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狼騎士の事情


 クロードは追いついてきたルドルフをちら、と見た。その背後で考えこむスカーレットに目をやる。


「おい、あいつになにを吹き込んだ?」


 ルドルフが目を丸くした。


「え? 気になるんですか? スカーレットさまの熱烈プロポーズを絶賛拒絶中のあなたが? 私と姫さまが少し会話したくらいでやきもちを?」

「……おまえ、腹立つって言われないか?」

「そんなことありませんよ。ルドルフはまるで真夏の太陽のようだ。そばにいるとうざくて仕方ないともっぱらの噂ですので」

「それ完全に悪口だろ」


 妙な男だ。スカーレットの騎士に立候補した真意も不明だし、どうも会話のペースが掴めない。


「え、そうなんですか? 太陽って言われてるのに?」

「都合のいいこと以外聞き流す耳を持ってるようだな。医者に行って診てもらえ」


 二人で訓練所へ歩いていくと、騎士たちの視線が集まってきた。クロードは不審に思って立ち止まる。


「……なんだ?」

「私とあなたが一緒にいるからでしょう。中立派かつ一匹狼を気取ってるあなたが、紅薔薇派のエースと一緒にいるんですから。ざわついて当然です」

「自分を持ち上げるのに余念がないな」


 クロードが呆れると、ルドルフはおかしそうに目を緩めた。


「……なんだ、その顔は」

「狼騎士などと言われている割に話しやすいですね、クロード君。姫さまがご執心なだけあって、悪人ではないのでしょうね」


 狼騎士? いったい誰がそんな恥ずかしい呼び名をつけたのだ。


「おまえ、あいつの能力を知ってるのか?」

「能力?」


 クロードの問いに、ルドルフはキョトンとしている。この様子だと知らないのだろうか。なのにこうもスカーレットに執心しているのは謎だ。


「紅薔薇派といえども、スカーレット様を積極的に支持しているのはこのルドルフだけ。そういう意味で私も異端なのかもしれませんねえ」

「……姫さま姫さまうるさいわりに、おまえもスカーレットを助けなかっただろう」

「なんの話です?」

「ナタリー姫の誕生パーティーだ」


 何かあったのですか? とルドルフは問う。何をしらばっくれているんだ。そう思いながら、スカーレットがすっ転んだだろう、と告げる。


「ああ、あの日は風邪で休んでいたのです。姫さまがそんな目にあったと知っていたら、這ってでも参上したのに!」


 ルドルフは鎮痛そうな顔でため息を漏らす。本当だろうか。どうもこの男の言うことは嘘くさい。いちいち表現が大げさだからだろうか。


 紅薔薇派からの棘ある視線を感じながら、クロードはルドルフにこう言った。


「なんにしろ、俺に関わらない方がいいぞ」


 ☆


 スカーレットは、ルドルフに言われた言葉を反芻していた。クロード・ギネヴィアのことを知りたいなら、騎士団長に聞くのがいい――。


 その言葉を信じたスカーレットは、騎士団長室に来ていた。


(本当に、モーリスはクロードのことを知ってるのかしら)


 ごくりと唾をのんでノックをすると、あいよ、と返事が返ってくる。扉を開けると、モーリスが顔をあげた。彼はサンドイッチを咀嚼して、陽気に手をあげる。


「おう、スカーレットさま。どうしたんだい」


 スカーレットは扉を閉めて、もじもじしながら尋ねる。


「あのね、クロードの好きなものって知ってる?」

「好きなもの? なんでだい」

「リサーチっていうか」

 彼はふーんと相槌を打った。

「まあ、恋する相手のことを知りたいと思うのは当然だわな」

「こ、恋とかじゃない!」


 モーリスはにやにや笑い、はいはい、騎士としてな。と言った。スカーレットは悲鳴のような声で叫ぶ。


「恋なんて無理……四六時中他人と一緒にいるなんて怖いし!」

「相変わらずだなあ」


 彼は呆れ気味に言い、


「しっかし、クロードを選ぶとはな」

「変かしら」

「変じゃねえよ、育ての親としては鼻が高いさ」


 思わぬ言葉に、スカーレットは目を瞬いた。


「……そだての親?」

「ああ」


 ――だからルドルフは、モーリスに聞けと言ったのか。

 紅薔薇はいらない。クロードが吐き捨てた言葉を思い出す。


「あの……クロードがどうして中立派なのか、モーリスは知ってるの?」


 モーリスは唇についた調味料を舐めとりながら、


「クロードはよぉ、王族ってのを信用してねえんだよな」

「どう言う意味?」

「姫さまは、なんで薔薇革命が起こったか知ってるかい」


 薔薇革命──スカーレットの父アルバートが、ヨークシャーの王エルマーを追い落とし、王位を奪還したできごとだ。


「エルマー王が、従順な部下ばかりを重用したから……」

「正しくは、身内の占い(シャー)(マン)の操り人形になったのさ」

「占い師……」

「もともと、ランカストラルとヨークシャーは血縁だろ? アルバート様はエルマー様の従兄弟にあたる」


 モーリスは、机の上にあった胡椒と塩の瓶を並べた。胡椒の瓶を塩の瓶にぶつけて倒す。


「七年前、薔薇革命が起こり、国は一時的に荒れた。王族同士の小競り合いって言ったらそれまでだが、薔薇革命には貴族も巻き込まれたからな。土地を手放し逃げるやつらもいた。領主を失った領民たちは暮らしに行き詰まり、食うもんにも困るようになった」


 恵まれて育ったスカーレットには想像すらできない。食べるものがないということが、どういう状況なのか。


「クロードは──口減らしのために森に捨てられた」


 スカーレットは息を飲んだ。


「俺があいつを拾ったとき、クロードは衰弱して死にかけてた」


 倒れた塩の瓶を、モーリスはじっと見る。


「飯が食えて、寝る場所があるならここにいる。だが、アルバート王にはつかない。紅薔薇派を助けるようなことはしない──クロードはそう言ったよ」

 黙り込んだスカーレットに、モーリスは慌てて言った。


「えーとだな、昔の話だからな?」

「……クロードは、ランカストラルを、お父様を恨んでるのかしら?」


 スカーレットはジョセフをきつく抱きしめ、声を震わせる。モーリスはふ、と目もとを緩めた。


「なら、白薔薇派につく気がするがねえ。派閥が争いを生むだけだって、クロードはわかってるんじゃないかな……」


 うつむいたスカーレットに、モーリスは優しく声をかける。


「クロードの好きなものを知りたいんだったな。あいつはフルーツサンドが好きだよ」

「私が持って行って、食べてくれるかしら」


 モーリスはどうかな、とつぶやいた。


「ただ、誠意が伝わればきっとうまくいく。クロード・ギネヴィアは頑固だが鬼じゃない」

「ええ……ありがとう、モーリス」

「どういたしまして」


 モーリスはそう言って微笑んだ。



 訓練を終えたクロードは、水飲み場へと向かった。やけに静かだな。そう思って、いつも待ち構えているスカーレットがいないのだ、と気づく。


 ──ようやく諦めたか。なんとなく、拍子抜けした気分でポンプを押して水を出す。ジャアジャアと溢れ出る水を掬い上げ、一口飲んだ。心地いい冷たさだ。手のひらについた水滴を払い、息を吐く。


 ──そういえば、あのお姫様、最近以前に比べて顔が丸くなったような気がする。もしかして、バスケットの中身を全部自分で食べていたのかもしれない。貴族なんて、食事が余ったら捨てる連中ばかりだと思っていたのだが。


 リスのように食事を頰に詰め込むスカーレットを想像したら、なんだか笑えた。思わず口元を緩める。


「おやおや、クロードくんが笑ってるぞ」


 やってきた騎士連中を見て、クロードは笑顔を消した。口元をぬぐい、その場を去ろうとしたら、行く手を阻まれた。


「団長に恩赦されたそうだな。あの人はおまえに甘い」

「そりゃあ、養い親だから当然だな」

「捨て子のクロードくんに同情してるんだろう。居場所はここにしかないんだからなあ」


 クロードはぴくりと眉を動かし、彼らをにらんだ。


「なんだよその顔は」


 ゆっくり立ち上がると、彼らが半歩下がる。


「なんで俺に絡む? おまえらの敵は白薔薇派じゃないのか」

「騎士団にとって一番の敵は、和を乱す人間だ。つまりおまえだよ、クロード・ギネヴィア」

「捨て子の無派閥が姫様の護衛騎士だと? 笑わせる」

「苦情ならスカーレットに言え」


 クロードの言葉に、騎士たちが気色ばんだ。


「姫様を敬称もなく呼び捨てるとは」


 クロードは鼻を鳴らす。


「あいつを崇める理由がない。王族ってだけだろう」

「ならば王立騎士をやめろ」

「それは無理だ。学もなければ礼儀も知らない。この男には他に能がない。わかっているから出て行かないのさ」


 あはは、と笑い声が響いた。


 ──鬱陶しい。斬ってしまえ。手首がびりびりとしびれて、ゆらゆらと、相手から立ち込めるものが見えた。これは殺気だ。こいつらも俺を斬る気だ。やられる前に、やってしまえ。


クロードは鞘から刀身を引き抜いた。鈍く光る剣先とクロードの顔つきを見て、騎士たちが身体を震わせた。クロードは低い声で囁く。


「どうした、来いよ」

「……っ」

「来ないなら、こっちから行く」


 クロードが突き出した剣戟を、一人の騎士がよけた。体制を崩した騎士に向け、クロードは間髪入れずに剣を突き出す。


他の二人は後ろから斬りつけてきたが、彼らの殺気はわかりやすく、クロードは一人を肘打ち、もう一人を蹴りで地面に落とした。倒れた男たちがうめき声を発する。


 残った一人に剣を突き付けたら、真っ青になって剣を向けてきた。小動物か何かのように震えている。クロードは目を細め、冷たい声をだした。


「俺を打ちのめしたいんだろ? やってみろ」


 ──弱いくせに。殺気だけは一丁前に垂れ流しやがって。胸の内にもやが渦巻く。時折こうやって、ひどく凶暴な気分になるのだ。そのもやをかき消すため、クロードは剣を振り上げた。


「──だめっ!」


 その声に、一瞬身体が止まった。たたた、と軽い足音が聞こえて、何かが地面に落ちる音がした。のち、どんっ、と後ろから何かがしがみついてくる。


「……」


 見下ろしたら、細い腕が腰に回っていた。赤い髪がふわりとなびき、緑色の瞳がこちらを見上げてくる。


「フルーツサンド!」

「……は?」

「フルーツサンドを作ってきたの。好きでしょう!?」


 少女は必死になって言い募る。なぜ知っているんだ。そう尋ねようとしたが、スカーレットの表情を見て、思いとどまった。緑の瞳は溢れんばかりに見開かれ、小さな唇が、かすかに震えている。こわいのだ。怖いくせに、クロードを止めたのだ。


 ──なぜ?

 まるい緑の瞳を見ていたら、胸の内にすくっていた苛立ちが、だんだん小さくなっていった。


「とりあえず、離せ」


 彼女は慌ててクロードから離れ、バスケットとぬいぐるみを拾い上げる。クロードは剣を腰に挿し、いくぞ、と言った。歩き出すと、スカーレットは小走りでついてきた。


 薔薇園の脇にある四阿に、二人は来ていた。スカーレットはバスケットをテーブルに乗せ、意気揚々と開いてみせる。


「じゃーん」

「……」


 フルーツサンドは、無残にも原型をとどめていなかった。スカーレットはバスケットの中身を見て涙目になる。


「ああっ」


 慌てて形を整えるスカーレットに尋ねた。


「なんでわかった」

「え?」

「俺の好物がフルーツサンドって」

「モーリスに聞いたの。朝食に出ると必ず食べるんだって」

「……」


 あのおっさん、なにをペラペラ喋っているんだか。意外に甘党なのね。スカーレットは楽しそうに言う。


「こんなもので俺を懐柔できると思ったのか?」

「というより、美味しいものを食べたらあなたが笑うかな、と思って」

「笑う?」


 スカーレットはジョセフを持ち上げ、

「笑った顔ガ見たいノ」

 と言った。


「……俺の顔が好きだから?」

「ソウダヨ」


 そこは一貫しているらしい。


「ひとつ聞きたいんだが、いいか」

「ナニカナ」

「俺を騎士にして、どうする」


 スカーレットは、ジョセフをぎゅっと抱きしめて、こちらを見つめた。


「力を貸してほしい」


 なら誰でもいいだろう。そう言おうとして、クロードは口を噤んだ。スカーレットが思い切りジョセフを抱きしめていたからだ。生半可な気持ちで言っているわけではない。それは伝わってきた。


「国王になって、何をするんだ。白薔薇姫に王位継承権を譲って、ぬいぐるみで遊んでるほうが、あんたには向いてるんじゃないか」

「私も、そう思ってた」

 スカーレットが声を震わせる。

「私には、国王なんて絶対に向いてない。自分でわかる。だけど、戦争になるのはもっと嫌なの」

「戦争?」

「紅薔薇派と白薔薇派がこのままいがみあいを続けたら、絶対に戦争になる」

「なんでそんなことがわかる」

「だって、お父様がそうだった。白薔薇を倒して王位を奪った。従兄弟を自殺に追い込んで手に入れた王位よ。もし奪われそうになったらきっと抵抗する。仮に私が白薔薇に王位を譲ったとろこで、きっと紅薔薇を許さない。お父様や幼い姉妹が殺される」


 なんにしても、人が死ぬ。それを避けたいと、この少女は言うのだ。――甘い。王位継承権を争う薔薇の戦いを、無血で終わらせようというのか。クロードは淡々と言った。


「どちらかの敗北で戦は終わるものだ」

「……みんなそう言うわ。きっと、白薔薇の継承者であるミアレスもそうでしょう。誰だって自分の権威を大事にするもの。武力の行使で王位を守る。あるいは侵害する」


 私は王座などいらない。


「だけど戦わずに薔薇の諍いを終わらせるには、王位が必要なの」


 スカーレットの言葉にはまるで現実味がなかった。そんな理想論のために、赤い徽章をつけろというのか。


紅薔薇の派閥。現王の親衛隊。そういった派閥に属するということは、この少女を守るだけではすまない。今までのように気ままではいられないのだ。

 クロードは、スカーレットを見つめた。


 人が争うのを見たくない。だから、おびえているくせにクロードを止めたのだ。クロードは、ぐちゃぐちゃになったサンドイッチを掴んだ。口に入れると、フルーツの酸味と甘さが広がる。


 口の中も、スカーレットも、甘くて仕方ない。その甘さをなんとか飲みくだし、クロードは口を開いた。


「……これ、アプリコットが入ってない」

「え? アプリコットは水分が多いから入れないほうがいいって、料理長が」

「アプリコットが入ってないフルーツサンドなんか、フルーツサンドじゃない」

「ワガママダゾ、クロード!」


 スカーレットが向けてくるうさぎを押しのけ、クロードはフルーツサンドをかじった。




 翌朝、スカーレットはいつものように、クロードを騎士に勧誘するため騎士寮へと向かった。すらりとしたシルエットが見えたので、たた、と駆け寄る。


「おはよう、クロード」

 澄んだ碧眼がこちらを見下ろす。

「あんた、また来たのか。お姫さまってのは暇なんだな」

「何度でもくるわ、クロードが騎士になってくれるまで……」


 そこまで言って、スカーレットは言葉を止めた。クロードの襟元に、赤い徽章がついていたのだ。思わず凝視したら、彼が不機嫌そうになんだよ、と尋ねて来た。


「そ、それ」

「部屋に落ちてたからつけといた」

「私の騎士になってくれるのね?」

「……これ以上しつこくされるのはごめんだからな」


 スカーレットは感極まって、クロードにしがみついた。


「ありがとう!」

「離せよ」


 クロードは迷惑そうに言いつつ、スカーレットを引き剥がそうとはしなかった。スカーレットは彼にぬいぐるみを突きつける。


「オマエイイヤツ、握手シヨウ」

「しない」

「しようヨ!」

「しないって」


 スカーレットがクロードにジョセフをぐいぐい押し付けていたら、ルドルフがのんびりとやってきた。


「なんだか楽しそうですねえ。私も混ぜてくださいよ」

「あ、ルドルフ、おはよう」

「ああ姫様。今日もスペシャルに可愛いですね。姫様の愛らしさに癒されて、ルドルフは本日も元気いっぱいで頑張れます」


 クロードが「こいつは馬鹿か」という目でルドルフを見た。


「おはようございます、クロード君。今日も男前ですねえ」

「おまえは今日もうさんくさいな」

「ははは……おや?」


 ルドルフが目を丸くして、クロードの襟元を見る。


「おやおや。なにか赤いものが見えますね」


 クロードは、にこにこ笑うルドルフをうっとおしげに見た。スカーレットにいくぞ、と促す。


「あ、待って」


 彼についていこうとしたスカーレットに、ルドルフが囁く。


「ねえ、姫様。あの手、使ったんですか? きいたでしょう?」


 あの手──ルドルフが提案したのは、「押してもダメなら引いてみろ作戦」だった。しばらくクロードに会うのを控えてはどうか、と言われたのだ。


そうすれば彼は寂しくてたまらなくなり、自分から騎士にしてくれと志願してくる──と。まったく想像できないが。


「ううん。でも、モーリスに聞いたら好物を教えてくれたわ。ありがとう、ルドルフ」

「押してダメなら引いてみろ作戦の後に、好物を差し入れするべきでしたよ。絶対姫様にめろめろになったのにねえ」

「めろめろ?」

「そう。男はね、そういう小悪魔みたいな女性に弱いんですよ」


 小悪魔、とスカーレットはつぶやいた。そういう駆け引きはスカーレットには向いていない。駆け引き、計略、そういった類に向いているのは──。


 回廊を歩いていると、白金が視界に飛び込んでくる。

 スカーレットはハッとして立ち止まった。ルドルフが首を傾げる。


「姫様?」


 クロードも、不審に思ったようで足を止めた。クロードの肩越しに、雪のように輝くプラチナブロンドが見える。赤い薔薇が咲き乱れるなか、一人の少女が立っていた。ほっそりした体躯を包むのは漆黒のドレス。美しく気高いヨークシャー家の花──。


「……ミアレス」


 スカーレットはぽつりとその名をつぶやいた。名前を呼ばれた少女が視線を動かす。まだ幼さが残る顔立ちなのに、全身に漂う威圧感がその場を支配する。視線が合うなり、ミアレスはにこりと微笑んだ。


「ご機嫌よう、スカーレットおねえさま」


 白薔薇姫、ミアレス・ヨークシャーが優雅に礼をした。スカーレットの脳内で、戦を告げる大砲の音が鳴り響いた。

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