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マジック・ウォーズ  作者: 賢獣 虎徹
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《第一章》予期せぬ出遭い

初めまして「賢獣 虎徹」と申します、全然関係ないですがペンネームは私のペットが元ネタとなっております、今回投稿する作品は今私が製作中のRPGのストーリーを参考に作りました、初投稿、発作成なのでお見苦しい点もあると思いますが、できれば楽しんでいっていただけるとありがたいです。

私は最近、立て続けに同じ夢を見る、

夢の内容は真っ暗なトンネルに独り、ポツン、と突っ立っているという、何の面白みも恐怖もないいろんな意味で不思議な夢だ、



そんな夢が続いたある日、私はふと目を覚ます、それは夢なんかじゃない、冷たいコンクリートを踏む感覚、鼓膜を揺さぶる空洞音、

『これは現実なのだろうか』私はふと、独り言を呟く、それが誰かの耳に届くわけでもなく、誰かの耳に届けたいわけでもなく、

思った感情を無意識に発した、....はずだった。



『私を止めてくれ!!』確かにそう聞こえた、確かに聞こえたのだが記憶がない、おかしな話だが事実だ、といっても説明しようとしてもうまく言葉にできない、

あえて言うなら布団に入って気が付いたら朝になっていたというのと似ているということなのだろうか、確かに聞こえた、だけど覚えてない、

夢を見たけど内容がうまく思い出せない、...いや、似ていないな...



しばらく考えているとだんだんあたまが痛くなって、そのうち私は考えるのをやめた、突っ立っていても何もないと悟った私は、トンネルの出口を探してみることにした、普段は突っ立っているだけで、気が付いたら目が覚めていたので、正直この先がどうなっていて、どこに繋がっているのか気になっていたところなのだ、



『結構長いんだなぁ...』しばらく歩いて私は独り言をつぶやいた、まだ数分しか歩いてないはずなのにえらく長く感じる、普段トンネルになんて行くことがないからだろうか...いや、これが普通なのだろう、そう思わなければ不安で今にも心臓が破裂してしまう気がした、昔からそうだ、私は何か不安なことがあると明るい結果を想像する、そうせずには居られないのだ、



またしばらく歩いていると私は再びあの現象に遭う、が、今度はさっきとは違う、私はある街の道のど真ん中で寝転がっていた、さっきまでトンネルを歩いていたはずなのに、そしてまた記憶がないと来た。



体を起こすと、私の周りにたくさんの兵士のような身なりの大人がたくさんいるのが解った、その大人たちの中にたった独り、明らかほかの兵士とは派手さが違うようなキラッキラの軍服に身を包み、口髭とあごひげを目いっぱい伸ばした60代前半から70代後半の小さめなおじいさんが私の正面に立って、物珍しそうな目でこちらを見ていた、と、次の瞬間



『ようこそおいでくださいました!!』小さなおじさんは確かにそう言った、私はこの人に会ったことも無いというのに、彼は私を知って居るかのような口を利く



『お、おじさんは?私を知って居るの?』私は聞き返した、すると彼は困った表情をしながら『えぇ?手紙はお読みになりませんでしたか?、私はこのメビウスで伯爵を務めております「メイド」というものです』手紙だと?「メイド」という人物からの手紙なんて受け取った記憶はないぞ?『あのぉ、誰かと勘違いしてませんか?』公爵らしいからとりあえず敬語で対応する



『勘違い?そんなはずはございません、私は確かにあなた宛てに手紙を書きました』部下から名前が載ってある写真(似顔絵)を受け取って確認したので間違えないはずです!!写真は確かにあなたでした!!

写真?そんなものどこで手に入れたのだろうか、それに名前だと?写真に名前を書いた覚えはないぞ、

『ちなみにその写真の名前は何と書いていたんですか?』はい、写真には「バトラー」と書いてありました



「バトラー」だと?その人は私の無くなった高祖父だぞ?そんな人の写真がどうしてこの人に届くというのだ!?それに高祖父が生きていた時代は400年前だ!そんな時代に写真があるわけがない!.........いや、待てよ....まさかとは思うが、いや、これは確かめるべきだ!『あのぉ、侯爵様...』私は下げていた顔を恐る恐る上げ、こんな質問をしてみた『今は1952年ですよね?』すると公爵は目を回したトンボのような表情をし、そして次の瞬間こう言った『ハハハ、ご冗談を、今は1547年ですよ、未来の夢でも見られたのですか?』公爵は微笑しながらそう言った....《次回に続く》

いかがでしたでしょうか?普段は「某サイト」のほうで活動しているのですが、諸事情で活動休止しているのでこちらで活動を開始させていただくこととなりました、中途半端な終わり方をして初話なのにあんな中途半端な終わり方をしてしまって申し訳ないお詫びとしてなるべく早く2話目を上げるので許してください。

さて、今回の内容を気に入っていただけたなら幸いです、皆さんはこの話の伏線を見つけることができたでしょうか?次回も伏線探しを楽しんでいただけると幸いです(本編はあまり重要ではない)

それではまた次回お会いしましょう

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