5.雨音AKIRA様の場合
「どうもー。デリックです」
「おぼろです」
『二人合わせてオマケコーナーでーす』
「いやー、やって来ましたオマケコーナー。今日は初めての方ばかりじゃないでしょうか? ネタの方で笑ってくれれば嬉しいですが、今日は私達の名前だけでも覚えて帰ってくださいねー」
「……って、オイッ」
「何ですか? マスター?」
「いつの間に俺達は漫才コンビになったんだ? しかも、コンビ名が『オマケコーナー』なんてふざけているだろう」
「なら、どんな名前なら良いんですか?」
「いや、そういう意味じゃないだろ。とにかく俺達は漫才コンビでもないし、コンビ名も無い。それで良いだろう」
「そうは言いますがマスター、そろそろ私達の名前を考えないといけない時期が来ていると思いませんか? これだけの人気ですよ。武道館ライブも近いと思いますが」
「さらりと嘘を言うな。俺には全然露出しているように思わないぞ。そういうのはもっとPV付いてから言った方が良いと思うぞ」
「……それを言われると辛いです。少し先走りすぎましたかね。確かに更新自体もサボってましたし」
「まあ、これは頂いたFAの公開用に作っただけだからな。そもそも不特定多数を対象としてない」
「サーセン」
「それじゃ、早速今回のを行くか」
「分かりました。それでは第一回チキチキ 略して『底辺スミソニアン』 エントリーナンバー5はこれです。どーん!」
「おおっ。凄い」
「続けて二つ、どーん」
「別バージョンまである」
「最後はオマケでどーん!」
「おおっ。これもまた凄いな」
「はい。一枚目が完成形。二枚目が線画状態。三枚目がトーン付、四枚目が手袋のラフとなります。本当は各状態に文字が入った仕様もあったのですが、諸般の事情により割愛となりました。何卒ご理解の程、宜しくお願いします」
「…………いや、単純に作者の前のペンネームが入っていたのでもう使えないだけなんだけどな」
「おかしい人を亡くしてしまいましたね」
「いや、死んでない。おかしいは間違っていないが死んではいないぞ」
「大丈夫です。分かってますから。それよりも今回FAを頂きました方は『雨音AKIRA様』です。この度は誠にありがとうございました」
「ありがとうございました」
「雨音AKIRA様の代表作も数限りなくありますが、やはりここは定番、
・薔薇騎士物語(https://ncode.syosetu.com/n1419fh/)
・うらばら!男装騎士は喜劇のヒロイン(https://ncode.syosetu.com/n5457fo/)
・あなたとの愛をもう一度 ~不惑女の恋物語~(https://ncode.syosetu.com/n7474gj/)
が適切ですね。お時間がございましたら、是非お立ち寄り下さい」
「それにしても、このFA見ていると今回は俺達のコント要らないんじゃないかと思うな」
「……というか、これだけの枚数頂いていたら、見る方に気を取られて読まないというのが正しそうですね」
「そうだよな。俺達のは余計な物になるな」
「キー、妬ましい。いっそ、私が脱ぐしか」
「そういうのいらないからさ」
「マスターまでひどい」
「いや、前回マニアックな事で語り過ぎたというのがあるからな。バランスを考えると今回は大人しくしておくのが吉だと思わないか?」
「あっー、誰も読まないと思って調子に乗ってましたからね」
「誰も読まないのは今も変わらないと思うが、今回のは解説必要ないだろう。そういう判断だ」
「確かにその通りですね。まだ次の機会がありますし」
「そういう事だな。ネタは次でも良いだろう」
「そうですね。それじゃあ、いきますよー」
「デリック」
「おぼろの」
『オマケコーナー』
「また次回お会いしましょう」