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第92話 マブシ対ジューロー

真神です。

今回ちょっと短か過ぎたので

2話投稿いたします。次は7時に投稿です。


話数を投稿すれば投稿するほど・・比例するぞ!との続き。

どんどん投稿するのですが・・・

多少PV数や、アクセスしてくれる人は増えるのですが、

その場限りで、1話投稿の日とそんなに変わらず・・みたいな感じで

途中から「あれ、俺、自分を見失ってね?」と気付き、

最近では複数投稿は止めています。といいつつ今回は2話ですが・・・


とりあえず1話目よろしくお願いします。

7時につづく


丸太の上に対峙した、わしとマブシ。


マブシの嫌らしい笑みが消えたと思うやいなや、一瞬でわしとの距離をつめ、

後ろを向き、回し蹴りを頭に打ち込んでくる。


もちろんそんな大技にはかからんが、蹴りを避けるためにかがんだ所に、

マブシが手を組んだ両腕をわしの頭に振り降ろす。


あまりの早さに頭の上でクロスしてふせぐ。とおもいきや、

わしの頭の上で一回転して背中にドロップキックをくらわせられる。


衝撃で前につんのめりながらふっとぶ。

なんとか丸太の上で留まるも、すぐに次の攻撃が・・・・


振り返るとそこにはマブシがいない・・・

上に飛んだマブシがわしの視界から消えて見失ってしまった。

その隙を逃がさずマブシがそのまま、わしの顔めがけて蹴りを繰り出す。


マブシが勝ちを確信した顔を見せた時、自分の背後から丸太が襲いかかる。

「何だと・・。」


わしが丸太の端に蹴り飛ばされた時に重力変換にて自分の体重を250%にして

テコの要領で丸太の反対側を持ち上げてマブシの背後からブチ当ててやったのじゃ。


ズッドーーンという地響きを立てて丸太が横転する。

土埃で視界が悪くマブシがみえない。まあこの程度では絶対やられていないじゃろ。


土埃の上がった場所を警戒しながら構える。

影がみえたと思うと同時に、その場に落ちいていた棒を拾いわしに襲いかかる。


わしが手で防ぎ棒を掴むと、マブシはわしの後ろに回ってパンチを繰り出すも、

その手をわしが掴んで防ぐ。


「ジジイ・・・最高だな。それでこそ俺の好敵手ライバルだ。」


「お主がわしの好敵手ライバルじゃと?

そういえばお主はわしをこの国で一番知っていると言っておったな。

どういうことじゃ?」


「まあ、そんなにあせるなよ。今日は遊びだって言っただろ、

また今度ゆっくり遊んでやるよ。

あっそうだ、あのエメリっていう女はこのマブシの約束で、

もらってやることにしたから、もう会う事はないかもな。」


「なに、やっぱりお前がエメリさんを・・・」


「けひゃはははは、それじゃあな小林十朗・・・・近いうちにまた会おうぜ。」


「なぜその名を・・お前はいったい?」


とあまりにも意外な言葉を聞き、動揺したわしを余所に

反対方向に駆け出すマブシだったが、そこに立ちふさがる影が・・・


「ジャマだ、どけ!雑魚が」

マブシがその影に素早く踏み込み、棒を振り降ろす。


ばきゃああああああああああ


にぶい音がして棒が折れる。


「なんだ、そんなもんかお前の全力は。かゆいぐらいだな。」

棒を打ちつけられた胸を軽く手で払いながらゲタンが現れた。


「えらい好き勝手やってくれたのう、マブシ。

そんな奴をお疲れ様でした、気をつけてお帰りください、なんて

ほいほい帰すわけないだろ、ん?」


「さすが族長だな、俺が相手するほどじゃないと思っていたが

どうやら本気でやらないと帰らせてくれそうにないな。」


「何を言ってる、俺がお前ごときを相手するわけないだろ。

ほれ、本当のお前の対戦相手がお出ましだ。」


マブシが後を振り向くとそこには・・・・

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