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第97話 ラ・メーン

真神です。

最近アクセス解析の話ばっかりでした。

実は自分もガラケーでまだ頑張っています。

さすがに回りはスマホばかりです。

俺は、俺は負け〜〜〜ん!!

だって誰もかかってこないし、パソコン見れるから必要ないんですよね。

まあ一応本体だけ持っているので家のwifiで黒猫のウィズだけしてます(笑)

それでは今日もよろしくお願いします。

昼過ぎからは操られておったマブシの仲間に話を聞いた。

皆、マブシが操られておったのは知っていたとの事。


乗っ取られたなどど、にわかには信じ難い事だったが、

自分達にも利益をもたらすことが多く、

自分達に火の粉がふりかからないようならということで黙認じゃったようじゃ。

ふん、そんなのは本当の仲間ではないな、まあわしには関係ないがの。


部下達10名が全員操られる事は初めてではなかったようだ。

これはそのラ・メーン直接の能力ではなく、ラ・メーンから能力を授かった

マブシの能力だと言っていたらしい。


1人1人に命令を下せるのではなく、全体に1つの命令しかできないようだ。

例えば「襲え」と命令すれば、味方、敵関係なく暴れるだけなど、

簡単な命令しか、かけれないようだった。


ラ・メーンに乗っ取られたマブシは目が赤色に光っていたので、

わかりやすかったらしい。今、目が赤いから乗り移られているなとか、

今は話しかけないようにだとか。


直接は怖くてラ・メーンと話したことは無いが、そばにいたので、

何度も独り言が聞こえた事があったらしい。


その内容はマブシの基礎能力が低い事をを嘆いていた事、

マブシのチート能力は体力向上だが1.5倍しかないショボい能力だった事。

しかし、同時操術の能力ぐらいは使えそうだなどとか、

あまり長く乗り移ると同化なんたらとかヤバイと言っていたらしい。


まあ、マブシと違って仲間達は全く罪の意識はない。

自分達の意志ではなく、操られていただけだしな・・・。

マブシは完全に自分の欲望で動いていた部分も認めているのでアウトじゃが、

仲間達はいつの間にか操られて、逆にとっちめられたのだから、

罪の意識が低いのはしょうがないかのう。


今回の事件の首謀者であるマブシは罪に問われるが仲間達はおとがめなしじゃ。


その後も簡単に話を聞いて解散させた。


その後ラ・メーンのわかった事だけをまとめた。

●対象者の脳に直接話かけられる。

●対象者に了承がないと体に入れない

●対象者が操られると目が赤くなる

●対象者を操る時チート能力が1〜2個与えられる

 (ラ・メーンが操っている時だけらしい。普段は使えない)

●対象者に長く乗り移ると同化していしまうらしい。

●マブシのチート能力その1は体力向上1.5倍

●マブシのチート能力その2は部下を操る(但し簡単な同一の命令のみ)



とりあえず今の段階でわかったのはこれだけじゃ。わしは少し安心した。

なぜならラ・メーンが、無条件に誰にでも強制的に乗り移れるとしたら、

わしらは気が休まる時がなくなるからのう。


ゲタンやジョコ、セコスが乗り移られたら非常に不利じゃしな、わしにとっては。

それに常に襲われるのはやっかいじゃから勘弁な。


次から次へと刺客を送ってくることは今のところないじゃろう。

災害は忘れた頃にやってくる、という感じかな。


次に襲ってきても俺らがちょっと本気を出せば余裕だと豪語するゲタンが頼もしい。


そうじゃ、なにもかもわし1人でしょい込むことはない。

わしには頼もしいジューローとゆかいな下僕げぼく達がいるのだからな・・・。

そう、立派なわしの下僕達が・・・。


するといきなりゲタンが

「だれがお前の下僕だ!ジジイしめるぞ!」

と怒られた。


・・・・・しゃべってないのに。

こいつ・・ラ・メーンに操られて読心スキルを持ってないじゃろうな・・・

目が赤いし・・・あっ目が赤いのはわしと、ジョコも一緒じゃ。

昨日寝てないから・・・ゲタンに付き合って酒飲んでたから・・・朝まで。


よし、今日は早めに寝るか!


  ※※※※


「ん〜〜大丈夫かのう。」


早めに寝ようと横になったが、わしは悩んでおった。

こんな事でいいのかと悩んでいた。

それは・・・・・・・


最近まじめな話多すぎない?ということじゃ。


みんなマジメな話を望んでおらんのじゃないか・・・・と

心配してしまうんじゃ。


わしも何度も、まじめな話の時に、ギャクを差し込もうと思ったか・・・・


ここでこのギャグを差し込めば・・・と何度葛藤したことか。


しかし、やっぱり出来なんだ。

ギャグを差し込んでしまうと、せっかくのまじめな話が台無しじゃ。


「お前をぶっつぶしてやるぜ〜〜〜」

ぷすううう〜〜〜〜


「お前なんぞがおれに・・百年はええよ!」

ぷううう〜〜〜〜


「きかね〜〜んだよ、そんなパンチじゃ!」

すううう〜〜〜〜


・・・・・・・・・・なっ

台無しじゃろ!


しかも最近オナラネタ多すぎじゃから自粛じゃ!

わしゃ小学生か!っていうぐらいオナラネタが多すぎた、反省。


と、いうことで、いつまでもグダグダではいかんのじゃ、

やる時はちゃんとやらねば。


よし、次にマジメな話で困った時には、隕石をぶち込まれて全員死亡とか、

それとも巨大怪獣が現れ、みんなでこの世界を守るために共闘して、

まだ俺たちの戦いは始まったばかりだ!の、あおりで急展開を望むか。


駄目じゃ、いい案が思い浮かばん。


こうなったら、お笑い担当のミチとミカに、一端現場からスタジオに

マイクをお返ししま〜〜〜〜すのじゃ。


頼むぞ・・・・最後の希望じゃ!

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