10/12
最強魔王妃の私は、元パーティーとの再戦よりティータイムが待ち遠しい
セリアは王宮の間に立つ三人の姿をじっと見つめた。
アレン、ガルド、ミレイ——懐かしい顔だ。
昔と変わらない。
しかし、感情なんてものは、もう無用だ。
アレンが口火を切る。
「何をしているんだ?」
セリアは内心で爆笑した。
質問の内容がくだらない。
「死にゆくお前たちに、話すだけ時間の無駄だ」
セリアは淡々と言った。
ガルドが煽る。
「そっくりそのまま返そう」
セリアは肩をすくめた。
「なるほど、戦うしか道はないようだな」
その時、セリアのお腹が鳴り始める。
顔が引きつったが、すぐに冷静さを取り戻した。
さっさと片付けて、ティータイムにしよう。
カイゼルは無言で頷き、立ち上がった。
彼らと戦う準備が整ったことを感じていた。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!




