表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
3/12

勇者? 王妃? いいえ、魔王城のニートです――愛される自由を謳歌します

 魔王、カイゼル・ノアーラの宮殿。


(何もかも捨てて、気ままに生きたかった)


 セリアは広間で眉をひそめ、自分の思考にふけっていた。

 自由を求めてきたはずなのに、今、ここにいることが不思議でならなかった。


「お前が求めていた幸福。私の隣にいることだろう?」


 カイゼルの言葉に、思わず目を見開く。

 魔王城で過ごす時間は、どうしてこんなにも心地よく感じるのだろう?


 その微笑みに、セリアの心がわずかに揺れる。


「どうしたんだ?」


 カイゼルが優しく問いかける。


 戸惑いながら、セリアは答えた。


「お菓子を食べて寝たり、宝物庫を見せてもらって……何でも好きにできるんだよ」


 言葉が口をついて出た瞬間、カイゼルはふっと笑った。


 セリアはその顔が熱くなるのを感じ、思わず目をそらした。


「まあ、いいか!」


 セリアは心の中で自分に言い聞かせた。

 魔王妃になるのも、悪くないかもしれない。


 ――多分。

 最後までお読みいただき、ありがとうございました!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ