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一度、手放す僕の考えは意外なところで繋がる。

作者: 七瀬





___僕は、かなり神経質な性格らしい!

・・・難しい事は、分かんないけど?


___今ある! その気持ちがモヤモヤすると、、、。

ずっと、考え込むタイプのようだ!



___誰かに、相談する訳でもなく! 自分一人で解決しようと悩み続ける。

でもさ? 答えも見つからないから、頭の中はずっとその事で頭がいっぱいだし!



それがまた、ストレスになるんだよ!

でも? 考えないという選択もないんだ、、、!!!


考えないようにする事が、またストレスになるからね!




・・・そして、僕は今ある! “悩みを”放置する!

考えない時間を作る事にしているんだよ。


テレビを見たり、本を読んだり、お菓子を食べたりして無駄な時間を作ると。

案外、どうにかなるモノだ!



【あんなに、考えていた悩みなのに、もうどうでもよくなってきた!】



___そう! 考えても答えの出ないモノを考えているからだ!

案外、“どうでもいい”が正解の答えなのかもしれないと僕は思う!







___僕の名前は、『新澪寺 真斗』28歳、工場の仕事をしている。



僕の悩みは、毎日尽きないんだ!

次から次へと、どんどん増えていく。



なくなる事のない、悩みがいつも波のように押し寄せては引いていく。

・・・でも? 僕は、どこかでそれを楽しんでいるのかもしれないな!


【悩んでいる自分に酔っている。】



ナルシストなのか? そういう自分が大好きなんだ!

でも? 人間である以上、悩まない人間なんていないと思う!


悩んで当たり前! 悩まないのは、サイボーグだ!

人間じゃないから、悩まない!


動物だって! 狩りをする時、悩むんだよ!

悩んで! 当たらり前じゃん!!!



___僕の考え方は、、、?

ネガティブのようで、ポジティブだ!


黒白こくびゃくを争う。

誰でも、どちらかに決めたいモノだ!


___だって! それが人間だもの!




___そんな僕に、愛の手を差し伸べる彼女がいたんだ!

彼女の名前は、『井野 和多音』21歳で僕と同じ工場の仕事をしている。



___和多音ちゃんは?

天然というか? 急に突拍子のない事を言ったり、行動に移すんだ!



僕も周りにいる人達も、みんな彼女にヒヤヒヤさせられる!

・・・でも? それは同時にスリリングも味わえるという事なんだ!



・・・例えば?

会社の人たちが集まって、仕事の不満や改善点を話していると?

急に、和多音ちゃんが立ち上がって! 一人で何も言わずに部屋を出て行き。



戻って来ると? 社長も一緒で、、、!


『___先程、井野くんから詳しい話を聞いたよ! もっとみんなで会社を

よくするためにも、みんなの意見を聞かせてほしい! みんなの不満や仕事

の改善点を踏まえて、みんなの考えを取り入れて行こうと思う! みんな、

いいかな?』

【・・・は、はい!】





・・・はじめは、みんなもポカーンとしていたのだけど?

会社がどんどんよくなっているのが目に見えて分かるようになったんだ!


今では、彼女のおかげで仕事もしやすいよ!








___時々ね?

僕の放置していた悩み事を彼女が、意外な方法で繋がって、解決してくれた

時があったんだ!



___ひょっとして? 

和多音ちゃんって! “スーパーヒーロー”なんじゃないかと僕は思うんだよ。




最後までお読みいただきありがとうございます。

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