学校の授業が退屈で「今この瞬間にテロリストが攻めてきて授業台無しにならないかなぁ」って思った人に、テロ訓練の話をしましょう
皆さんこんにちは!
突然ですが、授業中に学校爆ぜないかなって思ったことありませんか? 私はあります。
あります(笑)
面白くない授業する先生の時とか、二十分三十分と、長々話す校長先生の演説とか。退屈ですよね。何か騒ぎが起きてなくならないかなぁと、私も思っておりました。
乗り込んできた不審者相手に、皆で結託して抗争して撃退、なんて想像楽しいですよね。一夜にして英雄になる、憧れます。
想像はとても楽しいし、出来ることならば実現して欲しい案件だとは思うのです。
ですがちょっと待ってください。
せっかくならば、よりリアルに妄想してみませんか?
今日はテロの危険のある場所で生活した事がある、私の体験談を交えて、皆さんのご想像に華を添えたいと思います。
学校の訓練と言うと、火災や地震の避難訓練が一般的だと思います。
唐突に何の話だって? まあまあ、少し順を待ってくださいな。
「家庭科室で、火災が発生しました。ただちに避難してください」
「地震が発生しました。カーテンを閉めて、机の下に避難してください」
文言は違うかもしれませんが、けたたましいアラームと共に告げられるのは、大体そんなもんだと思います。
私が小学生の頃、この二つの訓練とは別に、もうひとつ避難訓練がありました。タイトル通りです。テロリストから逃げる訓練です。
薄々お気づきかもしれませんが、もちろん日本の話ではありせん。「日本人=金持ち」が成り立つ海外です。
ええ、実際お金を持ってるかどうか、なんて関係ありません。「日本人は金持ってる」って認識がある場所の話です。もう、日本人であることだけで、狙う理由になるのです。はい。
「今月のおこづかい足りなくてヤバいー!」 って言ってる、そこのあなたも、十分金持ちに見えるという訳です。やったね!
日本人の臓器は、現地のヒトよりもずっと健康だから、高く売れるって話も聞いた事あります。本当かどうかは解らないです。
脱線しました。
ざっくり話すと、学校はぐるりと高い塀で囲まれていて、その上には電気が走っているという話の有刺鉄線がありました。触った事はないので事実かどうか、それも解りません。私はあくまで守られている側でしたので。
学校の敷地内では、拳銃を所持した警備員さんたちが、常に見回りをしています。
最近では学校の入り口に数人立っているところもあると思いますが、比ではありません。かなりの数の警備員さんがいらっしゃいました。
人が出入り出来るのは正面門だけでした。二重扉になっていました。裏門もありますが、常に警備の目がある中、閉ざされています。
うん、ざっくりでも異次元ですね(笑)
自分でも書いてて、物々しいなって思いました。
警備員さんたち、かっこよかったですよ。厨二心がときめく感じです。
…………違いました。
話を戻しましょう。避難訓練のお話です。
私の学校では、テロが襲撃してきた際に、三種類のアラームが鳴ることになってました。
一つは正面門に逃げるように促すアラーム、もう一つは裏門に逃げるように促すもの。もう一つが、両側から攻めて来た時、シェルターに逃げ込む事になっていました。
文言はありません。テロリスト達に、みんながどちらに逃げているのか、少しでも理解させないためです。
訓練ならわくわくする? そうかもしれません。しかし実際、事が起きれば死にます。
死ぬだけで済むのでしょうか? 解りません。ろくな目に合わないことは確かでしょう。
訓練の日は、「火災か地震かテロのどれかのアラームが鳴ります」 と、知らせるだけで、何が来るか、いつ起こるか解りませんでした。もちろん、実際起きた時の事を考えたら、出来るだけ実践的に訓練するのが最も効率が良いのでしょう。
地震や火災訓練だったら、それほど慌てる事ではありません。怪我のない様に、落ち着いて避難すれば、あっけなく終わります。あれです、「お・は・し・も」です。
(あれ、お・か・し? 忘れました。)
訓練ってわざわざ必要あるの? ってくらい、皆さんが普段学校でやっている訓練と、なんら変わりありません。
校長先生の安全の為の有難いお話なんて、感涙してしまいますよね! あくび噛み殺し過ぎて!
しかし、テロ訓練の時は違います。
アラームを聞いて、即座にどの場所に逃げなくてはいけないのかを判断します。先生の指示なんて待っていられません。先生が傍にいない時だってあるのですから。
どこに行くのか自分で判断して、全力で走ります。逃げます。自分の身を守れるのは自分だけです。
もしも判断を間違えたら? 怖いですね。逃げ遅れたら? ぞっとします。
異世界じゃありませんが、わりと危険が近いところに居たと思います。
実際、その場所に暮らしていた時、私は外で遊ぶことを禁止されていました。公園にすら行けないのは、遊び盛りには不満でしたが、仕方ありません。
ひきこもり万歳っ!ヽ( ・∀・)ノゲームっゲームっ
観光地を除いて街の中を歩いた記憶は、確か二回だったと思います。詳しくは言えませんが、そんな場所です。今思えば、警戒しすぎかもしれませんが(笑)
でも、車が停止信号待ちしていると、「窓拭くからお金ちょうだい」「飴買って」「この通り足が片方ないのでお金ください」って人たちが寄ってきます。いや、ほんとに。
何の話でしたっけ。
そうそ、幸いな事に、テロ訓練は訓練だけに留まりました、という話です。
……違いますね。
そういう訳で(どういう訳だ?)リアルはこんな感じです。
最近日本近辺もきな臭いですからね。防犯意識高めつつ、楽しく妄想して下さいませ。
皆様学校襲撃の妄想の際は、ご自分の身を守りつつ、退路を確認しながら無双するといいと思います!
私は足が遅いので、戦いは放棄してとりあえず逃げますっ。着地地点も見失ったので、ここらで逃げますっ。
エンジョイ、妄想ライフ!
それでは!
ε=ヽ(*・ω・)ノあでぃおすっ
p.s.
防犯のため、本文は二十パーセント程フィクションを含んでおります(笑)