小説の書き方
小説を書くにはまずテーマを決めなさい。
それも誰もが驚くようなものでなければならない。
川で洗濯をしているお婆さんのもとに大きな桃が流れてくる。
これこそが小説だ。
桃が流れてこなかったらお婆さんが洗濯を終えて家に帰ってしまう。
小説にならないだろ?
桃が流れてくることで興味が湧いてくる。
先が読みたいと思う。
読者を惹きつける要素が何よりも大切や。
桃を見つけなさい。
逆に言えばこの桃を見つけさえすればどうとでもなるのです。
長編ならひたすら文字を埋めていこう。
短編なら文章の芸を披露してそれらしく装えばいい。
ともかく桃がなければなにも始まらない。