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白亜の騎士と癒しの乙女  作者: ゆきんこ
第二部

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リーラ 1

 フランソワーズ、リリー、ミーナと会った日から、アオイはしょっちゅう薔薇園に行くようになった。離宮近くの画家さんの家から回収してあった絵描き道具まで持ち込んで、ガゼボで絵を描いて過ごしている。それを責める人は誰もいない。だって、アオイが不安なんて感じないで生活してくれるなら、そっちの方が良いもん。


 薔薇園で過ごすようになってからというもの、アオイの笑顔が増えた。ここのところ、ご機嫌な事が多い。でも、少し気になる事がある。寝起きのアオイの顔。泣いた時みたいに、目が赤く腫れている。でも、先生もローザさんもあんまり気にしていないみたいだし、私も気にしない事にした。


 今日も私は先生と二人きり、図書室で魔術の勉強に励む。一日も早く、立派な治癒術師になる為に。


 先生の目もそうだし、アオイの記憶もそうだけど、私はまだまだ役立たず。それがとっても悔しい。だから、最近は寝る時間を少し遅くして、夜も一人、部屋で勉強をしている。これは、私とミーちゃんだけの秘密。


 本当は、ミーちゃんにだって知られたくなかった。でも、夜中に訪ねて来たミーちゃんに見つかっちゃったんだから仕方ない。ミーちゃんには口止めをしたし、誰にも言っていないと思う。「誰かに言ったら、ミーちゃんとは絶交だからね!」って言ったから、たぶん、バルトさんにも言っていないはず。


 寝る前に一人で勉強しているお蔭か、初級魔術教本は順調に進んでいる。とは言っても、まだ三分の一が終わったあたり。本格的に治癒術の勉強を始められるまで、まだまだ先は長い。頑張らねばっ!


 カリカリ、カリカリと、私がペンを走らせる音が静かな図書室に響く。今日は呪術の初級魔術「誘惑」の魔法陣を描き終わるのが目標だ。呪術は適性があるせいか、内容が理解しやすい。「誘惑」は昨日から勉強し始めたばかりだけど、もう終わりそう。ここをこうして、こっちをこうして、これとこれをつなげて……。


「出来たぁ!」


 叫び、魔法陣を描いた写本を掲げる。こんなに早く魔法陣が完成したの、初めてだ! わ~い! わ~い!


「見せて下さい」


 先生が微笑みながら手を出す。私は魔法陣を描いた写本を先生に手渡し、それを確認する先生をジッと見つめた。ジッと。ジ~ッと。それに気が付いた先生が写本から顔を上げて笑った。


「そんなに見られると、落ち着いて確認出来ないですよ」


「だって、だって! 気になるんだもん!」


「今確認しますから。次のページでも読んで待っていて下さい」


「ん!」


 頷いたものの、気になる。でも、次のページも読みたい。だって、なるべく早く初級魔術教本を終わらせたいもん。それで、治癒術の勉強を本格的に始めたいんだもん。でも、魔法陣も間違ってないか気になる。う~!


 初級魔術教本を読み、先生の様子を窺う。そして、また初級魔術教本を読み、先生の様子を窺う。それを繰り返す事数回。確認が終わったのか、先生が写本から顔を上げた。


「よく描けていますね、アイリス」


「ホント?」


「ええ。この短時間でよく出来ました」


 わ~い! わ~い! 先生に褒められた! 嬉しくなってにんまり笑う私に、先生も笑顔を返してくれる。


 先生の笑顔を見ていると、やる気が出てくる。もっと先生に褒められたい。先生の役に立ちたい。もちろん、先生以外の人の役にも立ちたいけど、一番はやっぱり先生だ。私を助けてくれた時に見えなくなった目を、早く治してあげたい。


「良い雰囲気の所ごめんね~。お邪魔しますよ~」


 突然、ブロイエさんの声が図書室に響き、私と先生は同時に図書室の入り口の方を振り返った。そこにはニヤニヤと笑うブロイエさん。


「何の用です? 邪魔をするからには、それ相応の理由があるのですよね、もちろん」


 せ、先生! いくら何でも、対応が冷たすぎるよ! そりゃあ、今は勉強の時間だし、文句の一つも言いたくなるのも分かるけど。ブロイエさんだって用事があるんだろうし、そんなしょっぱい対応、しなくても良いと思うの!


「おやまぁ、冷たい事で。いくら僕でも、理由なく邪魔したりしないよ?」


「急ぎですか? 今、この時間に、ここに来なくてはならない程に?」


「ん~。そうだねぇ。この後の事を考えると、今、話を聞いてもらいたいかなぁ?」


「そうですか……」


 先生は諦めたように溜め息を吐き、隣の椅子を引いた。ブロイエさんがいそいそと、その椅子に座る。そして、懐から紙の束を取り出した。


「他国の王や要人からの祝辞、こんなに溜まっちゃってさぁ。この後、アオイさんに見てもらおうと思ってるんだけど、その前に、ラインヴァイスに目を通しておいて欲しいなぁって。と言うのも、アオイさんの祝いの品の相談に乗ってあげて欲しいんだ。ローザさんでも良いんだけど、ラインヴァイスの方が他国の王や要人と親密だし、どういう物を欲しがったら喜ぶかとか、アドバイスしやすいんじゃないかなぁ、なんて」


「分かりました。アイリス、次のページ、読める所まで読んでおいて下さい」


「は~い!」


 私は元気に返事をすると、初級魔術教本を読み始めた。先生も、ブロイエさんから受け取った紙の束を読み始めたらしい。時々、紙を捲る音が静かな図書室に響いた。


「アイリス。分からない所があったら、ラインヴァイスの代わりに僕が教えてあげるからねぇ」


 ブロイエさんの言葉に顔を上げると、彼はニコニコと笑いながら私を見つめていた。反射的に頷きそうになってから、フルフルと首を横に振る。だって、先生の顔が……。物凄く冷たい目で、ブロイエさんを見てるんだもん。怖いんだもん。


 先生はきっと、人に物を教える事が好きなんだと思う。だって、分からない所があると、私が理解出来るまで凄く丁寧に教えてくれるもん。それに、字が読めない子ども達の為に、学校だって創るんだもん。私の勉強は、私だけでなく、先生の勉強でもあるんだ。それなのに、ブロイエさんに横から口出しされたら良い気はしないと思う。だからお断り、お断り。私の先生は先生だけだもん。


「ありゃぁ。お断りされちゃ――」


 ブロイエさんも、やっと先生の変化に気が付いたらしい。変な所で言葉を切り、思わずといったように笑った。


「そんなんで、胃、痛くならない?」


「別に」


「ふ~ん。じゃあ、ラインヴァイスは、ストレスで禿げるタイプなのかなぁ?」


「禿げませんよ……たぶん……」


「今、ちょっと弱気になった!」


「叔父上、これ以上邪魔をするなら叩き出しますよ?」


 口元だけで笑いながらそう言った先生から、ひんやりとした空気が出てくる。背筋がゾクゾクするから怒るのやめて、先生。ブロイエさんもブロイエさんで、先生を怒らせるのやめて。今、わざと怒らせたでしょ?


「はいはい、分かりました。口、閉じてますよ~」


 ブロイエさんはそう言うと、本当に、先生が紙の束に目を通し終わるまで一言も話さなかった。ニヤニヤと笑いながら先生を見ていた。何だかちょっと不気味。先生も同じ事を思ったらしく、物凄~く微妙な顔をしていた。


 先生が紙の束を全部読み終わると、私達はブロイエさんの転移魔術でキッチンに移動した。そこにはすでに、ローザさんがお茶のカートを準備して待っていた。私をローザさんに引き渡し、ブロイエさんと先生の姿が消える。この後、竜王様と合流して、アオイの元に行くらしい。私とローザさんはお話し合いのお茶係。二人並んでカートを押して、薔薇園へと向かった。


 薔薇園に着くと、先生とブロイエさん、竜王様は既に到着していた。転移魔術って本当に便利。でも、習得したいとはあんまり思わない。だって、転移魔術は空間操作術の一種だもん。空間操作術は、ちょっとでも操作を間違えると世界が消えちゃう事もあるんだって、先生、前に言ってたもん。そんな怖い魔術はお断り。私は治癒術だけ使えるようになれれば良いんだもん。


 ガゼボのテーブルにお茶とお茶菓子のクッキーを置くと、アオイが早速、クッキーを食べ始めた。それはもう凄い勢いで、もしゃもしゃ、もしゃもしゃと食べている。アオイってば、お腹空いてたのかな?


「アオイさん、お腹空いてたの? 軽食準備させようか?」


 そう言ったのはブロイエさん。呆れたように笑っている。先生を見ると、先生も一緒に笑っていた。アオイに向けて優しく微笑む先生を見て、私の胸の奥がギュッと締め付けられる。こんな事、前だってよくあったのに……。


「大丈夫です。それより、お話って何ですか?」


 アオイってば、クッキー食べながら話して……。もう! 口の中に物が入ってる時は、話したら駄目なんだよ。お行儀悪い!


 準備したクッキーは、既に半分以上、アオイのお腹の中に納まっている。これは……。追加、持って来た方が良いのかな? そう思って先生を見ると、先生がこちらを見ながら小さく頷いた。追加、持って来てって事っぽい。私はぺこりと頭を下げると、走ってキッチンへと向かった。


 タッタッタッタと、私の足音が廊下に響く。お城に来たばかりの頃は、図書室までも歩いて行けなかった私だけど、毎日図書室までの長い道のりを歩いているお蔭か、ちょっとやそっとの事で疲れなくなった。薔薇園からキッチンまでなら走って行ける。ふふふん。私も成長したものだ!


 階段を駆け上がり、角を曲がる。と、その時、ドンと何かにぶつかった。勢い良くぶつかったせいで、跳ね飛ばされて尻餅をつく。


「え? あ! ごめん! 大丈夫?」


「う……うぅ……うああああぁ!」


 お尻痛い。お尻の骨折れた!


「い、痛いの? どこぶつけたの?」


「あああぁぁぁ!」


「な、泣かないでよ。あぁ、どうしよう……」


「ウルペスさんのばかぁ!」


「ごめん。謝るから泣かないでよ。ごめんってばぁ」


「うあああぁぁ!」


 ウルペスさんなんて嫌い! この前だってぶつかってきたし! 先生の事、ぶったし!


 私は泣きながらも立ち上がると、ウルペスさんの横を抜け、キッチンに向かって歩き出した。大泣きしながら歩く私の後を、ウルペスさんが慌てて付いて来る。


「大丈夫なの? 怪我、無いの?」


 大丈夫じゃない! お尻の骨折れたんだもん! 大怪我だもん! ウルペスさんのせいだもん!


「ウルペスさんなんて大嫌いぃぃ! お尻の骨折れたぁ!」


「お尻の……骨……?」


「いじめたって、みんなに言ってやるぅ! うあああぁ!」


 ウルペスさんの事を知ってる人達に言いつけてやる! 食堂でもキッチンでもみんなに言いつけてやる。ウルペスさんがいじめたって。それで、怒ってもらうんだから!


「ちょっと待った。それは止めて」


「嫌だぁ! ああぁぁ!」


「何でもするから。本当に、それだけは勘弁して」


 ……何でも? 今、何でもって言った? 私は足を止め、袖でごしごしと涙を拭いた。そして、ジッとウルペスさんを見つめる。


「な、何……? もう痛くなくなったの?」


「お尻の骨、ひっく、折れた……」


「う、うん。そっか」


「でも、許してあげる」


「ホント?」


「ん……。でも、お詫び……ひっく……」


「ええっと、許す代わりに、俺に何かしろって事?」


「ん。先生と仲直り……ひっく……して……」


「それは……。無理かなぁ、なんて……」


 ウルペスさんは、ちょっと泣きそうな顔をしながらそう言った。でも、泣きたいのは私の方だ。だって、先生、ウルペスさんと喧嘩してから、何だか元気が無い気がするんだもん。先生が元気ないと心配だもん。不安なんだもん!


「ウルペスさんの嘘つき。みんなに言いつけてやる……!」


 ウルペスさんにいじめられて、その後だまされたって、みんなに言いつけてやる。ウルペスさんなんて、みんなに怒られれば良いんだ!


 声を上げて泣いていると、突然、フワリと足に何かが触れた。驚いて下を向く。すると、そこにはいつの間に近寄っていたのか、ミーちゃんがいた。ミーちゃんがいるって事は――。


「ギャーギャーと大騒ぎして何ご――。なんだ。アイリスが泣いていたのか。何があった?」


 角を曲がって姿を現したのは、私の予想通り、バルトさんだった。最近、ミーちゃんがお散歩する時は、必ずと言って良い程、バルトさんと一緒にいる。ミーちゃんが誘っているらしい。これはバルトさんが教えてくれた。


 ミーちゃんがお城に来てからというもの、バルトさんは私とお話してくれるようになった。最初はミーちゃんの通訳として仕方なくって感じだったし、私の方から話しかけてたけど、最近はバルトさんの方から話しかけてくれる事も増えた。「アイリスは私の妹分なんだから、仲良くしないと絶交だよ」って、ミーちゃんがバルトさんに言ってくれたらしい。バルトさんがそう言っていた。


「げっ……!」


 ウルペスさんが嫌そうな声を上げる。私はごしごしと袖で涙を拭くと、バルトさんに向き直った。


 バルトさんは、ウルペスさんと同じ、第一連隊の人。だって、離宮にいたもん。それに、御前試合では赤い騎士服を着ていた。あれは、隊長さんと副長さんと副長付きさんの服。第一連隊の隊長さんはノイモーントさんだから、バルトさんは副長さんか副長付きさん。そして、ウルペスさんは副長付きさんだって、御前試合の朝、自分で言っていた。という事は、バルトさんはウルペスさんと同じ役職か、一つ上の役職って事だ。見た目的にバルトさんの方が年上だし、ウルペスさんを怒ってもらうには丁度良い!


「バルトさぁん! 聞いて! ウルペスさんが、もごっ!」


 いじめたと言う前に、ウルペスさんに手で口を塞がれる。ジタバタと暴れても、ウルペスさんの手は、私の口から離れない。


「もごご! もごもご!」


「俺ら、ちょっと用事があるんで。これで失礼します」


 ウルペスさんはそう言ってバルトさんに頭を下げると、私の口を片手で押さえたまま、もう片方の腕で私を抱きかかえて走りだした。


 しばらく行った所でウルペスさんは私を下ろし、ガシガシと頭を掻いた。私はそんなウルペスさんをキッと睨む。


「本当に勘弁してよ……」


「嫌だもん! 先生と仲直りしないなら、みんなに言いつけるもん!」


「仲直りって言ったって……。原因作ったのはラインヴァイス様じゃん……」


 ウルペスさんはボソッとそう呟くと、口を尖らせた。確かに、ウルペスさんの言う通りなんだけど……。


「でも、先生はウルペスさんの事を――」


「俺は、リーラ姫が消滅したかもしれないって事、ラインヴァイス様の口から聞きたかったの。それで、一緒に悼んで欲しかった……。それを、腫れ物に触るみたいに……」


 言葉を切ったウルペスさんの顔は、今にも泣きそうに歪んでいた。リーラ姫が消滅してしまったかもしれない事、それを先生が隠していた事、色々な事が重なって、ウルペスさんの心の中は今、ぐちゃぐちゃになっているんだと思う。じゃなかったら、いつも笑顔でとっても優しいウルペスさんが、あんな風に怒ったり、こんな風に泣きそうになったりしない。


「分かった。先生にそうやって言っとく。だから、仲直りして」


「仲直りしたって、何の意味も無くなる。だから諦めて」


「何で?」


「ラインヴァイス様と会う事も無くなるから」


 それって、リーラ姫がどうなったか確かめる為に、メーア大陸まで行くって事? 私が首を傾げると、ウルペスさんが弱々しく笑った。


 この顔……。この目……。父さんが死んだばかりの頃、母さんがこんな顔をしていた。悲しすぎて辛すぎて、何もかも嫌になってしまった人の顔だ。


 ウルペスさんがさっき言っていたのは、リーラ姫の後を追うって事じゃ……! そう理解した瞬間、私は叫んでいた。


「駄目っ!」


「大丈夫だよ。俺がいなくても、あの人は何とかなるから。支えてくれる人がたくさんいるから」


「違うの! リーラ姫が悲しいの! だから駄目!」


 リーラ姫はウルペスさんに、とっても大事に思われていた。それに、リーラ姫もウルペスさんを大事に思っていた。だって、先生が前に言ってたもん。人族との戦が無ければ、二人は恋仲になっていたって。


「ラインヴァイス様じゃなくて?」


「先生もだけど、リーラ姫もなの! ウルペスさんが悲しんでたらね、リーラ姫も泣きたくなるの! 大好きな人にはね、ずっと笑顔でいて欲しいの!」


「笑顔で、ね……」


「時々は思い出して欲しいけど、ずっと悲しい顔されてると嫌なの! 嬉しい事とか楽しい事とかをたくさん、た~くさんしてね、笑ってて欲しいの。それをお空の上から見てたいの!」


 私だったら、きっとそう思う。ずっと悲しい顔をされていたら悲しい。だから、大好きな人にこそ、笑顔でいて欲しい。それで、それをお空の上から見ていたい。間違っても、後を追ってなんて欲しくない。


「酷な事を言うよね、アイリスちゃんも。魔人族ってさ、一生で一人の人しか愛せないんだよ? まあ、例外はいるけどね。でも、俺はその例外じゃない」


 一生で一人の人しか愛せない……? だから、ウルペスさんはリーラ姫の後を追うの? リーラ姫がいなくなった世界を生きるのが辛いから。


「俺も人族なら良かったのに……」


 ウルペスさんはそう呟くと、私に背を向けた。その後ろ姿がとても悲しそうで。泣いているように見えたのは、私の気のせいじゃない。ウルペスさんにとって、リーラ姫はそれだけ大切な存在だったんだ。失ったら全てを投げ出したくなるくらい。


 先生も、一生で一人の人しか愛せないの? 先生も、アオイの事をずっと想い続けるの? 竜王様の隣で笑うアオイを。失いたくないから、離れたくないから、ずっと気持ちを隠し続けるの……?

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