花川加奈子の周辺
花川(蓮華院)加奈子…愛称は加奈。作家志望の平凡な女性。後にプロデビューする。
蓮華院秀虎…蘇った戦国武将。愛称はヒデさん。加奈子の夫となる。書店員。実は「最後の斉王」田横の遠い子孫(田横の息子が徐福に連れられて日本に渡った)。
蓮華院虎之介…加奈子と秀虎の長男。
蓮華院奈々…加奈子と秀虎の長女。
蓮華院ジョン太郎…蓮華院家の愛犬。白いオスの雑種犬。名前の由来は秀虎の戦国時代での通称「舜太郎」。
蓮華院トム次郎…蓮華院家の愛猫。黒いオスの雑種猫。名前は兄貴分ジョン太郎に合わせて付けられた。
花川倫…加奈子の従弟。
花川美佐子…倫の母。加奈子の叔母。歯科医。ホラー映画が大の苦手。当人曰く「ホラーは性悪説に基づいているから嫌い」。
桐野小百合…倫の恋人、後に妻。愛称はサユ。ケータイ小説を書いている。
不動涼子…加奈子の幼なじみで親友。愛称は涼ちゃん。長身のクールビューティ。
厚田恭介…涼子の婚約者。愛称は恭さん。
樽川若菜…加奈子の幼なじみで親友。愛称はワカ。ロリータファッションブランドの店員。レズビアン。
樽川るい子…大物作家。バイセクシュアルの未婚の母。若菜の母。
志美順子…加奈子の高校時代の担任教師。るい子の親友。
茨戸さやか…漫画家。若菜の恋人。レズビアン。愛称はバラちゃん。
親船正章…美容師。いわゆるオネエ系のゲイ男性。さやかや果心の飲み仲間。愛称はマーちゃん。
呂尚…謎の老紳士。太公望。字は子牙。「人類の進化を司る神々」の一人。春秋時代の斉公室の始祖だが、子孫たちを見捨てて、田氏一族に国を奪わせた。
ブライトムーン(ブライティ)…呂尚の弟子。アガルタの精霊。本名はブリジット・スミス。
果心居士…淮陰侯韓信の息子。本名は韓毅(もしくは井桁毅)。普段はスタジオミュージシャンの仕事をしている仙人(?)。アガルタの精霊の一人で、呂尚のチームの一員。
松永緋奈…果心の恋人。アガルタの精霊。蓮華院家のベビーシッター(後に家庭教師)。可憐かつ蠱惑的な美女。
浜凛華…加奈子を憎んでいた女。留置所で自殺を図り、悪霊になって加奈子を呪い殺そうとしたが、秀虎に成敗される。
浜凛子…凛華の母。孫娘への虐待で、同居人の男と共に逮捕される。
浜凛蘭…凛華の娘。凛子の孫娘。養護施設に保護される。
花川真一…加奈子の伯父。元雑誌編集者。余市の脱サラリンゴ農家。
マティアス・博之・ホフマン…加奈子の母方の従兄。ドイツのハンブルク在住の日系ドイツ人(母親が日本人)。翻訳家。愛称はマッツ、マッさん、マッちゃん。寒いのが大嫌いで、冬はイタリアに逃げている。
紅葉山健…紅葉山不動産の社長。ハゲたら潔く坊主頭にした人。
紅葉山佳代…健の妻。紅葉山不動産の副社長。
伍子胥…諱は員。春秋時代のダークヒーロー。祟り神であり続ける必然性がなくなったのに気づいて、呂尚の仲間になった。アルマーニのスーツを愛用するダンディ。
孫武…字は長卿。子胥のマブダチ。甘党。とても「兵法の神様」とは思えないオトボケキャラ。




