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Language des fleurs  作者: たいやきDX
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Flower language

初めて小説を書きました 

ゆっくりですが投稿していくつもりです

「これよりストレチア帝国第53回新兵歓迎会を始める。」そう言ったのは黒いスーツを身に纏い、カラスのようなマスクを被った気色悪い司会者だ。


みなさん、「今わが帝国はベルトルク王国との戦争の真っ最中であることはご存知の通りですね。この戦争はかれこれ50年前から続いており今やわが帝国も兵力不足……」


舞台上で脚を大きく振り上げながら演説をしている。ん?急に止まった。内容を忘れたのだろうか。  


よく見ると肩を震わせている。笑っているのか? 


「ふふふ、ふははははァァァ!!そこでッ!!あなたたちが選ばれたのです!」どうやら喜んでいるようだ。


「申し訳ございません。つい興奮してしまいました。おっと、そろそろ時間ですね。」


「ては、登場してもらいましょう!わが帝国が誇る最強戦力。大幹部の方々を!」


帝国兵の階段には大きく分けて下官級、上官級、幹部、大幹部、元帥と別れている。ほとんどの兵士は上官級が限界値だ。だが、まれに幹部クラスになる人もいる。だが、それまでだ。もう一段先の階級はあまりに遠く、届くことはないのだ。


「ては、みなさん。自分が振り分けられたチームを覚えておいてくださいね。任務が来るまでは各自自由行動という感じでお願いいたします。」


チームは4つに分けられた。

ルドリア・ハーラシュ大幹部が率いるチームA

カモミール・ゼブラ大幹部が率いるチームB

アネモネ・バジリスク大幹部が率いるチームC

スターチス・オルヘッド大幹部が率いるチームD

以上の四チームだ。


かという俺はチームAに分けられたのだった。


ここでの生活は寮生活だ。年に二回の帰宅家を除いて。通常、同階級で同じチームの4人一部屋となっている。広さは10畳ほどでまあまあ広く、二段ベッドが二つ、壁紙は帝国の象徴である赤色、照明にはシャンデリアと軍のわりには豪華である。

 

なんだか軍というよりホテルのような気がして少しだけワクワクしながら部屋に向かう。

「フゥー……。」ドアの前で深呼吸をする。「気が合う人たちだといいな」

そう思いながらドアを開けた。

続きます

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