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第85話 1回戦の朝

真神です。

アクセス解析機能が付いているんですけど・・

ページビュー数やアクセス人数を見れるようになっています。

しばらくして、その機能に気づいたのですけど・・・

もう気になって気になって・・あかん

このネタは引っ張ります。

それでは尻相撲編よろしくお願いします。

朝はいつものようにスブムの家の食卓につく。ムッキムキスブム、セレブさん、セイムさん、レイク、リイナで食べ始める。


あれ、どうかしたのかな?何か様子が変じゃ、雰囲気が…何というか変じゃ。今日はみんな静かじゃのう。


「ねえジューロー、ジューローは姉ちゃんと結婚するのか。」

いきなりレイクがぶっこんできた。


〈ジューロー、ケッコンスルノ?〉

リイナもぶっこんできた。念話で。


ムッキムキスブムは、むすっとしたまんまだ。セレブさんは相変わらず顔色が悪い。そしてチラッとセイムさんをのぞき見る。直視はできん。セイムさんはうつむいたままなので、表情は伺いしれない。わしは黙っていたのじゃが、レイクがしつこい。ねーねーおしえてよーいいじゃんとかしつこく食い下がる。


「そうじゃな、わしが後30歳、いや20歳若かったら絶対にセイムさんをほっておかんじゃろうな。」

とソフトに言ってみた。


そりゃ、今スグにセイムさんが欲しい!実はエメリさんも欲しいのじゃ!とか言ったらどん引きじゃろうが。というのもあるが、セイムさんの気持ちを確認するのが怖い…。


いや、そりゃあ現実的に考えればあれじゃよ、9割9分9厘だめじゃよ。だってわしジジイなんじゃもん。もう墓場から這い出てきてもおかしくない外見じゃよ。

いや、そこまでひどくないわい!


99.9%ダメだと分かってはいても、ごめんなさいって言われたらやっぱりショックじゃろう。わしの豆腐メンタルはブロークンハートになるのじゃ。


そんな事を考えていたら、顔を上げたセイムさんが笑顔で答えてくれた。


「そうですね。わたしもジューロー様の事は好きですよ。でも、その好きっていうのはどちらかというとおじいちゃんに対する親子の情のような好きですね。」


ありがとうセイムさん。その言葉だけで十分じゃよ。わしの豆腐メンタルはくずれずにすみそうじゃ。気を使ってくれてありがとう。


「本当に私もジューロー様があと30歳ぐらい若かったら、心が動いていたかもしれませんね。」

と笑顔で言ってくれた。


エーーーーーーーンジェルじゃ!エンジェルがここにいるよ~~~。なんて優しいお言葉。なんて可愛い笑顔。例えお世辞でもうれしいのじゃ。ええ子や、なんてええ子や。そんな子をエメリさんと合わせて手篭めにしようとしてたなんて、なんて薄汚い大人じゃ、わしは。わしなんて薄汚いダニじゃ! テ○フォーマーズに出てくるGじゃ!


「ちぇ、ジューローが僕の家族になってくれたら嬉しかったのにな。」

とレイクが嬉しいことを言ってくれる。


「そうだな~ジューロー殿があと30歳若ければな~おしいな~。」

わざとらしく機嫌がよくなったスブムが言う。

……この野郎、絶対に脈がないとわかって急に笑顔になりやがって。


「あなた、ジューロー殿に失礼ですよ。私だったら十分いけます。」

セレブさんが急にぶっ込んできた。スブムがショックを受けた顔をしてる。筋肉アピールじゃ、筋肉を見せて必至に興味をひこうとするスブム。冗談じゃろスブム。真に受けるな。それに、わしはセレブさんはいいのじゃ。いいのじゃというのはお断りなのじゃ。なぜならスレンダーだからじゃ!セイムさんもスレンダーじゃが、いいのじゃ。可愛いからいいのじゃ!


そうしたらリイナが念話で

「リイナハジューローノコトスキダヨ」

と可愛い事を言ってくれたので、頭をなでておいた。


10年後の嫁じゃ!


 ※※※※


その夜の本戦1回戦は勝った!

めちゃめちゃ圧勝で勝ってやった!


本当はこの尻相撲が話のメインなのに、すごいはしょってやった。試合内容の詳細とか一切書かずにはしょってやった。だって…1回戦から書くと大変じゃろ。どうせ準決勝くらいからじゃろ、猛者との接戦は。


それに…今はセイムさんの事で頭がいっぱいじゃ。優勝したら、セイムさんを口説いてから嫁にするつもりじゃったが…かわされた今となっては…どうしよう。何か尻相撲も出る必要なくなったんじゃないかな…目的が無くなったわけじゃから。


とにかく1回戦は瞬殺じゃった。明日は2回戦じゃ。

がんばるぞー、おー……

……………………

すんごいなげやり

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