逃走
遅れてすみません!
歩き続けてもう何時間たったんだろう?
いやもしくは数分なのかもしれない、そう感じさせるほどに周りの風景は変わりがなかった
「ここどこだよ・・・」
辺りを見渡しても、木、木、木、一向に出れる気配がない、さらには生き物の気配すらしない。そんな森を黒兎は歩いていた。
「どうするべきか・・・」
生き物が居ないのは死活問題だ、異世界に急に放り込まれたのだ食料なんぞ持ってるはずがない。
ガサッ
「・・・・ッ!?」
黒兎が目的が果たせるまでに餓え死なんぞごめんだなどと考えていると、背後の草が音を立て揺れる音がした。
「おいおい!何で俺がこんな目に!?」
そこから現れたのは一匹の狼、しかも普通のサイズではないのだ、見るだけで大人が3人分はあろう巨体、本でよくみる恐竜の歯を彷彿させる鋭いキバ。
「ああ、くっそ!」
化け猫ならぬ化け狼だ。黒兎はそれを見るや直ぐに逃げ出した。その狼がこちらを見て涎を垂らしていたからだ。
「どうして俺がこんなめにっ!」
狼と黒兎の距離は段々と縮まっていく。歩幅が違いすぎるっ!
「(くそっ!こうなったら一か八か!)」
黒兎は狼が追い付いてきたと同時にスピードを落とすと同時に姿勢を低くした。
これにより狼は黒兎の姿を一瞬だけ見失うだろう。
その一瞬だけで十分だ。黒兎は近くの木に身を隠すことにした
『グルゥ?』
あの狼は不思議そうに声をだし、辺りをキョロキョロと見渡して辺りを探し始めた。
「ふうぅぅぅぅぅぅ」
あっ、危なかった。だがあの狼はどうするか?まだ俺を探しているところから見ると、また戻ってくるだろう。
「やっぱりこれしかないか・・・」
今あるものは棒と石、あとはそこで取れた木の実だ。黒兎は、化け狼が戻ってくる前に早くに木の上へと登りはじめた。
毎日投稿は無理、かな




