は努力します。
「やったぞ、召喚成功だ!!」
「これで我々は助かるんだ!」
光が収まった大広間。
その床に描かれた魔方陣の上に、十代前半と思われる少女とその愛玩動物と思われる獣が横たわっている。
少女の服装はかなり布地が少なく、この世界の女性にしては肌が出過ぎている。
貧民街に住んでいる者のような布面積だが、遠目からでも少女が着ている服は柔らかそうで鮮やかな色彩であり、一目で高級な素材で作られていると判別できる。
さらに、髪や肌にも艶があり、少女の連れている体長70cmほどの獣の毛艶もよく、裕福な家庭で育った少女であると想定された。
「……ぅ、うん」
五人ほどの魔法士たちが見守るなか、少女が身動ぎしながら目を覚ました。
目を擦りながら周囲を窺う姿は、意識がない時よりあどけない様子で幼く見える。
「え、どこ、ここ」
覚醒した途端、少女は何かを探すように周囲を見回し、近くにいた獣に気がつくと、乱暴に揺さぶり始めた。
「……っマリーヌ、ねえ、起きて!!ここは、どこ?あの子たちは、どこ!!」
バンッ!!
「とうとう、異世界から聖なる乙女を召喚できたのか!」
異世界の愛玩動物は丈夫だな、などと魔法士たちが声を掛けるタイミングを見計らっていると、大広間の扉を開けて数人の男たちが入ってきた。
青い制服を着ているので、おそらく王族の護衛である近衛騎士たちだろう。だが、その集団をよく見ると、一人だけ豪奢な服装の人物が混じっているのに気がつく。
「殿下!?何故こちらに」
「聖なる乙女の召喚に成功したと聞いて、居ても立ってもいられなくてな。……そなたが聖なる乙女か、まだ子どもではないか」
「誰なの?あなたたち、いったいここはどこなの!」
少女が目を覚ました後に、優しく声を掛けて懐柔する予定のはずが、逆に警戒されてしまった。
「ルナール殿下、あの、乙女はまだ現状の認識が不十分ですので、少々お待ち頂けますか」
「何故だ、説明する時間など、もうほとんどない」
「それは、こちらの都合でしかありません!」
「いきなりこちらにお呼びしてしまったのです。せめて事情だけでも説明させていただかなければ、ただの拐かしになってしまいます」
「うるさい、私から説明すればいいだけだ。お前たちは下がっていろ」
魔法士たちは召喚された少女の様子を見て、自分たちがしたことの罪深さを実感していた。
聖なる乙女として異世界から呼び寄せた少女は、自分たちの娘と同じくらい幼く見えたため、罪悪感に苛まれていたのだ。
だが、まだ年の若い第一王子は、彼らの葛藤など意に介さず、魔法士たちを少女から引き離すようにして騎士たちを配置していく。
「我が国にようこそ、聖なる乙女よ。あなたの持つ聖なる力で、この世界に巣くう悪しき者を浄化してもらいたいのです」
にこやかに、だが、否と言わせない圧を漂わせながら、ルナールは少女へと言葉をかける。少女は怯えたように身体を震わせ、獣を盾のように抱き上げながら、視線だけをルナールへと向ける。
「私に、……聖なる力なんて、」
「ありますよ。聖なる力を使うのにふさわしい器を選び、導いたのですから。どうですか?感じませんか、聖なる力を」
悪しき者と戦うために必要な、聖なる力。
それは、過去の聖なる乙女の聖遺物に込められていた力であり、新しい聖なる乙女をこちらの世界へと導くための標でもあった。
『悪しき者が甦るとき、聖なる乙女が世界を救う』
おとぎ話として、遠い昔から語り継がれてきた物語。
魔法士たちは世界を救うために、聖なる乙女を探した。そうして分かったのは、この世界の住人は聖なる力の器として不十分だということ。聖なる力を使える者は稀であるという事実だった。
「ほら、感じてください。聖なる力を」
「嘘、でしょ。本当に、私の中に、聖なる力が」
少女の合わさった手のひらの中に、白く輝く光が満ちていく。すべてを浄化し、悪しき者を倒すことができる唯一無二の力。
「でも、私に世界を救うなんて、……こんなことしてる場合じゃないのに……どうしたらいいの、……私、元の世界に帰らないと……」
つややかな黒い毛並みの獣を抱き締めながら、少女は呟く。獣もキューと悲しげに鳴き、少女を慰めるようにすり寄っていく。
「私を、元のところに戻してください」
「申し訳ないが、元の世界には戻れない。帰す方法はない。諦めて協力してもらうしかない」
「あなたたちの世界なら、あなたたちで守るのが筋でしょ。今、ここにだって強そうな男の人がいっぱいいるのに!私に、あなたたちの世界のために、戦えって言うの!?」
もっともな少女の言葉に、召喚を実行した魔法士たちは心を痛めた。確かに、自分たちの尻は自分たちで拭くべきだ。このような、違う世界の幼い少女に頼るべきではない。
それなのに、王子であるルナールと近衛騎士たちは、少女への礼儀も尽くさずに自分たちの要望ばかりを通そうとする。
現に、初めは敬意をもって接していたはずが、口調すらもう崩れてしまっている。
これは、国の中枢で政治を担う者の態度として正しい姿だろうか……、そんな疑問すら傍観するしかない彼らは抱き始めていた。
「できるなら、当然そうしたに決まっているだろう!我々にも、聖なる力が使えれば、聖なる乙女を異世界から喚ぶ必要もなかった!!聖なる力さえ使えれば!!!」
「その通りです!聖なる力さえあれば、我々が戦います!」
「愛する国と、愛する人達を守りたいのです!」
王子であるルナールの言葉を聞き、騎士たちも続く。彼らとしても、年若い少女に重責を押し付けるつもりはなかった。だが、聖なる力を使えるのが少女しかいないのだから仕方がない。結果的に、押し付ける形になってしまったことは否めない。
「もちろん我々にできることなら、なんでもしよう」
「分かったわ、つまり……聖なる力さえ、使えればいいのね!」
少女は顔を上げ、ルナールを見た。さっきまでの頼りない表情から一変し、嬉しそうに微笑んでいる。
「ヒグマリーヌ!『なんでもする』って聞いたよね!」
「聞いたクマ~!契約完了☆クマ~!!
皆に聖なる力を授けるクマ~!煌めけ友情パワー!!」
キラキラした光が部屋の中にいる人々に降り注ぐ。魔法士たちは、光の中から感じる聖なる力の大きさに息を飲む。
「聖なる力よ、私に力を!セイントホーリーエボリューション!」
「なんだこの力は!」
ルナールは、あまりの眩しさに目を開けていられなかった。身体に降り注いでいる光は、目を閉じていてもはっきりと感じられた。
光が当たったところから、身体の構造が入れ替わっていくような、奇妙な感覚に襲われる。
「さあ、皆!『セイント・トランスフォーム!』って唱えて!」
「せいんと、とらんすふぉーむ?」
ルナールと騎士たちは、少女につられるようにして、魔法の呪文を口にしてしまう。
彼らがその言葉を唱えた途端、虹色のエフェクトが輝きを放ちながら彼らを包み込んでいく。
♪君たちの~大切なものを~取り戻せ~
♫平和~を守る~聖なるチカラ~
「何なんだこの不快な歌は!!」
「ホーリー☆マジカル♡ランドの国歌クマよ。変身シーンやクライマックスシーンに流れるクマ」
「はぁっ!?意味が分からんが!?」
王子と騎士たちが、虹色の光の何かに包まれてしまったので、魔法士たちからは輝く虹色の壁が少女を取り巻いているようにしか見えない。まさに蚊帳の外である。
「聖なる戦士!アルティメット・セイント・リリィ!さあ、このリリィちゃんが、悪い子ちゃんをきっちりお仕置きしてあげるわ!!」
「リリィ!!やったクマ!!究極進化☆だクマ~!」
「この力があれば、皆を救える!ブラックフレネミーたちとまだ戦える!!」
「ここは我々に任せて、リリィはあっちに戻るクマ!!ブラックフレネミーたちは、きっとまだ街を襲っているクマ!皆と力を合わせて世界を救うクマ!」
「でも!ヒグマリーヌ!あなたは!?」
「大丈夫!こっちは新しい仲間が誕生したクマ~!リリィは、人間界とホーリー☆マジカル♡ランドを救って欲しいクマ!」
「分かったわ……。ヒグマリーヌ、私、頑張るよ。世界が平和になったら、また一緒に遊ぼうね」
「了解☆クマ!今度こそ、三振奪ってやるクマよ!」
「ふふ、絶対打ってやるんだから!……じゃあ、またね」
「また、すぐに会えるクマ~☆」
虹色の壁のせいで、少女とヒグマリーヌとかいう存在の声しか聞こえてこないが、なにやら感動のお別れシーンが展開されているようだ。
だが、ヒグマリーヌとかいう人物は一体どこから湧いて出たのか。魔法士たちが見ていた限り、他に人はいなかったはずなのに。
♩見つけよう(見つけよーう)~仲間~
探そう(探そーう)~友達~
育てよう(育てーよう)~友情~
♬ああ素晴らしきホーリー☆マジカル♡ランド(ジャン!)
「リリィ、頑張るクマ!!」
音楽の終了と共に、虹色のエフェクトも消える。
光の洪水の後には、青い騎士たちの姿が見えるはずだった。
だが、魔法士たちの目に映ったのは、非常にカラフルな色彩の衣装を身に纏い、太股や膝、ふくらはぎなどを露出しているため、肌色面積が増加した騎士たちの姿だった。
「はぁぁぁぁ?何なんだ、これは!!」
「俺たちの制服が、なんだかおかしな服に!」
「俺、フリル多くね?」
「すっげえ着心地いいんだけど!?」
「可愛いな!おいっ!?」
彼らは、フリルとリボンをふんだんに使用したドレスのような服を着ていた。十歳くらいまでの女児が好むような、丈の短い可愛らしいものである。
騎士たちが、互いの姿を確認するために身体の向きを変えたり、場所を移動したりしたことで、魔法士たちはヒグマリーヌの姿を見ることができた。
ヒグマリーヌは、聖なる乙女が抱きしめていた黒い毛並みの愛玩動物のようだった。魔法士たちは、異世界の獣は人語を解するのかと恐れおののく。
ヒグマリーヌは、可愛らしい仕草で立ち上がり、二足歩行の体勢になる。大きさ的にはちょうど十歳くらいの子どもくらいの大きさである。騎士たちよりも子ども用ドレスが似合うのではないかと、魔法士たちはほっこりしながらその姿を眺めていた。
「おい、聖なる乙女がいないぞ!?」
「なんだと!!どうするんだ!」
「君たちは聖なる力を欲したクマ。だから、君たちはヒグマリーヌとお友達になって、友情パワーで変身して、聖なる乙女になったクマ。ちゃんとトランスフォームしたから安心クマ!『乙女』だから、……ほら無いタマよ?」
ヒグマリーヌに爆弾発言をされた騎士たちは慌てて自分たちの下半身を確認しようとするが、フリフリヒラヒラした布でできた服は脱げなかった。
なぜかぴったりと身体にフィットし、その鍛え抜かれた筋肉の形までがはっきりと判別できてしまう。
仕方がないので服の上から位置確認を試みたが、そこには昔からずっと一緒だった相棒の姿はなかった。
「う、嘘だ!俺の聖剣が!?な、ない?」
「そんな、まだ新品なのに!」
「困っちゃうなぁ、もう」
「俺、新婚なんだぞ!!なんてことしやがる!!」
「おい、この服、脱げないぞ!!」
「戦闘コスチュームは絶対領域だクマ。破廉恥な展開にはならないクマ。小さなお友達に配慮してるクマよ?」
「配慮の方向がおかしい!」
「小さなお友達が俺達を見たら絶対泣くだろう!」
「うちの娘には見せられん」
「今までと体格が変わると戦い辛いと思うクマ!だから、皆の大事なものを預かっておくだけにしたクマよ☆」
いい仕事したクマね☆と極悪マスコットはふうっと息をついた。
「ちゃんと変身を解いたら男に戻るクマよ」
「本当か!?」
焦りながら前のめりで問い質すルナールの姿を、上から下までじっくり確認したヒグマリーヌは、こてんと可愛らしく首を傾げる。
「でも、お兄さ、お姉さんは似合ってるからこのままでいいと思うクマ~」
「似合う似合わないの問題じゃないんだよ、畜生!!」
「ヒグマリーヌは野生動物じゃないクマ!ホーリー☆マジカル♡ランドの可愛いマスコットだクマ!」
「マスコットでもマスケットでもどうでもいい!いいから、戻せ!!!」
「でも、元の姿に戻るには『アミティエ』を集める必要があるクマ」
ルナール王子が可愛らしい王女になったことと近衛騎士たちが乙女になってしまったことだけは、魔法士たちにも理解できた。
そして、ヒグマリーヌという獣は異世界から来た、不思議な力を持つマスコットとかいう生き物らしい。
「ブラックフレネミーを倒すと、『アミティエ』が手に入るクマ。『アミティエ』は友情の結晶、青春の涙クマ~!たくさん『アミティエ』を集めて、世界を救うクマ☆」
「いや、我々の世界にいるのは『悪しき者』で、ブラックフレネミーとかいう者では」
「皆が頑張れば、愛の力が増幅されて、あっちの世界で戦ってる皆の愛する人たちもパワーアップするクマよ☆」
「は!?」
「あれれ?言ってなかったクマ~?ヒグマリーヌがこっちで皆をサポートして聖なる乙女にすると、あっちでリリィをサポートする存在がいなくなるクマ。だから、代わりに皆の愛する人を聖なる乙女にしといたクマ。彼女たちも、リリィの守る街で聖なる乙女として頑張ってるクマ!」
「なんだと!!お前たち、なんて酷いことを!」
「酷くないクマよ!リリィを召喚して聖なる乙女として戦わせようとしていたから、同じことしただけクマよ?自分たちに力があれば、自分たちで世界を守るってさっき言ってたクマ。だから力をあげたクマ☆この国の王と王妃も、あっちに送っといたクマ~」
「はぁぁ!?何してんだぁぁぁぁ!」
「お前がぼっちだったからクマ~。可哀想だから今日からヒグマリーヌがお前の友達になってやるクマ~☆」
「いらん!」
「聞こえないクマ~☆お前とヒグマリーヌは今日から親友クマよ~」
「そ、そこまで言うなら、友達になってやってもいいぞ!」
「……こいつ、チョロいクマ~☆」
「何か言ったか」
「友情パワーで敵を倒すクマよ~」
ヒグマリーヌが腕を振ると、シャラララーンと可愛らしい音が鳴り虹色のエフェクトがこぼれ落ちる。しかしその演出とは逆に、手の先にある爪は鋭く力強い。
それほど体格差はないはずのルナールは、ヒグマリーヌ振るわれた腕から生まれる風圧に耐えきれず、よろけてしまう。
「最終決戦で聖なる力が尽きかけていたリリィにパワーチャージしてくれて助かったクマ。でも弱すぎクマよ、そんなんじゃブラックフレネミーどころかホーリー☆マジカル♡ランドのありんこにすら勝てないクマ。だからブートキャンプするクマ☆」
ヒグマリーヌは、のしっとルナールの上に乗り、甘えるようなしぐさで纏わりつく。
「リリィにたくさん仲間を紹介してくれてありがとうクマ♡人間界とホーリー☆マジカル♡ランドを救ったら、ちゃーんと君たちの愛する人達は帰ってくるクマよ☆」
上下左右に揺れ動き、楽しそうなヒグマリーヌと、「ぎゃ!」「ぐぅっ!」などと苦悶の声を洩らすルナール。
一見、ほほえましい様子に見えるが、乗られているルナールの肋骨は悲鳴を上げている。
だが、端から見れば可愛らしい少女と愛玩動物とのふれあいにしか見えず、近衛騎士たちは助けるかどうかを躊躇ってしまっていた。
「だから皆、頑張って魔物を倒して、『アミティエ』を集めて、変身を解いて相棒を取り戻すクマ~!早くしないと愛する人達にその格好を晒しちゃうクマよ☆」
「「「「「いやだぁぁぁぁあ!!」」」」」
「ちなみに、恋人や奥さん、娘さんとお揃いの戦闘服クマよ☆」
「鬼か!!」
「ドン引きされるじゃねぇか!!」
「あいつ、今こんな格好してるのか!」
「俺の服、ヘソ出てんだけど!!」
なお、一番布面積が少なく、際どい割にリボンとフリルとぬいぐるみが多い服を着ているのはルナールである。
彼、いや彼女には大層似合ってるが、王と王妃が同じものを着用しているのか……魔法士たちはそこまで想像し、思考を止めた。
「さあ、ホーリーナイツのみんな!悪い子ちゃんを浄化しに行くクマ~!!!」
「「「「「いやぁぁぁ〜助けてぇ〜!!」」」」」
ガッシャーン!!!
♪君たちの~大切なものを~取り戻せ~
♫平和~を守る~聖なるチカラ~
♩見つけよう(見つけよーう)~仲間~
探そう(探そーう)~友達~
育てよう(育てーよう)~友……
野太い可憐な悲鳴が大広間にこだまするが、ホーリー☆マ(以下略)の国歌にかき消される。
「……どうすんだ、これ」
「……さあ」
城の広間には召喚した魔法士たちと割れたステンドグラスだけが残された。
窓枠から外の様子を伺ってみたが、すでにヒグマリーヌとルナールたち騎士団ならぬホーリーナイツの姿は影も形もなかった。
召喚の責任者であるこの国の最高権力者は、この国に誰も残っていなかった。
魔法士たちは取り敢えず割れた窓に応急措置を施し、今回の報告書の作成をすることにしたのだった。
その後、愛する人たちは1ヶ月も経たずに戻って来た。リリィがこちらに来たのは地球時間でちょうど48話あたりだったらしく、最終決戦に皆で力を合わせたと王妃が感慨深く語っていた。
ホーリーナイツたちは、50話分を、元の姿を取り戻すためフレネミーと共に悪しき者と戦ったのだった。
めでたし☆めでたし
今日も、た~くさん『アミティエ』が集まったクマ☆皆の友情パワーが、世界を守るクマ!
皆、ホーリー☆マジカル♡ランドを救うために聖なる乙女になってくれてありがとうクマ!
皆は、ずっと我々の大切な友達だクマよ☆
気付いていたクマ?
タイトルの「私」は皆のことだクマよ♡
合い言葉は、煌めけ友情パワー!セイント・トランスフォーム!
また、来週もよろしく頼むクマ♡
君の親友ヒグマリーヌ☆
来週からの新番組は、後で同じシリーズにまとめておくクマ☆