レインマン
「電気コンロ」
猫が欲しい。
お前が欲しい。日曜日。気だるさを共にしたい。
お前が欲しい。電気コンロが壊れた。
お前が欲しい。
猫が二匹、オスとメス、お前が欲しい。
「妙に」
作られた食器にメジャー挑戦。さようなら。映画館の全員へ。いつものおごらない俺が焼き飯、作った。
「クラッチ」
第37代。チャンピオン。緊迫。我々に味噌をくれ。
鏡を見て、思った。薬剤師のお姉ちゃん。
イイ女。葡萄でも食うか。
「車窓」
鳥取行きの特急に乗って、横の席に座る、おばちゃんを見て、思った。
この車内、何台、カメラがあるのだろうか。浜田さん。あんた、伝書鳩、知ってるか。
「存在」
ステゴマになった翌日、野菜ジュースが飲みたくなった。
ここは、冥王星じゃないんだな。勘違いが俺を成形する。リモートコントローラー的に。
「大丈夫」
ここにいて。大丈夫だから。俺、くたばらねぇよ。
五階から目薬。終わる前に笑い飛ばせ。ツマヅイテハジキダセ。八千代に。
「事務所」
香とキスした事務所。
タバコの香り。あいつ、きれいな目をしてた。ジュースを補充する前に。
「レッドホワイト」
そりゃ、覚悟もしてますよ。全てが揃う覚悟も。大胆に必衰。虚弱。きゅうりは食えないですが。
「あの時、読んだ、キッチン」
神戸発の列車。キッチンを読んでた。言葉の不思議さに泣けた。
俺、不器用に生き様。仁義なきトップは自殺した。親分さん。もうすぐ、宿に雪化粧。
「キレイに」
さよならのキマグレ。宇宙に拳銃。作詞、誰か。作曲、誰か。もう、誰にもトメラレナイ。
「人生」
人生ってなんだ。一打同点。待て、ペナルティに膝枕。
お前の香りに愛をください。
人生。二国沿いのドライブインでキスをした。
逆転の逆転。お前はきれいになった。俺は、不覚にコーヒーこぼした。
「ここから」
致命傷。痛いところ。池内陽子を聴いて、昼寝しようか。
いい曲だ。ラップタイムは俺の方が上。池内陽子の君が代を聴きたい。
日本国。ここから、いい曲だ。イマジネーション、全てから、全てが始まるように。
ここから、恋する惑星。お前の首のほくろが好きだった。
チャイム。信用できない詐欺師は坊主。ああ、ドーナツショップに行ってみたい。
焦らず。やれよ。どこまでも。女優の喧嘩に荒くれ者。
もう、時間だ。
行こう。軽く弾め軽音楽部。だから、今は国際線。そんなバカなことはない。走れ稲妻、恋をせよ。
天使、煙たいこの時を。俺は、シカバネ、消しに行く。フィクション作家に一期一会。
さようなら。お前の声を。。。