木こりの家
掲載日:2025/11/20
私達は森に小屋を作り住む。
なぜ森に住むのか。もう里には住めないからだ。
何代前だろうか我等が祖先は、里を治める神の傍流であった。
神とは里に村を作る者たちの事であり。それが人が神となる方法であった。
その為には、神と戦わねばならない。
神とはすなわち、森と木と天(天候、運命)と風とオオカミと熊と猿とイノシシであったと伝わる。
更に昔はもっと多くの神がいたのだか皆忘れてしまった。皆恐るべき強敵の存在を忘れてしまったのだ。忘れ去られた神は滅んだのか?違う!滅んだものもいるかもしれないが、そうでないものは力を蓄えている。人が彼らとの戦うすべを忘れ去るのをまっている。
だから我等は森に住む。
神は言った。
「友よ、お前に辛く厳しい役割を与える。お前達は森で住み戦い続けるのだ。森にはたくさんの神が潜んでいる。里に暮らし続けては戦うすべか失われてしまう。”今”森に住みはじめねばならない。役割こそが神なのだ。」
我等は住むない森に住む。人には住めない森を人が住めるように作り変える。
里はその間に森に住む者が帰る事の出来ないように人を殺す術を磨く。
我等は神と戦い続ける。




