話が合わないのです
今回は漫画のお話。
こんにちは〜! 聖属性エッセイスト、ひだまりのねこですにゃあ。
オリンピック、連日のメダルおめでとうございます~! そして、力を出し切れなかった選手の皆さま、うっかり見てしまって申し訳ございませんでした。不可抗力です。わざとじゃあないんです。
そんなオリンピック報道の中で、女子ボクシング初のメダルを確定させた入江聖奈選手が、小山ゆう先生の『がんばれ元気』を読んでボクシングを始めたという話を聞いてふと思い出したのです。
今日は、漫画の話が合わないのです~というお話。
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私の家には、漫画が無かった。
正確に言えば、手塚治虫先生の作品『火の鳥』『アドルフに告ぐ』『ルードウィヒ・B』だけはあった。子どもの頃読んで怖かったので少しトラウマになった。高校生の時に読み返したら、普通に名作だったが。
私の漫画供給元は、主におじさんとおばさん。そして友人。基本的に自分で買うことはまずない。そんなお金があったら、本を買いたい。
父の弟で、東京の四谷に住んでいたおじさんの家に遊びに行くのが本当に好きだった。モデルガンと、漫画で埋め尽くされた大人の子供部屋みたいな空間。
残念ながら、私は銃には全く興味がなかったので、ずっと漫画を読んでいた。
大好きになったのは、『ゴルゴ13』『スペースコブラ』『西遊妖猿伝』『リングにかけろ』『三国志』そして、今回話題になった小山ゆう先生の『愛がゆく』もその中にはあった。『がんばれ元気』はあったと思うが、ほとんど印象に残っていない。
そして、九州のおばさんの家に行くと、そこは少女漫画が所狭しとおかれており、私はおばさんおすすめの『王家の紋章』を読んで過ごした。他のも読みたかったけれど、九州滞在中は、ほとんど移動していたので、結局『王家の紋章』しか読めなかった。なんかやたら長いし。
そして、友人たちも実はあまり漫画を読まない。
女友達が貸してくれたのは『動物のお医者さん』。私が動物好きだからという理由だったと思うが、面白かった。その友人は、獣医になり損ねて、牧場で働いている。
男友達が貸してくれたのは、『寄生獣』『エルフェンリート』面白かったが、グロかった。その友人とは音信不通だ。元気にしているだろうか? 私の手元には、1冊だけ寄生獣が残っている。返すときに、うっかり入れ忘れてしまったらしい。まさか……それで音信不通に? どうしよう。
こんな限られた供給源の漫画しか知らないので、同世代とは全く話が合わない。
呪術廻戦? なんだその舌をかみそうなタイトルは……?
というよりも、読んだ漫画に統一性がないので、漫画関係の話は難しい。有名なネタは多少わかるが、流行りの作品とかまったくわからない。最近ようやく『かぐや様は告らせたい』を読んだが、世代がよくわからない。
それにしてもだ、漫画というのは、なぜか血が大量に流れる。私が読んだ作品がたまたまそうだったのか、漫画全般がそうなのかはわからないが。
だから癒されたい私は漫画を相変わらず読まない。
それでも最近は、すこしだけアニメを見るようにはなったけれども。
『スライム倒して300年~』『くまクマ熊ベアー』『魔王城でおやすみ』とか。怖くないほのぼの系を慎重に選んでみている。血が流れたり、痛そうなのは無理なので。
良かったら、皆さまのおすすめ漫画とかあったら教えてくれると嬉しいです~。
※追記:強ホラー以外なら、流血でもエログロでも大丈夫です~。