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略して底辺スミソニアン ~頂き物FA置き場~  作者: 株式会社カバタ製作所
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1.シンG様の場合

「皆様右手を御覧ください。ショウタイムマンのバスガイドでございます」


 スパーン


「いきなり誰も分からないネタをぶち込むな」


「ひどいですよマスター。久々の登場なんですからもう少し遊ばせてください」


「そんな事より先に言う事があるだろう」


「あっー、確かにそうですね。これから30分、貴方の眼は貴方の身体を離れて」


 スパーン


「そういう事じゃないだろう。まあ……ネタはこれなら分かる人もいるか」


「そうですよ。ウル〇ラQというのはウルトラCを超えるという意味が込められた」


 スパーン


「いい加減にしろ!」


「はい……すみません。では改めて、どっこいしょと」


「本当、みかん箱好きだよなー。どんなに頑張っても女子高生に大人気になったりしないぞ」


「大丈夫です。嘘も100回言えば真実になります。天動説だって正しいと証明されましたからね」


「さらりと嘘を言うな。まあ、天動説がある界隈で再沸騰しているのは本当だが……」


「そうですよ。北極の果ても南極の果ても一度踏み入れてしまうと生還不可能な場所なんです。だから天動説は正しいんです。それに人類の歴史から見れば、地動説なんてつい最近のぽっと出の異端ですよ」


「はいはい。その辺にしておこうな。そんな事よりいつものアレやるぞ」


「はーい」


「では気を取り直して、デリック」


「おぼろの」


『オマケコーナー』


「いえー、どんどんぱふぱふー。さあ、久々復活のオマケコーナーです」


「司会は私デリックと」


「アシスタントのおぼろでお送りしまーす」


「それでおぼろさん、今回は何をするか説明ください」


「はい。分かりました。今回は、その名の通り頂いたFA(ファンアート)の自慢です」


「いや、自慢言うな」


「では、紹介ですね」


「そうだな。この作者の長編である『底辺』も気が付けば色々とFAを頂いていたけれど、ずっと整理をしていなかったので、博物館という形で残しておこうという主旨だな。頂いたまま死蔵するのは忍びないからな」


「ですね。という事で、ただFAを貼り付けるだけでは面白くないので、解説と言いましょうか、ネタを交えて紹介しようという形になりました」


「正直な所、誰も見ないから好き勝手にしても問題無いだろう。では早速おぼろさんお願いします」


「かしこまりました。それでは、第一回チキチキ 略して『底辺スミソニアン』エントリーナンバー1はこれです! どーん!」


挿絵(By みてみん)


「いきなり凄いな」


「今回のバナーを頂きました方は『シンG様』となります」


「この度はありがとうございました」


「なお、シンG様の代表作は

 ・自由気ままな操血女王の転生記(https://ncode.syosetu.com/n8609ew/)

 ・塩が神と出会う時、青春は色づき動き出す(https://ncode.syosetu.com/n7803ft/)

 ・完璧超人生徒会長・高倉先輩に、成り行きで壁ドンしてしまいました(https://ncode.syosetu.com/n5222fm/)

 となっております。お時間がありましたら、是非お読みくださいね」


「それにしても重厚感のある力作だよな。このバナーを見ると作品がコメディには思えないよな。バナー詐欺と言われそうだ」


「けれども読者の方からすればそうは見えないらしいですよ。人間諦めが肝心です」


「この辺は仕方ないな。本当はコメディジャンルにしたいんだけどな」


「でもそれをすると間違いなく『ジャンル詐欺』と言われるでしょうね」


「普通に考えたら、バッタから始まる話が硬派な物語の筈がないんだけどな」


「その辺にしておきましょう。それにしてもこのバナーというのは面白いですね。かなり使い勝手が良いので、色々な使い道がありますね」


「そうだな。基本はタイトルロゴとして使うのが手堅いが、例えばTwitterの作品宣伝にも利用可能だし、変化球としては章の終わりに持ってくるのもありだろう」


「勿論、ネタとしても使えますね」


「簡単な所では反転させたり、90度回した方で一度貼り付け、ツッコミを入れた後に正しい形を貼り付けるという感じか」


「他にも分割して貼り付けた後に『合体』とか言いながら元の形に戻るとかもアリですね」


「当然その時は一度合体を間違えないとな」


「ですね」


「汎用性の高い素材は夢が膨らむな」


「ちなみに少し遊んでどんな形になるか見てみますか?」


「そうだな。折角だし少しやってみるか。はい、どーん」


挿絵(By みてみん)


「最早何がしたいか分かりませんね。もっとシンプルな方が良くないですか?」


「確かに。これならどうだ」


挿絵(By みてみん)


「あっー、こういうの良いですねー。もう一つは右端に置いたりすると楽しいかもです」


「まあ、今回はこの辺にしておこう。あまり遊びすぎると本来の趣旨がどこかに行きそうだ」


「ですね。やり過ぎるとクレームも頂きそうですしね。この辺が頃合でしょう」


「そう言えばここまで遊んでオチでもあるのか?」


「……うーん。そうですねー。こんなに便利な『底辺バナー』、今なら〇〇円ポッキリでご購入できます。さあ、そこの貴方、お電話は今すぐ、という感じでしょうか?」


「テレビショッピングネタか。鉄板だな。それなら『今なら高枝切り鋏が付いてきます』としないと」


「マスター、残念なお知らせが……。日本〇販の運営元は事実上の倒産をしております。しかもその理由が長年の粉飾決算らしいです」


「マジか。諸行無常だな」


「今やTVショッピングは色んな所がしてますからね。競争が激しい業界だと思いますよ」


「……って、オイ。一体何の話してるんだ」


「いや、ですから『底辺バナー』が幾らなら売れるかという話かと」


「違うだろ! 今回をどう〆て終わらすかだろ! これじゃあずっと終わらないだろ」


「私はそれでも問題無いですけどねー」


「えーい。こういう時はこうだ!」


挿絵(By みてみん)


「うわっ、ひどい。真っ暗じゃないですか。分かりましたよ。今回はこの辺で許してあげますよ。それじゃあ、いつものアレやりますよー」


「デリック」


「おぼろの」


『オマケコーナー』


「また来週ーー」


「うん。次は本当に来週すると思う」

少し遊んでしまいました。

シンG様申し訳ございません。

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