表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
死「似」神  作者:
2/2

不良

見えた



見下ろした先

高さ10mはあるだろうか



学生服.........中学......いや、高校生か



制服が真っ先に目に付いたが、次に視線を奪うのはその色鮮やかな髪



金髪に赤のメッシュ......少し緑とかも中に見えるのか

まさに色鮮やかだった



その心以外は



『こいつから胸糞悪い感覚がする……

…………?』



自身に驚いた

思っただけでなく、ふと、声が出た



声だけじゃない

声だけでなく、驚いた身ぶり素振りをする『両手』が目の前ある



驚いた……これは人間と同じ姿だ



しかし、もうやるべき事は分かってる

『本能』で感じる


『歩く』という行動をわざわざ教えてもらわなくても解っているように


当然のように目に付いた学生の所に空中から近づいていく



近づくほどに感じる


ぁあ、そうか



いわゆる『不良』と言うやつだ



先程から感じる『胸糞悪さ』

そこから来るものなのはわかった



『思った』ではなく『わかった』のだ



本能というよりは『能力』と言った方がいいか



こいつ自身の胸糞悪い性格や行動の履歴、その結果付いてきた周りからの怒りや恨み、渦巻いた怨恨を感じる



『こんな感覚……人間なら吐き気を催すだろうな

近付いただけでこれだ…………私自身もこいつに恨みを持ちそうだ』

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ