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第174話 アルーン村について

明けましておめでとうございます。

昨年8月5日から初めたこの物語もはや5カ月目に突入。

これからもよろしくお願いします。


185話ぐらいから急展開!お楽しみに!

「いや~~あれはないっすわ。だってトイレいっていい?だもんな~~」

「あそこが決まっていたら、ことしの流行語大賞取れてたのにな~おしいな~」


マブシとジョコに言われたい放題じゃ。

だってしょうがないじゃろ。膀胱パンパンなんじゃぞ。あの後2リットルは出たぞ!

いや、マジで。

それとも何か?もらしたほうがよかったのか?


おもらし族長じゃと威厳もくそもないぞ、速攻解任じゃぞ、しかも歴史に名を残して。

いやじゃ、絶対にそんな事で名をのこしたくない。


おもらし族長よりも、脱糞族長のほうがゴロがいいな・・・じゃないぞリューゴス。

そんなことした解任どころじゃないよ。クーデターおこるよ。


ゴロがいいだけでクーデターって。

それはそれでおいしいけれどもよ。

体を張りすぎじゃ、それは。


まったく、コイツラは・・・好き勝手言ってくれる。

あの時どこに言っておったのじゃ?って聞いたら、

みんな昨日の宴会で酔いつぶれて広場で寝てたらしいのじゃ。

ピチュとレイクは仲良くなった子の家で一緒に泊まらせてもらっていたらしい。


それで、朝の騒ぎに目が覚めて村人と一緒にわしの宣言を聞いていたらしいのじゃが・・・

最後の発言に脱力したという事で今、みんなと朝ご飯を食べながら責められ中なのじゃ・・・。


「それにしても、ビックリしました。ジューロー殿は本当にこの村の族長になって

住まわれてしまうのではないかと・・・森を出ていかれるのではと。」

ジョコが心配そうな顔で聞いてくる。


「ボクも心配してた・・・」

レイクも心情を吐露する。


「心配かけたな。しかし族長になって、この村で可愛い女の子を集めて好き勝手して、

あんなことや、こんな事をしようと少しは思ったが、ほとんど思わなかったのじゃよ。」


「うわ~~~最低やなジジイ、いい歳こいて」

「お姉ちゃんに言いつけてやる~~」

ピチュとレイクが反応する。

・・・ギャグなのに・・


「森の民を見捨てて、この地でゆっくりゴロゴロ寝転がって、

食っちゃ寝、食っちゃ寝村人にちやほやされて、

村のマスコットアイドルとして過ごそうなんて少しは思ったが、

ほとんど思わなかったのじゃよ。」


「ええっ思ったのですか?」

「うわ~~~~引くわ~~~・・・おれも入れて。」

「・・・・・・・刺すぞ!」

ジョコ、マブシ、リューゴスが反応する。

・・・・・ギャグなのに。


「それでこれからの事じゃが・・2日ぐらいはこの村に滞在していろいろと交流したいと思う。

皆も森の民の物、文化を広めてくれい。逆にこの村の気に入った物、文化を取り入れてな。頼むぞ。」


朝ご飯の後、みなそれぞれ村人と交流しに行った。


※※※※


わしはシュトラと7人の族長補佐と会う。

まあ、主にこれからの村の運営の相談や話し合いに立ち会っていたのじゃ。


「最後に1ついいかな。わしから1つ、このオルーン村に提案というか、お願いがあるのじゃ。」

「何ですか?」


「これから森の民と交流を続けて欲しい。今回の事で森の民による誤解もある程度は解けたと思う。

が、まだまだ森の民の偏見が解けない人がいるのもしょうがないと思う。

こればっかりはゆっくり時間をかけないとのう。

だからこそ、今回の事をきっかけに、そういった偏見を少しでも払拭できたらと思うのじゃ。」


「ええ、それはこちらは願ってもないことです。」

「それで、この村の事をいろいろと教えてほしいのじゃ。」


「それではわたしから。まず、この村の主な産業は畜産です。

もちろん農業でとうもろこし、じゃがいも、サトウキビなども生産しておりますが、

この地区ではプルタとケコタは食用として飼育しております。

そしてネタナは主に皮を剥いで革製品として使用しております。」


ん?聞き慣れない動物名じゃな・・・・

あとで聞いたらプルタとは豚みたいな動物の事で、ケコタとはニワトリのような鳥じゃ。


そしてネタナとは、大きいネズミのようなカピバラに似ている動物じゃそうじゃ。

わかりづらいのでこれからはブタ、ニワトリ、カピバラと呼ぶぞ。

このカピバラは食用ではないのか?と聞いたところ食べれないこともないが、あまりおいしくないとの事。


今日の夕ご飯にいただこうかな。

というか用意せよ!

えらそうじゃ・・・わし。

族長だからいいんじゃ!


えっ昨日の宴会でその料理出てた?

・・・・わしも歳じゃから最近物忘れがひどくてのう・・・・

ボケた振りしてやったわい。


この国では城下町以外の土地には税金はない。もちろん城下町に住む人達や城下町に

持ち込んだ物、出す物に対しては税金を取られるが。


一応この村にもお金、キャッパは導入されておるが、物々交換も利用されていて、まだまだ半々以上らしい。

オベロンはそんな村に1件1件に税金、露天に場所代などを設け私腹を肥やしておったらしい。

今後は村人から少しづつ徴収し、自警団、村の施設など村の生活を良くするために使おうということになった。

わしは、族長には給料のような形でその中から、支給してはどうかと提案しておいた。

村に尽力してもらわないかんからな。


いかん、どうやら説明の会になってしもうた。みな、飛ばしてないか?

飛ばしてないじゃろうな?

・・・・飛ばしても大丈夫じゃ。

そんなに大した事はいっていない。


ひどっ、頑張って書いたのに・・・・

ノートに書いた設定を何度も何度も反芻して頑張って考えたのに・・・・・ひどっ


いかんいかん、わけのわからんことを言って

取り乱しました。


次回じゃ、次回こそはお笑い満載じゃ。

ごめん・・満載じゃない・・

くすっ、ぐらいじゃ・・・たぶん・・・

また説明の回じゃったらごめんね。


あと、カーンの事も忘れてないのじゃ。

えっ忘れた?ほら、あの盗賊の。


「この花を集めておくのじゃ!」

って言ってたぶん、今でもずっと花を集めまくっておるカーン一味の事も忘れておらんぞ。

さんざんひっぱっておいて、その話しを回収しずにスルーというのもおもしろいかもしれんがな・・・・


鬼か!

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