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花さんと僕の日常   作者: 灰猫と雲
第一部
111/778

雪平の章 「暗闇の怪獣」

小学2年の頃から俺はクラスの男子から桜さんのことで冷やかされていた。ナカコーというあだ名の、当時1番仲の良かった友達に桜さんが好きなことを教えるとナカコーは夏休みの間中ずっと俺をからかい続けた。仲の良い、2人だけの遊びのようなものだと思っていたがナカコーは夏休みが明けても教室中に聞こえるほどデカい声で俺が桜さんが好きなことを叫んで回り冷やかした。当然そんなホットな話題を小学校低学年男子が放って置くわけない。破竹の勢いで広がっていき、ついにはクラス中の男子総出でバカにされた。学校のトイレでウンコをする奴への口撃なんかまるで比じゃなかった。休み時間の度に俺の机を取り囲み

「お前西野のこと好きなんだろ〜」

「結婚しろよ結婚!」

と囃し立てるという日常が始まった。

そうだよ大好きだよ!言われなくてもしてやるよ!

そう叫びたいのをグッと抑えて俺は言われるがままになっていた。そんな日々を過ごし始めていた頃、

「いい加減やめなって。雪平くん困ってんじゃん」

とクラス中の男子から俺を庇ってくれたのはクラス内女子ヒエラルキーのトップにいた高橋真夏だった。

「高橋〜、お前雪平のこと好きなのか〜!笑」

「絶対そうだ。じゃないと俺らに注意なんかしねぇもんな〜」

すぐさま嘲弄ちょうろうの矛先は高橋真夏に向けられた。俺は当時救いようのないバカだったからそれを

「僕、桜さんのこと好きなんだけどなぁ」

と困惑していた。

しかし男子達は女子のトップから注意されたくらいで見つけたおもちゃを簡単に手放すわけもなく、俺への冷やかしは止まらなかった。もはやブームだった。その度に高橋真夏率いる女子チームが男子チームに苦言を呈し、休み時間が終わるまで男子と女子の抗争が続いた。その頃には桜さんに好かれるべく勉強を始めていた俺は少し賢くなっていて

「なんかどっちも俺の事どうでもいいじゃん。もう放っておいてくれないかなぁ」

と冷静に男子対女子の争いを眺めていた。もはや俺と桜さんのことをからかうことが目的ではなくなっていたのを俺は知っていた。


昼休みなどの長い休み時間は国語辞典などを片手に誰も来ない校舎裏に避難していた。ここはお昼頃から日陰になり、残暑が厳しい日にはうってつけの避暑地になる。俺は毎日ここに逃げ込んでいた。ただ男子が女子とじゃれ合いたいだけの理由に俺の恋心が利用されるのはいい加減うんざりしていた頃だった。

「やっ。いないと思ったらこんなところに避難してたんだ?」

校舎裏の陰から高橋真夏が声をかけ近付いてきた。いつもいる取り巻きは誰もおらず彼女1人だけだった。高橋真夏は俺が座っているコンクリートの階段に腰掛け

「おしり冷たいっ笑」

とすごい無防備な笑顔を見せた。きっと桜さんと会う前なら「この子かわいいな」って思ってたかもしれない。バカだったから。

「ミナトって名前かっこいいよね」

俺の名札を指差し高橋真夏は下の名を読んだ。本当に感激した。


すげぇ!同じ歳で湊人を読めるなんて!この人もしかして天才じゃないか?


この時まだ俺は自分の名前を漢字で書くことができなかった。

「高橋…まなつ?」

俺はいくら勉強を始めたとはいえスタート地点が人よりもだいぶ後ろだったため、一般的にいえばまだバカだった。彼女の胸に付けられている名札をそのまま読んでいた。

「マカだよ。マナツって読まないで笑」

彼女がその時吹いていた風のように爽やかに笑った。

「ねぇ、どうして言い返さないの?バカにされるばっかで悔しくないの?」

彼女は爽やかさを潜め、今度は心底俺のことが心配という表情になってそう言った。

悔しいよ?悔しいさ。なんでバカにされなきゃならないんだろう?人を好きになるってそんなにおかしなことなのかな?

そう言ってやりたかった。

けどバカにされ続けた日々が、俺を次第に臆病者にさせていた。

怖くて言い返す事がもう出来なくなっていた。

俺のことを心配し、昼休みに俺を追いかけ、言い返せと背中を押してくれるこの子のその言葉にも俺は何も言えなかった。その子が女の子だったという照れも、もしかしたらあったかもしれない。

「ねぇ、何か喋ってよ…」

けれど俺は何も言えない。なんと言っていいかすぐに思いつかずしばらく考え込んでしまった。

そんな俺に業を煮やしたのか、彼女は冷たいコンクリートからおしりを持ち上げその場から去っていった。

その日の昼休みに読んだ国語辞典の単語は、何1つ覚える事ができなかった。


それでも時々、本当に時々、高橋マナツは昼休みに俺のところへ来た。けど俺はほぼ何も喋らなかった。女の子と話すことの恥ずかしさが、話してみたいという欲求を上回っていた。代わりに彼女は俺の分までよく喋った。友達のこと、家族のこと、飼っているネコの事、男子の悪口…。彼女はいろんな話を俺にしてくれた。ふた月過ぎたあたりには、さすがの俺も相槌くらいは打てるようになっていた。相変わらず教室では俺へのからかいや冷やかしが続いていて、途中でマナツ達が止めに入り男子と女子の抗争に代わった。ずっとずっと後になってそれは俺を守るための高橋真夏の作戦だったんじゃないかと気付いたけど、バカだったその時の俺は、

そろそろいい加減にしてくれないかな?

と思っていた。


きっとクラス替えで少しは事態が好転すると思ったのだが、俺を冷やかし始めた張本人と同じクラスになったことと、他のクラスでも噂になっていたこともあり新学年になってからも日常は何も変わらなかった。しかしその頃はすでに勉強に逃げていたし自分の殻に閉じこもっていた上、聞きたくない声は鼓膜が受け付けず、気に入らない奴には脳内でモザイクをかけるという特技を身につけていたため正直あまり気にならなかった。昼休みたまにマナツが来て話を聞くことも大いに気分転換になった。だから俺としては小学校3年は比較的快適に過ごせていた。時々会うマナツから言われる

「ミナトが変わらなきゃ何も変わらないんだよ?」

という耳が痛い言葉をかわす事くらいしか頭を悩ませることはなかった。


小学校4年生の夏の頃だった。

「私、ミナトとみんなが仲良くなれる方法考えてあげるっ!だからミナトも変わって。みんなと仲良くしてよ」

マナツは困ってしまうくらいの爽やかな顔で俺に笑顔を向けた。

「…マナツ、無理」

数ヶ月ぶりに俺が声を出した事もありポカンと口を開き俺を見下ろした。

「久々に聞いた、ミナトの声!」

「・・・・・・・・・・・」

恥ずかしさで二の句は告げることはできなかった。

「ねぇ〜、なんか喋ってよぉ笑。声聞きたいな〜」

そう言われると余計恥ずかしくなって何も言えなくなってしまった。



こいつはいい奴だ。

こんないじめられっ子の俺にこうやって時々話しかけてくれる。

俺が冷やかされている時も女子を引き連れ男子と戦ってくれる。

ちょっとお喋りだけど、優しくて行動力があってとてもいい奴だ。

だからこそ、申し訳ない。

こんなどうしようもない俺に話しかけてくれるのがとても申し訳ない。

俺が変わることを期待しているのかもしれないけど、ごめん、それは無理だ。

話しかけてくれるのも、そうやって俺に変わりなよと言ってくれるのも、そもそもこんな日陰の校舎裏まできてくれること自体本当に感謝してる。

けど無理なんだ。

だからマナツ、俺は大丈夫だからもういいよ。

こんな日陰に、こんな俺と話をしに来ることなんてない。

お前はちゃんとお前のいるべき場所で、いるべき人と一緒にいなよ。


そんなふうに思い始めていた頃だった。

普段何を言われても聞き流していた俺だったが、激昂しナカコーに殴りかかった。

普段なら聞き流せるはずのその声は聞き流せない、許されない言葉を吐いた。

「あいつ今日手術なんだってな?失敗したら死ぬんだろ?笑。神様ぁ、どうか失敗しますようにっ」

窓の外に向かって跪き十字を着る真似をしてそう叫んだ。俺は脳内モザイクを外してナカコーに向かって突進していった。俺の右の拳は虚しく空を切り、逆にナカコーに体当たりされマウントを取られる。

「ばーか笑」

俺を見下すナカコーはヘラヘラと笑っていた。すぐさま鼻に痛みが走る。おでこ目ほっぺた口と、顔のありとあらゆるところに熱さと痛みを感じた。俺は顔面を腫らし鼻血が止まらず乳歯が飛んだ。

「やめてぇ!ねぇもうやめてよっ!」

高橋マナツがすっ飛んで来て俺とそいつを引き離してくれた。

俺はむせび泣いていた。

痛みのせいでも鼻を折られたせいでもなく、ただただ悔しかった。

懸命に病気と闘ってる子に向かってそんなこと言う奴の気が知れない、知りたくもない!

俺は絶対にあいつを許さない!

…だけど1番許せなかったのは、そう言ったあいつの顔を一発も殴れず、逆にボコ殴りにされた俺自身だった。

好きな子が死ねと言われてなにも出来なかった俺自身を俺は1番許せなかった。



「ミナト、もうやめよ」

保健室に連れて来てくれたマナツは手当をされている横で、そんな俺の気持ちも知らずそう言った。

「・・・・・・・・」

「ケガまでしたミナトの気持ち、桜さんに伝わってるの?」

その時の俺の気持ちは、ガッカリしたとか裏切られたとか腹が立つとかそういうものではなかった。ただ、そうだなぁ…ムリヤリ言葉を当てはめるなら「悲しかった」が1番近いかもしれない。

三天になった今でもあの時の俺の気持ちを言葉ではうまく言い表すことができない。


それからしばらく経ってからのことだ。高橋真夏はいつものように日陰の校舎裏に来て俺の隣に座った。

「ーーーーだったんだよねぇ笑。…ねぇちょっとミナト、私の話聞いてる?」

聞こえてるよ。

「なんか今日いつもと違うじゃん」

そう?別に。

「相槌くらいしてくれないと話しづらいよ」

いつも勝手に喋ってるじゃん。

「ねぇってば!…ミナト?怒ってる?」

…別に。

「私、ミナトに余計なこと…言ったよね?」

………。

「教室、戻るね…。じゃあね…」

高橋真夏がいなくなると、俺はまた1人になった。

さっきまで高橋真夏がいた時となにも変わらない気持ちでいるのが、とても寂しかった。



高橋真夏は次の日の昼休みも現れた。2日連続してここで会うというのはこれまで一度もなかった。高橋真夏はいつものように好き勝手喋り、俺は黙って聞いていた。相槌は打てなかった。

次の日も、そして次の日も高橋真夏は昼休みに校舎裏に来ては俺に話をする。友達のこと、家族のこと、飼っているネコの事、男子の悪口…。俺は相変わらず黙って聞いていた。高橋真夏は俺の変化に気付いていたと思う。なのにそれでも毎日昼休みになると俺の前に現れる。きっと折れそうな心をどうにかこうにか奮い立たせ会いに来てくれていたのだと賢くなった今ならわかる。けど、その時の俺には高橋真夏の心情を思いやる事ができなかった。


ある日の昼休み、その日も高橋真夏は俺の前に現れた。午前中は普段と変わりないように見えたが、校舎裏に来た時の高橋真夏の目はいつか見たウサギのように真っ赤だった。

「エイミーがね、死にそうなの」

それは高橋真夏が飼っていたネコの名前だった。

「朝ね、目は開けるんだけど体が起こせなくなってて…。私を見て尻尾だけ持ち上げてゆらゆら揺らしながらミィ〜って泣くの…。私エイミーが『行かないで、そばにいて』って言ってるような気がしてお父さんに今日学校休みたいって言ったんだけどダメだって怒られちゃって…」

俺は高橋真夏の顔を見た。真っ赤な目をしてるのに泣かないように我慢しているその顔がとても俺の胸を締め付けた。

「エイミーに会いたい。最後なら、まだ間に合うんだったら今すぐ家に帰りたいよ。学校、午後からお休みになればいいのに…。」

高橋真夏の顔がくしゃりと歪む。堪えていた涙が目からポロリと一粒落ちる。またひとつ、またひとつ。高橋真夏はしばらく泣いていた。俺は、昨日までとは違う理由で何も話せなかった。

『私、教室戻るね。じゃね』

いつもはそう言って去っていくのに、その日は声をあげて泣きながらゆっくりとした歩みで校舎裏から消えていった。相槌も打てなかった。



なぁエイミー。マナツはお前のこと文字通り猫可愛がりしてたみたいだけど、お前もマナツのことが好きか?

行かないで、そばにいてって本当に言ったのか?

動かない体で、それでもマナツに尻尾だけゆらゆらさせて、行かないでって言ったのか?

お前本当にもう死んじゃうのか?

マナツはお前に最後に会いたいって言ってた。

お前も、最後にマナツに会いたいか?


俺はコンクリートからおしりを持ち上げ、英語の参考書をパタンと閉めた。

風は吹いていなかった。

誰も俺の背中を押してくれない。味方になってくれる奴なんていない。

俺は自分の殻に閉じこもったいじめられっ子のボッチだ。

クラスメイトからからかわれていても勉強に逃げ込んで何も言い返せないただの弱虫だ。

殴られるべき奴すら殴れず、返り討ちに合うような情けない男だ。

俺を心配し、変わりなよと言ってくれる女の子の期待にも応えられないダメな奴だ。

俺は桜さんさえいればいい。

たとえ桜さんが俺を忘れたとしても、桜さんが生きていればそれでいい。

だからもう、この学校の中に俺が失うもんなんて何もない。

覚悟を決めて歩き出した。

5時間目のチャイムはまだ鳴っていなかった。



教室内はパニックそのものだった。

「お前なにやってんだよ!」

「誰か、せんせいっ!先生呼んできてっ!」

「ちょっと雪平!どういうつもりよ!」

「真夏はアンタのこといつも助けてたじゃないっ!なんでこんな事するのよ!」

「お前サイテーだな」

口々に俺は罵声を浴びせられた。隣のクラスのやつも騒ぎを聞きつけ教室のドアには人だかりができていた。

嫌悪感たっぷりに俺を見る男子の目、怒りの形相で罵詈雑言を浴びせる女子、床にはさっきまで水がなみなみと入っていたバケツが転がっている。

そして俺の目の前には全身ずぶ濡れの高橋マナツが、髪の毛から水を滴らせながら大きな目で俺を見つめていた。

「おい雪平!お前、なにやっとるんだっ!」

担任の先生が俺の肩を力一杯掴み振り向かせた。顔には女子同様、怒りの表情がありありと見えた。

「ちょっと来いっ!高橋、お前もだ」

職員室に連れて行かれた俺は担任から壁にすっ飛んでいくほどぶん殴られた。高橋マナツは女の先生にタオルで拭いてもらったあと教頭先生の車に乗って自宅へと帰っていった。

「お前みたいな生徒、今までで初めてだっ!」

それは褒め言葉にも使えるよな、と内心笑っていた。別に誰に理解してもらおうとも思わない、誰に庇って欲しいわけでもない。例えそれがマナツからだとしても俺はいらない。俺は俺の意思に従って水が入ったバケツを頭から高橋マナツに被せたんだ。

理由?別に、ない。

あいつのためでもエイミーのためでもない。

ただ、もしも桜さんがもうダメだってなった時に、会いたい人に会えないのは可哀想だなって思った。俺ができるのならば、その人に会わせてあげたいって思っただけだ。桜さんは死なないし、エイミーは桜さんじゃない。だから俺のした事はこの理由じゃ説明がつかない。だから理由を聞かれても『別にない』としか言えない。

エイミーやマナツや誰かのためじゃなく、自分がしたいことを、できることを行動に移しただけだ。

だからエイミーがマナツに会えたか会えないかは、知らなくていい。

できれば知りたくない。

会えなかった…なんて結末、聞きたくない。


マナツはそれからしばらく学校を休んだ。

当然のことながら、それ以来誰からも話しかけられることはなくなった。

冷やかしがなくなったのは、少しだけせいせいした。

けれど誰も話しかけてこないというのは、少し身が寒い思いがした。

正直な気持ちを言えば、無視は冷やかしよりも辛かった。

マナツは何も話さない俺にどんな気持ちで話しかけてくれていたのだろう?

どんな思いで「変わりなよ」と言ってくれたのだろう?

聞きたい気持ちもあったが、俺は昼休みに校舎裏に行くことは2度となかった。

人気のない場所にある階段の裏にある倉庫のようなところでチャイムが鳴るまで隠れていた。

当時小さかった俺が身をかがめなければ入れないような狭くて暗い場所で、40分間ジッと息を潜め耐えていた。

泣きそうになると桜さんとの事を思い出した。

それでも楽しい気分にはなれなかった。

ただただ辛くて悲しくて苦しくて寂しくて、言いようのない恐怖と戦う時間を1人で過ごした。

誰も助けてくれない、誰も励ましてもくれない、慰めてもくれないし味方もいないと思っていた。

ほんのちょっとその扉を開けるだけで良かったのに。

あとは全部あいつの優しさに甘えれば良かったのに。

手は差し伸べられていた。その手をつかもうとしなかったのはこの俺だ。

助けようとしてくれた。

きっと俺が変われば励ましてもくれたし、うまくいかなければ慰めてくれたはずだ。

そして何より、もう味方だったじゃないか。

なんであの時の俺はその事に気付かなかったんだろう?

どうして気付いたのが、今だったのだろう?

俺はマナツに対して、いま何をしてやれるだろう?


あの日から卒業式までの1年以上もの間、俺とマナツが言葉を交わすことは1度もなかった。

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