孤独な朝に
ひんやりとした青空と孤独な空気に、私は朝を思い出す
誰もいない孤独な朝を
誰かを好きになったあの日、その時が永遠に続くと思っていたあの日
いつか私はそれら全てが終わりを告げることに気付いた
あなたの笑顔も、涙も、優しさも、このひんやりとした青空と孤独な空気の中に融けてゆき、私の心に染み入った
やがて私は人を愛すことを忘れて、孤独な朝に焦がれていた
このひんやりとした青空の中
孤独な朝に、焦がれていた
またいつか君達と出会えるのなら、私が消え失せて無くなるのも悪くない
またいつか君達の笑顔と優しさに包まれるなら、私があの孤独な朝に融けてゆくのも悪くない
ひんやりとした青空と孤独な空気に、私は朝を思い出す
誰もいない、孤独な朝を