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第5話

210104.20:40 主人公の一人称で、前後の行動と矛盾している部分を修正しました。


「私は、お兄様を信じます」

 そう言って、柚葉は席を立った。

 ゆったりとした歩調で俺達のもとへ歩いてくる柚葉の表情は、何を考えているのかは読めないが、決然とした何かを抱えているのは確かな目つきではあった。

 そう、まるで自分も何か、重大な発表があるような――ふいに、今朝柚葉と相対した時に感じた、あの不思議な感覚が思い起こされた。


 ――あれに関することなのか?


「特撮ヒーロー。魔法少女アニメ。それらの中でも、決して笑い話にはできないものを秘めているものがあるのは、少なくともお父様、お母様は知っているはずです」

「柚葉……」

「笑い話にはできないもの……なんだ、それは……?」

 理解できない大人勢を代表して、楓の父さんが柚葉に問いかけた。

 それには答えず、柚葉は俺達のもとへ到達すると、先ほど俺達がしたように、食堂全体を見渡した。

 そして――一言。柚葉がつぶやく。


 『シンソウ、着衣』と。


 シンソウ? なんだ、それは――などと思っていると、柚葉が淡い光に包まれ――かと思ったら、衣服がほどけるようにして乖離。

 見る見るうちに、緑色をメインとしたドレスに変化した。

 光が消えるころには、その変化したばかりの緑色のドレスをまとった、緑色の毛髪と瞳を持つ見慣れぬ少女が立っていた。

 ヒラヒラの装飾が随所に散見され、その手には大きな緑色の宝飾が付いた――彼女の半身分くらいの直径はありそうな、巨大な歯車を持っていた。

「御覧の通り、魔法というのは確かに存在するのです。こうして――私が、魔法少女として覚醒したように」

「柚葉ちゃん……それ…………」

「レストアフェアリィ………」

「レストアフェアリィ?」

 なんだろうか。その痛いネーミングは。

 ただ、秀樹たちの親たちが呆然としている様子から、それがただ事ではないのは確かである。


 ――というか、レストアフェアリィってどっかで聞いたことがあるような……。


「あぁっ! 思い出した! 異世界に行く前、妹が夢中になってみてた魔法少女物のアニメ! 確か、そこの子の――多分、声からして柚葉ちゃん? が今着てる衣装、そのアニメに出てくる魔法少女とそっくりだ! 記憶違いじゃなければ、超時空妖精レストアってタイトルだった気がする……うわ、現実でそのドレス見ると、すごい違和感……」

「ほっといてください……。そう、確かに、今となってはアニメという形で収まってますが――二年くらい前に、私はすでに魔法という存在には出会っていたのです……。そして、その戦いは未だ続いている。だから、さっきのお兄様の、異世界に行っていた、というお話も、もしかしたらあり得るのではないか、と思えたんです」

「確かに……。そういえば、柚葉はそうだったわね……すっかり失念していたわ。こんな身近なところに、具体例があったというのに」

 おいおい……そりゃ初耳だぞ。

 つか、俺より前に柚葉がそんなのになっていたこと自体、驚きなんだがな。

 柚葉らしい、緑色の少女はその後、『シンソウ、解除』とつぶやき、元の姿に戻るのを待ってから、自分が座っていた席へと戻っていった。

「なるほど……確かに、それなら信じざるを得ないな……うちの奏含め、四人とも魔法が使えるようになった。そして、行方不明になっていたのも、異世界に行っていた。それも事実だとして認めよう。そのうえで――君たちは、何をしていたんだい?」

 当然の質問である。

 そして、俺達が説明すべき内容の一つでもある。

 そもそも、どうして異世界に行く羽目になったのか。

「単純に言うと、俺達が異世界に行くことになった理由は、邪神を倒してほしいっていう向こうの世界の女神様たっての願いだったからなんだ」

「もっとも、願いといっても、私達には拒否権なんてなくてね。あの日――いつも通り下校してたと思ったら、どこからか女性の声が聞こえてきて――」

「そのまま地面に飲み込まれた時は焦ったよな。これは何が起きてるんだ!? って」

「そのうえ、陸は向こうの世界に着いたら女の子になっちゃってたし」

 さりげなく奏が爆弾を投下。

 ギョッとした視線が、一気に俺のもとに集まる。

「否定はしません。――『肉体変化(シェイプシフト)』。……このように、()はあちらの世界に行く過程で、女性としての体も得てしまったんです。さすがに、このことについてはかなり堪えましたけどね……」

 本当である。

 こちとら、女性としての嗜みなんてほとんどないに等しかったのだから。

 だから、最初は俺だけみんなから隔離される形で、教育を施されたのだ。その、女性としての嗜みを。召喚された時の周囲が周囲だったから、それはどちらかといえば『淑女』としての嗜みだったけど。

「…………なるほど。あなた達が、普通では考えられないような、超常的な体験をしたのはわかった」

「理解も納得もまだ全然できないが――少なくとも、君たちが嘘をついていることはない。これだけは信じさせてもらうよ」

「ありがとう、ございます……」

 四人を代表して私が礼をすると、大人たちは頷いて、暖かい視線を私達に送ってくれた。

 そして、――俺達はそのあとの顛末を語った。

 向こうの世界に到着した俺達は、どことも知らない石造りの部屋で目を覚ましたこと、周囲を武装した集団に取り囲まれた状態で、内心怯えながらも状況を説明された。

 その内容をどうにも飲み込み切れずに困惑していると、背後にあった祭壇にとてもきれいな女性が唐突に出現。

 祭壇に現れた女性は、その女性こそが、私達をあちらの世界へいざなった女神だった。

 そして、彼女は私達にあの世界ではトップクラスの力を与えられたことを直々に説明された。

 ただ、それの扱い方なんて、私達は当然わからない。だから、最初は力の扱い方を知るために、召喚されて目を覚ました城の中で、力の扱い方や、あちらの世界の常識などを学びながら修行をすることになった。

 その修行だけで、約半年。

 もう問題ないだろうとお墨付きをもらった俺達は、当座の軍資金を支給され、城から送り出された。かくして、俺達の、邪神を討伐するための異世界の旅路は始まったのである。

 とはいえ、お墨付きをもらったといっても、それはその世界で生き残っていくための下地ができただろう、という程度のものでしかない。

 邪神を倒すためには、実力を付けないといけなかった。

 だから、俺達は異世界の各地を巡り、武者修行を続けた。

 ファンタジーモノでは定番のスライムやゴブリン、オークといったモンスターはもちろん、ドラゴンなんかも相手にした。

 また、邪神とは関係なかったものの、野党や盗賊団など、対人戦も時にはあった。

 命の価値が、平和な日本とは比べ物にならないほど『安い』世界だ。そういった連中に対しても、最初こそ躊躇いを捨てきれなかったが――後日、その躊躇って更生を祈りながらも放逐した者達から手ひどい報復を受けて以降は、躊躇いながらも彼ら、彼女らを手にかけた。


 そして――時には、思いがけない悲劇に襲われて、慟哭したことも。


 いろいろなことを経験しながら各地を巡って――世界最強種とうたわれる邪竜を、俺達四人がそれぞれ一対一で倒せるだけの実力をつけた、と実感できたところで。

 俺達はついに、邪神へと挑む決意を決めた。

「邪竜を一人で倒せるようになったことが、どうして邪神とやらに挑むきっかけになったんだい?」

「あちらの世界で、邪神というのは人々の負の感情が元になったエネルギーの塊、みたいなものだったんです。でも、邪神が存在し続けるためにも、膨大な負のエネルギーの塊が必要だった。そして、俺達は、その供給源のなかでも最も大きな奴を倒してしまった。いってしまえば、邪神にとっての生命線を断ち切ってしまったようなものだったんです」

「邪竜自体、負のエネルギーの塊みたいなものですからね~。傲慢さに加え、その凶暴性。そして殺した相手の怨念を纏い、強固な『鎧』に仕立て上げるという厄介な種族能力。でも、皮肉にも、纏いきれなかった負のエネルギーが集合して寄り固まって、のちに『邪神』と呼ばれる存在が誕生したことで、奴らの脅威性も半減してしまったんですよ」

「邪竜にとって邪神は自分の鎧をかっさらってムシャムシャと貪り食う疫病神ですからね。どうにかしたいと思っていたことでしょう……もっとも、邪竜にとっての天敵も邪神だったようですから、どうすることもできなかったみたいですけど」

 結果として、邪神が誕生してしまったことと私達が異世界に召喚されたことで、邪竜にとっては自分が世界最強ではなくなり始めてしまった。

 また、邪神にとっては無尽蔵に食糧を与えてくれると思っていた邪竜が、実は自分のせいで大きな弱体化をさせられていて、俺達の頑張り次第では倒せるところまで弱くなっていたのも不幸の一因だっただろう。

 とかく、様々な要因が重なって、俺達は邪神を倒す手筈が整ったと考えたわけである。

「実際、俺達が邪神のもとまでたどり着いたとき、邪神はもうかなり弱まっていてな。邪竜に悪戦苦闘してたのに、こんなもんかってくらいだったな」

 それでも、邪竜ほどではないとはいえ、苦戦したのは確かだったけどな。

 んで、邪神を倒した後はお役御免になったので、すぐ女神さまの力によって、こっちの世界に戻ってきたと。それが昨晩の話である。

 ちなみに、神なんだからこちらの世界からあちらの世界に移動した、そのすぐ後の時間に戻せるのではないのかと聞いてみたのだが、答えはノーであった。

 例え女神さまの力であろうとも、時間の流れをゆがめるのは簡単なことではない。

 時間を操る魔法というのは確かにあっし、実際問題、俺達も四人全員で力を合わせれば使えるだけの知識を向こうの世界で得ることはできた。

 しかし、それでさえ、緻密な術式の構築と高度な演算のもと、術式に合致した単位時間当たりの遡行(そこう)しかできないという難しさ。

 例えば、一時間単位で構築された簡易的なものがあったとして、それで移動可能なのは一時間単位――すなわち、もっと細かく五分前とか十分前とか、そうした結果へ結びつけることはできないし、逆にこの魔法で一日分をさかのぼるのであれば、それこそ、もう一回り上の単位分遡る逆行魔法を使用したほうが、作業面でははるかに効率的である。

 そしてこの手の魔法には、どれだけ可能性を秘めた術式であっても常に付き纏う、とても厄介な制約が一つある。

 それが、『移動先は、同一世界内における指定した時間軸分岐点のみ指定可能』という点と、『遡行できるのは発動に携わった者と、各人が指定した者。なおかつ、それぞれの精神と各種記憶のみ』『魔法の効果は遡行可能な者にのみ有効』という点の三点だ。

 『遡行前と遡行後で同じ世界であれば、時間移動は可能』。これはいいだろう。普通のタイムトリップというか、例えば『現代日本から戦国時代の日本へタイムスリップ!?』みたいな感じになるのだから単純な話である。

 『遡行後の時間で、違う世界に自分が存在していた場合は、時間移動は不可能』。こちらが少し厄介である。

 『()は日本にいる』『三年前から昨日まで別の世界にいた』『一年間遡りたい』という条件で、逆行魔法を使用したとしようか。

 この場合、一年前まで遡りたいのと、今は日本にいる、という点は特に問題ではない。ただ、二つ目の条件――三年前から昨日まで別の世界にいた、という条件が、『移動先は、同一世界内における指定した時間軸分岐点のみ指定可能』という制約にもろに引っかかる。

 つまり、指定した時間においてこの世界ではない、別の世界に肉体が存在していたがために、遡ったところで『精神と各種記憶』が宿る肉体がない。消滅するのみである。

 では、『一年間』ではなく『四年間』だったらどうだろうか。

 確かに、『三年前から昨日まで別の世界にいた』ことに変わりはないが、四年前はまだ日本、ないしこの世界に存在していたということになる。

 『精神と各種記憶』が宿る肉体がある、ということだ。

 であれば、例えその間にこの世界に存在しない時間が含まれていたとしても、遡行は可能となる。

 もっとも、だからと言って召喚される前の状態まで戻る、という気は、俺達にはない。

 なぜなら――向こうの世界において、魔法とは、肉体ではなく精神――より厳密には、魂に宿るものだったからだ。

 一年前まで戻ったとして、魔法のことを隠し通せる気がしなかったのだ。

 そして何よりも。

 俺が()であるときにしか本領を使用できなくした、正体不明の『干渉』は、こちらの世界で発生したものだと女神は言っていた。

 あの、アメシストの形をした何かの干渉。そのことがあるから、むやみに遡ったりなどできようもなかった。

 ただでさえ、女神の力をゆがめて、女性でしか力を使えなくしてしまうような、危険極まりない干渉だ。それをもう一度受けたら、どうなるか分かったものではないから。

 最悪、あちらの世界で培った『経験』が、全部無意味なものになってしまうかもしれない。それだけは、いやだったから。

 だから、私はたぶん、三人が遡行を選んでも、自分だけは遡行を選ばないだろう。

 もっとも。その場合、私の存在する時間軸がどうなるかなど、まったくわからないから、そのあたりも不安材料なのだが。

「んで、昨晩帰ってきて以降は――多分、義母さんからすでに聞いている通りだと思います。しいて言えば、認識阻害と身体強化の魔法を自分たちにかけて、猛スピードで移動したくらいですね」

「それは――ちょっとまずくないかしら。もし街中の防犯カメラとかに映ったらどうするつもりだったの?」

「その心配はないよ。あっちの世界で、スマホで試したけど、認識阻害使ったらカメラにも映らなくなったから」

「そう――つまり電子機器にも映らなくなるのね。……それはそれで、なんだか怖い話ではあるけど……くれぐれも、悪用だけはしないでよ?」

「それはもう」

 向こうの世界でも、認識阻害の魔法はよく犯罪に使われていたし。

「それならいいんだ。……辛い目に遭ったな。よく頑張った。お前らは俺達の誇りだ」

「父さん……ありがとう……」

 秀樹の両親を筆頭に、俺達の親たちは誰も、俺達の話を嘘だとは判断せず、信じてくれたようだ。

 誠心誠意話した甲斐があった。どうせ信じてくれないだろうと投げやりにならずにいてよかったよ、本当に。

 あとは、柚葉に感謝だな。彼女も、あれで普段は引っ込み思案なところがあるから、こうして面と向かって人々に自分が抱えていた秘密を打ち明けるのに、かなり勇気を要したことだろう。

 埋め合わせ、必要だな。


 話が終わった後は、それぞれの家庭ごとに一室、客間をあてがい、水入らずの時間を過ごした。

 俺達、島村家の場合はリビング――ではなく、俺の部屋で、だけどな。

 これでも大富豪の豪邸だからな。無駄に館がでかい分、客間や家族の部屋は相応に広く作られているのだ。

「……ふぅ。改めて、お疲れ様、陸君」

「全員の前でスピーチをするなんてこと、まだそうそうないことだろうからな。貴重な経験だっただろう」

 まぁ、それはそうだったけど。もう少し、違うコメントがあると思うんだが……。

「そんなことより、私としては知らない間に陸君が女の子になっていたことが何よりも驚きだったわ。かわいいというか、綺麗というか……高校生時代のお姉様を思い出したわ。あの頃のお姉様そっくり。ねぇ、もう一度、あの姿になってみない?」

「え? まぁ、いいけど……『肉体変化(シェイプシフト)』。……これでいいのかな?」

「えぇ……本当にそっくりだわ。……本当、に……」

 あぁ、義母さんが泣き出した。

 これはあれかな。悠里としての私の姿を見て、記憶の中に残っている義母さんの顔と重ね合わせた感じかな。

 まぁ……まだ、数年前と言えど、母さんの死は、義母さんにとってもまだ記憶に新しいからな。

「……その姿。私も、少々気にはなっています。どっかで見た気が、するんですよね……どこだったでしょうか…………」

 一方で、柚葉は何か、気になることがある様子。

 しかし、なかなか思い出せないようで、しまいには『まぁ、思い出せないということは、しょせんその程度のことでしかないということなのでしょう』と潔くあきらめる始末。


 ちなみに、『肉体変化(シェイプシフト)』の魔法を使うと、衣服も前回その性別の時に着用していた物に切り替わる。

 まぁ、あちらの世界で悠里として活動するときは、大抵警戒が必要だったり、そもそも最初から戦闘になることが分かり切っている場合だったりと、戦いのための装いが必要なケースが大半だったからなぁ。

 だから、大体私でいるときはいつも今着ている衣服――柚葉が変身した時のドレスとはまた意匠が違う、魔法少女チックなヒラヒラドレス――を着用していた。

 この衣服も、薄紫色の布地がメインに使用されていて、かなり可愛らしいデザインになっているが――存外に、外側からの衝撃を吸収してくれるし、魔力による攻撃に対しては無類の防衛力を有している。

 なにやら、あちらの世界の女神様でも解明できない、こちらの世界のナニカが絡む不思議パワーで守られているらしいが――まぁ、使えるものは使ってしまおうというスタンスで、結局最初から最後までこのドレスを着通してしまったのは、私達の秘密だ。

 義母さんや柚葉にばれたら、何を言われるか分かったものではないから言わない。


 ――閑話休題。


 しかし、どこかで見た記憶がある、ねぇ……。

 私としては、このドレスには私を性転換させた不思議なナニカが絡んでいる様子だから、できればその謎を解明したい。そういう意味では、どんなに些細な情報でもいいから、思い出してほしいものなんだがな。


 とはいえ。レストアフェアリィに変身した柚葉が、全然柚葉には見えなかったことから、もしかしたら魔法少女という存在には少なからず、認識を阻害する超常的な力が働いているのかもしれないから、それが彼女の記憶にふたをしているのだとすれば、思い出せないのも無理はない話だろうけど。



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