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第二話 森

パレソフィにログインしてから一時間

あらかたのチュートリアルが終わり俺はとある場所へと向かった


さてと、待ち合わせまでのころ十分か

それにしても近くで見たがこれが新要素の”(バベル)”か

でかいな


(バベル)

パレソフィが発売を開始してから約半年が過ぎたころに追加された要素

ゲームを発売当初のプレイヤーが終点の街と呼ばれる場所にあらかたたどり着いたころに追加された要素なのだが、追加されて半年いまだにプレイヤーは第一層で足止めをくらっている


(バベル)を見上げ後ろに倒れそうになった時だった


「お待たせ」


「別に今来たところだ」


顔なじみのプレイヤーが来た


「それにしても、こっちで会うのは初めてだがキャラクリまじで変わんねぇな」


「君こそ全く変わってないじゃん」


「それもそうだな」


プレイヤー名 三日月

シティバトからの顔なじみ、以外に女性プレイヤーだ

お互いにリアルであったことはないが互いにリアルの顔ある程度知っている

それはお互いにキャラクリをあまりしておらず髪の色を変えているくらいだからだ


因みに俺は髪の色

そしてアクセサリーでメガネをかけている


「にしても何そのメガネ」


「インテリ、できる男、てきな」


「話を聞いている感じバカ丸出しなんだけど」


「おい」


「まあいいや、じゃあさっそく行きましょうか」


「おう」


(バベル)の中に入った俺たちの目の前に広がっていた光景は森、森だ


「これって(バベル)の中だよな」


「ええ、私も最初驚いたわ、しかもさらにびっくり要素はこの(バベル)街で見ているときより中広いよ。たぶん見た目と中の広さは違うよ」


「へ~」


「けど以外ね、あなたシティバトだと短剣の二刀流だったのに今は剣士だなんて」


「いや~なんかさ、二刀流って多いじゃん」


「そんなに多いかな」


「それよりも早く戦いたい!」


「そうね行きましょう」



身長が1mほどのゴブリンが俺を襲う


「はやっ!」


「当たり前でしょ、この場所のプレイヤー推薦レベルは80以上よ」


「はは、まじかよ!」


片手ナイフを振り回しながら俺を襲ってくる

あたりまえにステータスは足りていない俺の攻撃は本当に効いているかどうか怪しい

回避しながら隙を見て斬ってはいるがまずその隙が全く無い


「手伝う?」


「冗談はよせ」


「でしょうね、じゃあ頑張って死ね」


「辛辣~」


だが実際まじで死にそう

このゴブリン攻撃を十回ほど当てたあたりから口から毒を吐いてきた

しかもこの毒木に当たると溶ける演出がされている


「やばい死ぬ」



激闘の三十分

ついに倒した

そしてレベルがかなり上がった

何と20!


--------------

PN:レン

LV:1 +20

JOB:剣士        

HP(体力):20 +20

MP(魔力):5

STM (スタミナ):25 +20

STR(筋力):20 +10

DEX(器用):10

AGI(敏捷):20 +10

TEC(技量):25 +25

VIT(耐久力):15 +15

LUC(幸運):10

スキル

・スピードスラッシュ +lv4

・パワースラッシュ


新しく獲得したスキル

・居合 

・ソードストライク


装備

右:初心の剣

左:無し

頭:無し

胴:初心の胴鎧

腰:初心の腰鎧

足:初心の足鎧

アクセサリー:インテリメガネ(DEX+5)


--------------


「終わったぁ~、強すぎんだろ」


「強いというよりはレベル差だね、本来気にが同じレベルで戦ったら簡単だったでしょ」


「そんなことないだろ」


そう実際彼が同じレベルで戦っていたら圧勝していたと思う

彼はそんなことはないとは言っているが私が彼の強さを一番知っている

彼はどんなに強い相手でも負けない、もしくは簡単には負けない

彼は私が知る中でも彼は特にずば抜けている

体捌き、反射神経、ゲームIQ,など

その中でも一番ずば抜けているものは対人戦

シティバトの時からだが彼は対人戦がとにかく強い

普通ゲーム始めたての初日にランキングNo1に相打ちとかやばすぎでしょ


「まあけどまだまだね」


「うるせ、てか三日月の方はレベル上げとかしなくていいのか?」


「私レベル80台に乗っているから大丈夫」


「一ヶ月でレベル80ってすごいな」


「別にここじゃすごくないよ、さっきのゴブリンやほかにも推奨レベル100越えの蜂とか虫がいるし」


「うわ~俺虫嫌いだわ~」


「確か昔やってたゲームの虫がリアルすぎてさらに嫌いになったんだっけ」


「そうなんだよ、しかも羽音まで完全再現しててまじできつかった、思い出すだけで鳥肌が立つ」


「私も無視はちょっとね、しかもここの虫は特にね」


「にしてもどこを歩いても森だな」


「そうだね」


「ちなみにまだ一層がクリアできていない理由ってなんだ?」


「確か、ギミックボスらしくて、四、五時間攻撃しても全然ダメージが入らないとかなんとか」


「へ~」


「でこれはギミックボスだろってなって、今プレイヤーが街なのかに広がってNPCに話とか聞きまくっているらしいよ」


「だからか、(バベル)にプレイヤーが意外に少ないのは」


「そうだね」


「ボスの居場所は分かっているんだよな」


「うん、私もいちよう知ってるけど」


「教えてくれない?」


「情報量1万マネ」


「あほか、初期プレイヤーの財布の中は5.000マネさらにアイテムポーションなど買ってたら素寒貧だろ」


「知ってるよ、けどただでとわね~それは甘すぎない」


「はぁ~じゃあどうしろと」


「1v1を希望」


「戦闘狂が、どっちだ」


「どっちがいい?決めさせてあげる」


「初期武器、初期装備一式で相手してくれんだったらここでもいいが」


「いいよ」


「低レベルの俺に負けたらバカにしてやる」


「逆にレベル差で負けたとか言わないでよ」


「いわねぇよ」


「・・・・・よし、装備変更完了」


「じゃあ始めるか」


森が静まりかえりお互いが息を大きく吸う

俺は剣を三日月は刀を構えた


「それが剣士の上位職業の一つか」


「正解」


「ふむふむなるほど、やる気出てきた」


「ふふ、じゃあ始めよう」


「ああ、かかってこい!」


始まりのゴングはならない

だがゴング代わりに付近の木の落ち葉が地面に着いたと同時にお互いが動き始めた

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