表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
みさき  作者: DirtyTom
1/12

act.0 風は海から

 


 エンドラインぎりぎりまで敵DFを引きつけ、ウイングは山なりのセンタリングを上げた。

 誰もが予測していた状況であり、当然DFはクリアに向かい、GKが身構えた。

 うねるようなカーブを描いて落ちていくボールに合わせるのは、はたで見るよりもはるかに難しい。

 それを待ち望んでいた者がいた。

 他の誰よりも一瞬だけ早く動いた選手が、わずか三十センチ前に出てボールに触れる。

 甲を離れたボールはそのままGKの懐にもぐり込んで、ゴールネットを揺さぶる風と融けあった。

 ゴールを告げる長い笛の音とともに、十番を背負った選手が顔を上げ、涼しげな笑顔を仲間に向けた。

 陽の照り返しに手をかざし、満足げな微笑みに包まれたエースナンバーは、誰よりも大きく、そして眩しく映った。

 風は海から岬に向かって吹いていた。





 サッカー経験ゼロ、知識ほぼ皆無の、ただのサッカー好きがノリでやっちゃってます。細かいところはなるべくおめこぼしを、あまりにもおかしいところはご指摘いただけると非常に助かります。

 オール・ダーティ・プロジェクトと勝手に称して、以前につくったものを懲りずにリペイントしています。時代背景とかが微妙なのはそのためだと解釈してください。オフサイドの人の絵柄で脳内補完して読んでいただければ幸いです。

 そういえば、スポーツというジャンル、ないんですね。時代ですかね。

 Jリーグ開幕記念、だったはずなのに、我がケロンパスはあんなことに……



評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
このランキングタグは表示できません。
ランキングタグに使用できない文字列が含まれるため、非表示にしています。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ