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第2話

此処はとある飲み屋の裏 そこに一人の少年が拳を返り血で真っ赤にさせながら二人の不良の上に座ってタバコを吸っている


この話の主人公鬼龍忠虎である


鬼「しけてんなーこいつ等単車のガス代にもなりゃあしねぇやんけ」

彼は殴り倒した不良の後ろポケットから財布を抜き出し中の札を抜き取り元有った場所に返す


ピッ ジュ

そして吸い終わったセブンスターを血溜まりに投げてその火種を消しその場を後にする


不良1「あの野郎・・・・グフッ見たこと無かったな」

不良2「ああ・・・うう次はしごうじゃ」


そう呟きザコ不良1 2 は肩を組んで帰路についた

このザコ不良1 2はここら辺ではかなり腕に自信がある二人組である、その二人組を完膚無きまでにボコるのだから彼 鬼龍はものすごく強いのだろう。









鬼「ちきしょうわしゃあ何やっとるんじゃなんでこんなイライラするんじゃくそったれが」


鬼龍は生みの親に捨てられた後DVな親に育てられたため心が実に荒んでいたのである



ジャボン

そんな彼は今橋の上に愛車の(盗んだ)KR250を停めて川に石を投げ込んで時間を潰すしかやることがない


鬼「クソっこのまま帰ってもあのクソ野郎共と顔会わせにゃぁならんし 家に帰ったら明日の学校の用意できんし・・・・どうするかのぉ」



彼はまだ中3である 義務教育なので学校だけは行かねばならんとゆう考えを持っている何処か真面目な

不良である※因みに彼は津山市立蛇拳中学3年c組である そしてそんな学校はない


そして暫く考えて嫌々ながら家に帰ると決めたのである









DV親父「このクソガキ何見てやがんだ!!!」ドカ

鬼「ぐふっ おぇえええ」ドロッビチャ


鬼龍が帰ってすぐ彼に暴力を働いているDV親父が鬼龍の腹に蹴りを入れる 

あまりの蹴りの威力に彼はその場で嘔吐してしまう


DV母「なんて事するんだいコイツは汚いわね見るだけでも汚い奴なのに余計汚い事するんじゃないよ」


そう言って鬼龍の肩を包丁で突き刺すのは親父と共に鬼龍に暴力を働く母である

父が言葉と腕力の暴力

母が言葉と道具の暴力   


鬼(クソジジイクソババアが二人揃って・・・ワシがいったい何したっちゅうんじゃ わしゃあ只生きとるだけじゃがななのに何でこんな目に合わにゃぁならんのじゃ」


体を引きずりながら布団の上に寝転がり家で吸う用のショートホープを吸いながら彼はそんな事を思った。 










そして翌日


鬼「ふぁーまた今日という一日が始まったか・・・・」

布団からでた彼は開口一番そんなことを言った この言葉は最早彼の口癖になりつつある。




鬼「さて、学校行くか・・・・」



自分で作った弁当を包んでお握りを囓りそう呟きながら彼はKR250に跨がりエンジンを掛けて走り出す






ブィイイイイイイイイン キッ ガチャ


鬼「何で義務教育ってのはあるんだろう?(中学卒業するまで何であんな腐った大人達に何で罵しられなきゃぁいけないんだろう)」


そんなことを考えながら学校の近くのパチンコ屋に停めタバコを吸いながら歩いて学校に行く鬼龍



教師A「えーですからこの時この信長が何故明智光秀に攻められたかなのですが(ガラ)・・・・きっ鬼龍!!」


鬼「なんだよセンセー俺が学校来ちゃあいけねぇんかよ」


鬼龍が教室の扉を開けると教壇に立つ教師が顔を引きつらせる

そして教室内が重い空気に包まれる中授業が再開された





鬼龍SIDE


教師「えーでは先ほどの続きなのですが何故光秀は信長を攻めたのでしょうか彼は一体何を思ったのでしょうか」



知るかよ!!信長がむかついたけー攻めたんだろうがなどうでもええ事聞くな・・・・つまらんけー寝るか・・・・・


そして俺は睡眠欲に身を委ねた







そして6時限目に事件は起きたんだよ


ガラ

教師「っち、何で鬼龍カスが来ているんだ!!」


ピク


俺はそんな先公の言葉で目を覚まし しかも今まで良い感じで寝てたから余計に不機嫌になる

そうして俺は入ってきた先公を睨みながら


鬼「何か言ったかセンセー・・・・・・あっ!!」


そう言いながら顔面を掴み黒板に叩きつける

ゴガ

先「うぁぁああぁぁぁ」

そんなうめき声を上げながらその場に倒れるが俺はそこで終わらせる男ではない更に蹴りの嵐をみまってやる そしてそこそこ疲れたら先公を抱えて教室の入り口に向けて思いっきり投げる


鬼「に~ん~げ~ん~ミサーイル」

最後に決めゼリフをはき気を失った先公を肩に担ぎ屋上に向かう

そして屋上で全裸にさせそのまま先公を吊してやる ザマアミロ


先「おっ下ろしてくれー」

そんな声が聞こえるがそんな願い聞く気がねぇよ



屋上から去るとそこには教師の人だかりが出来ていた

口々に罵倒をあびせてくるがワシは気にしてないように歩いていくが体育教師に首を鷲掴みにされそのまま職員室に連れてかれ俺はその年6回目の停学をくらった



職員室で停学を言い渡された後ワシは単車を取りに行くのとタバコを吸いに行くため体育館裏に向かった




シュボ

鬼「はー・・・また停学か・・・一年で停学6回なんてどないしょぉかのぉ」


ワシがタバコを吸いながらそんなことを言っていると向こうからええ年したじいちゃんがやってきた


爺ちゃん「よぉセッタ吸っとるんかわしにも一本くれや」

そしてそんなことを言ってくるんだよ 普通学校の敷地内で学ラン着てる奴にタバコねだるか普通?


鬼「ほらよ」

爺ちゃん「あんがと  ふーやっぱタバコは良いね」

鬼「けっじゃーの」


俺はそう言い放ち単車に跨ったんだが 爺ちゃんの一言で俺は走り出すのをやめることになる


爺「おまえ、何か悩んでるだろ・・・これからお前にはブチやばいことが起きるけぇ気いつけぇよ」

鬼「あんじゃいや爺どおゆうことなぁ」


ワシの呼び声を無視して爺は走り去っていったワシは勿論追いかけたが


ドルンドルン ドドドドドドドドドド


鬼「なっ!w1!!」

爺「じゃーの若いの」


体育館の角を曲がった瞬間あの爺が跨ったKAWASAKI W1が俺をひき殺すかのようにウィリーをしながら

通り過ぎてった

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